ナザリック?知らん私の幻想郷を壊すなら容赦はしない 作:软糖哭泣
アインズside
「アインズ様如何なさいましたか?」
アインズはシャルティアを復活させた後あの戦闘した場所の違和感を感じていた。
「いや私の杞憂であればいいんだが…アルベドよ私が2回目にシャルティアと相対した時あの土地に違和感を感じなかったか?」
アインズの質問に真剣に考え込み。
「申し訳ありません。その場にいなかったと言うのもありますが、目立った違いは感じませんでした。何か違和感がありましたでしょうか?」
アルベドは何度も見返したあの映像に違和感を感じずにアインズが違和感を感じた事にその場の魔力などに違いがあったのではと考えた。
「いや魔力というより土地が恐怖していたと言うのかなんと言えばいいのか…端的に言えば1度大規模な破壊がされた様に思えたのだが…」
土地の盛り方簡単に言えばフィールド変化が起こったように感じた。ゲームで例えるなら落し物系のアイテムの落ちている場所が違ったり、レースゲームのコースが左右反転されている。そんな違和感があの土地にはあった。
「アルベドよ。少し気になる。もう一度あの森を調査してくれ。ただシャルティアがあーなったばっかだ様子を見てできる時に安全を確認しながら行ってくれ。」
アインズは、何も発見されない事が無い事を願いアルベドに命令を出す。
「了解しました。周りの安全を確認し部下を手配し調査します。」
アルベドは、膝を付きアインズに従う。
幻想郷side
「クソクソクソクソクソ!!」
クレマンティーヌは、何とか生き残り逃げていき気づいたら見知らぬ土地にいた。
「何なのあのアンデット!」
殺されかけたことへの恐怖で思い出すだけで失禁しそうになる。
「あら?迷い人?こんな事になっても幻想入りすることあるのね…」
クレマンティーヌの前に現れたのは紫だった。
「あんたここが何処か教えなさい!」
高圧的にクレマンティーヌは、紫に聞き紫はその様子を一瞬ゴミを見る様な目で見た後笑顔で向き合い。
「ここは忘れ去られた土地幻想郷。幻想郷は、貴方を歓迎しますよ。」
扇子で口元を隠しクレマンティーヌの前に出て着いてきてくださいと道案内をする。
(ふっ。意外とお人好しなのかしら。道案内とここの情報を聞いたら殺して、目をくりぬいたら…)
そんな風に考えながらクレマンティーヌは、紫を虎視眈々と狙う。
(…気づいてないと思ってるのかしら?隠しきれない殺気は、私達にはバレバレよ…でも外の情報は欲しいわ…とりあえず歩きながら情報引き出して後は別の子に任せましょ。そういえばへカーティアが外の人と喋りたいとか言ってたわね…どういう風の吹き回しか分からないけどある程度聞いたらそっちに回してしまいましょ…)
そんな風に紫は、クレマンティーヌの秘密と公開の境界と口に出すと口に出さないの境界を操り彼女から、情報を聞き出して行った。
「ありがとうございます。おかげで色んな情報をしれました。では、私はこの辺で」
そう言うと紫は、クレマンティーヌの足元にスキマを作りへカーティアの元へ彼女を落とす。
「はっ!?っ!!あんたなにしてん…」
そう言いながらクレマンティーヌは、ある少女の前に出る。
「あっ?おいそこの変な服!」
クレマンティーヌは、目の前にいたTシャツの少女に話しかける。
「あら貴方。私とは会ったことないのにそんな暴言を吐くのね。確かに人間は欲しいと言ったけれど貴方はいらないわ…」
へカーティアは、そう言いながらクレマンティーヌを見下ろす。
「何言って…」
次の瞬間、クレマンティーヌの腕が消え失せる。
「は?なんで何もされてないのに…」
クレマンティーヌは、あまりの出来事で混乱する。
「貴方は私の服を貶したわ。強者でもないただの人間のくせに。なんかムカつく。」
へカーティアは、そんな風に語る。
「あんたがムカつくなんて知らねーよ!」
クレマンティーヌは、後ろに後ずさる。
「えぇ、そんな理由よ。貴方はそんなくだらない理由で殺される。そんな風に気分で殺される。ただそれだけの理由で…」
「だから!」
クレマンティーヌは、次に足を失う。
「貴方はもう助からない。私の攻撃が最早見えてない時点で勝負にすらならない。この程度なら私は寝ていても勝てる。魔法も能力も必要ない。ただ呼吸するのと何にも変わらない労力。残念ね。幻想郷では初めに会った人で助かるか助からないかは、大きく変わるわ。」
へカーティアは、そう言って大きく欠伸をする。
「あの女!」
クレマンティーヌは、自分をここまで案内した紫に怒りを覚える。
「死ぬ前に教えてあげるわ。貴方は紫にも良いように使われたわよ。気づいていないかもしれないけど貴方は境界を操られてまるでそうであるかのように自分から情報を吐き出していたわ。」
へカーティアの発言にクレマンティーヌは、自分の喋った内容を思い出し。頭を抱える。
「なんで?」
そこには自分がどう思っているかなどから国家機密に至るまで全て。
「私達は一人一人力がある。その力で良いように扱われただけよ。まぁこれ以上知っても意味ないし。」
そう言って目線をクレマンティーヌに向ける。
「まっ」
クレマンティーヌは必死に命乞いをしようとするが、
パッ!
「あれなんか言おうとした?」
その続きを聞く前に血すら残らずこの世界から完全に消失した。
「まぁ良いわ。」
へカーティアは、時計を見てお気に入りのテレビが始まる時間になりさっき起きたことはまるで蚊を潰した後のようにどうでも良くなりすぐに忘れテレビを見ながら大笑いしていた。
「さてと…国家機密を持ってるなんて当たりだったわね。後でこれを会議で話して。後は別働隊を作る必要がありそうね…銀が妖忌達を使って何かするみたいだけど私達も何かしないと…そうねどうせなら銀が全力で戦えて彼女にとって住みやすい世界にしてしまおうかしら…まぁそんな事しないとしても確実に安全を作るなら大量のプランを同時にやる必要はあるわね……藍。」
紫は、扇子を2回掌で叩き呼び出す。
「お呼びで紫様。」
藍は、紫の隣にちょこんと立つ。
「その資料をその紙に書いてある子に渡してきて欲しいの。あぁあの竹やぶには置くだけで良いわ。それとこれをその竹やぶには、置いといて。」
紫は、ちょろちょろっと紙に何かを書く。
「これは、【偽りの地にて、月は暗く、光さすことなけり。】ですか…これはどう言った意味で?」
藍は、紫の紙を半分におり渡された荷物に括り付ける。
「何そのままの意味よ。この地ではダメかもしれないけれど外に出るとそこには偽物の月がある。ただそれだけよ。」
紫の言ってる事に頭を捻りそうですかと一言告げ。そのまま家を出て行った。
「幻想郷では月との確執は残ったまま。それはあっちの地球ではそうだった。けど、ここはユグドラシルの世界。外に出さえしてしまえば月の干渉を受けない。月の民。特に彼女たちを引張れれば戦力として大きく変わる。」
紫は、永遠亭の人物を思い浮かべ小さくほくそ笑む。
「後はフランからの連絡を受けるだけね…」
紫はそうつぶやき煎餅を片手に庭から外を眺めていた。