ナザリック?知らん私の幻想郷を壊すなら容赦はしない 作:软糖哭泣
ひとつの長机を囲むように一応各守護者として作ったNPCが、集まった。
「まず状況の整理を八雲紫。」
そう言い出したのは地獄の閻魔、四季映姫(略)。
「まず今回の事態は我々幻想郷が、未知なる土地への転移をしたと言うのがまず大きく起こったことでしょう。」
紫はそうさっきまで見ていた光景をそのまま伝えた。
「立地的問題はあるの〜?」
そう聞いたのは西園寺幽々子。
「いえ。直接的問題は無いわ。立地から我々の幻想郷が危機的状況になる事は無いわ。」
それを聞き幽々子は、目の前のお茶菓子をポリポリ食べ始めた。
「脅威はどんくらいだい?」
伊吹萃香が、聞く。
「今確認できる脅威は、せいぜいエルダーリッチやスケルトンが主よ。我々であれば問題は無いわ。」
紫は、そう伝え伊吹萃香は少し不満そうに酒を飲む。
「貴方はコレをどう思う?銀」
紫が私に聞いてくる。
「私の考えを言うならば脅威の点で1つ懸念がある。」
「…そう。それはあなたの能力で?」
紫はまっすぐと私を見つめてそう聞いてくる。
「そうだな…1つは私たちと同率いや…少し劣るぐらいの勢力が存在している。ある程度の存在は問題ないが1人危険なやつが居そうだ。まだ全容を掴めていないが存在はしているはずだ。そして2つ目は、幻想郷の結界を破られる未来と彼が目を覚ます未来を見た。」
そう言うと周りは目を見開き驚きを隠せていなかった。
「彼が目を覚ます?本当に」
四季映姫がそう聞いてくる。
「あぁ。ただ私の能力は本来の支配、記憶の能力を満足に使用できていない。それは彼が目を覚まさないように眠り歌を作る為にそれらの能力が犠牲になっているからだ。」
なぜそんな縛りを入れたのかもう忘れてしまったが、私の設定には彼(魔王)を眠らせる為に支配の能力と記憶の能力を半ば封印する様な形で使用し続ける設定を作った。
「それは知っているわ貴方が満足に能力が使えないのは。ただ私が気になるのはそれでもあのダサТと同じ格を持つ貴方が危険と判断するその根拠は何?」
少し不機嫌な顔をして霊夢が私に尋ねてきた。
「実力だけの単純な力比べなら負けない。ただ戦闘方法があまりにも効率化されている。」
私はそう言いながら髪をくしゃくしゃと掻き立てる。
「その戦闘方法が脅威になると?」
四季映姫は、続けるように促してくる。
私はコクリと頷く。
「私たちの戦闘方法は、あくまで弾幕のスペルカードのルールを準拠して行われる。私たちにとって戦いはただの娯楽。殺し合いになったとしてもその意味合いは変わらない。」
「向こうは娯楽ではないから強いって言いたいの?」
霊夢が指をトントンとさせて聞いてくる。
「いや、単純に殺し合いでも負けない。スペルカードを使わないで行えば確実に相手より上位には立つ。ただ我々の戦いはあくまで相手を認識した瞬間に行う。さらに言えば力が劣ると分かれば気にする事はない。」
「なるほどつまり」
四季映姫が何かわかった様に頷く。
「弱者の刃は時に強者には圧倒的になるんだ。それもある程度の力を持った存在が弱者を演じる事で尚強くなる。」
私の発言に紫は、考えるように扇子を広げ口元を隠す。
「私と同じように戦う可能性があると…」
紫は静かにそう言う。
「外の世界のゲームをやった事はあるだろ?あれのRTAをやってる感覚で大丈夫だ。あくまで最短そして最効率で限界ギリギリでの攻略。だが確実にクリアする。そんな戦い方が出来るやつが存在する。さすがに政治なんかやったらお手上げかもしれないがそれでも戦いにおいて私の見た所では私に並ぶ。強さではなく戦い方で。」
幽々子が目の前のお菓子を平らげ私に言う。
「つまり情報戦って事ね。」
幽々子の発言に皆が一応に頷く。
「できるだけ多くの情報を手に入れたい。そして向こうに気づかれない様に我々の存在は隠したい。」
紫はその発言を聞き扇子を閉じて肩に当てる。
「なら何の情報を与えずこの世界の調査をさせ上手くその敵を見つけ出す必要があるわね。」
私の発言を汲み取って紫は、境界を開きそこに顔を突っ込ませその先の何かと話をしている。
「レミリアにやらせればいいんじゃないの?」
霊夢は、そう気だるそうに聞く。
「不確定すぎてできない。」
「そう…名案だと思ったんだけどなー」
不満そうに紫がスキマから出てくるのを待った。
「一応調査できそうなのは見繕ったわ。」
そう言ってスキマから顔を出す。
「事情を説明せずに協力したのは射命丸文。霧雨魔理沙。の2人ね。馬鹿で助かるわ。」
紫は、そう毒を吐き霊夢に睨まれた。
「じゃー私から妖夢を貸してあげる〜咄嗟の判断はよくできる子よ〜」
幽々子からも妖夢を渡され
「人がいても目的を言えないんじゃ意味ねーな」
萃香がそう言ってくる。
「その点は問題ない。私の配下の飼ってるのに便利なのがいるからそれに私が精神移植して行動する。」
その発言を聞き霊夢がまたゴミを見るような目をして。
「あんたいちいちグロいのよやってる事。…はぁその精神移植した存在はどのぐらいの格になるの?」
霊夢としては銀の格が隠せなければ作戦は何の意味をなさないと感ずいている。
「格がどうこうというのは分からないが少なくとも見ただけなら妹紅と同じくらいの実力と思うんだと思う。」
そう言うと霊夢はそのまま机に突っ伏し。
「我らが創造主様は、頭が弱いのか…妹紅も実力者よ…まぁでもそのまま出て見た存在全員を発狂させるよりマシか…」
霊夢がそうブツブツと言っているが会議は、問題なく進み。
翌日
「では、行くとしましょ。皆さん。」
私の発言を聞き射命丸文、魂魄妖夢、霧雨魔理沙が結界の外に出る。
ちなみに私の姿は本体とは違い金髪になっておりかなりの幼女。
3人ともとりあえず私に従えって言われているため疑問に思っているが文句も言わずに従っている。
「所であなたの事はなんと呼べば良いのですか?」
文が私に聞いてくる。
「ブレナンとでも呼んでちょうだい。」
まぁクトゥルフの名前の由来の著者の名前だがそうわかる人はいないからいいだろう。
「ブレナンですね。わかりました。」
妖夢が頷く。
「所でブレナン?私達は一体どこに向かってるんだぜ?」
魔理沙が私に質問してくる。
「冒険者ギルドと呼ばれる所よ。」
ここに来る前にある程度の知識を身につけ何回か作り上げた時空に現地人をかっさらって言語と価値観を身につけた。そこで行き着いたのが冒険者として活動するという事。最前線の状況は先にお偉いさんに通るが解決などの為に冒険者の方が情報は届く。その為、冒険者として活動するのには大きな意味合いがある。
「へー。なんか冒険って聞くとワクワクするな!」
魔理沙は、二カーと笑って文は、カメラで私をパシャパシャとり妖夢は刀をカチカチさせている。
(人選間違えたかもしれない。やかましすぎる…)
一抹の不安を抱えながら私達は初めの街リ・エスティーゼ王国の冒険者ギルドの門を叩くのだった。
冒険者の時の姿はFGOのアビーです。口調もそっちに引きずられて変わっています。