ナザリック?知らん私の幻想郷を壊すなら容赦はしない 作:软糖哭泣
聖王国
「あぁ。彼の神をこの地に…」
フードを深く被り誰にも見つからない様な地下室の中ひっそりとその集会は行われる。
その目には一切の曇りもなくだが怪しくそして正気とは思えないほどの狂気に満ちていた。
その中心にいる人物は更に狂ったような目でひたすら信者に説く。
「この地で信じる神はまやかしだ。我らの神は全ての神をも凌駕する。彼の神に謁見した。その恐ろしくも美しい神は我に神命を下した。真の世界を取り戻す為に信者を集めよと。その為に神は我に力を与えてくれた。」
そう言い教祖は1本の触手を取り出す。
その触手をみて信者は、更にその視線を熱くする。
「さぁ我らは偉大なるーーの下僕。さぁ祈るのだまやかしの神を信じる愚かなるこの地を偉大なるーーに支配させるために!」
「「「「「「「いあ、いあ」」」」」」」
神を崇拝するその単語の後信者は賛美歌を歌う。
その異様な光景はおそらく見た者すべての精神をすり減らす光景だろう。
「「「「「「うとぅ うへえ なふるうふ…」」」」」」
狂信者達の集会はまだ続く。
かなりの月日が経った。
銀達は冒険者としてある程度の情報を収集しつつモモンと呼ばれた冒険者がこの世界で異質であると結論づけた。
その後はできる限り活躍を抑えそれでも早いうちにミスリル級冒険者となり内部の情報をかきあつめる。
「近いうちに帝国と戦争するそうだぜ。」
魔理沙が酒場の端っこで私に言ってくる。
「そう。でも私に言いたいのはそんな事では無いでしょ?」
銀(ブレナン)は、魔理沙の次の言葉を促す。
「どうも相手にいるのがアインズ・ウール・ゴウンって言うやつなんだってよ。」
魔理沙がその名前を出し妖夢が反応する。
「そのアインズなる物は強いの?」
妖夢は刀をカチカチさせながら魔理沙に聞いている。
「分からないが帝国の王様がわざわざ言うぐらいだ。実力を測りたい気持ちぐらいはあるんじゃないか。」
魔理沙は頼んでいたサンドイッチを口に頬張りながら言う。
「我々は、今回の戦争参加するんですか?」
文は、銀(ブレナン)に質問する。
「いや。1度雲隠れしよう。無駄に争いごとに首を突っ込まない。我々の里に脅威が万が一向いたら困る。もし何かしらの間違いが起きた時。里が制御されるか分からない。」
銀(ブレナン)は、幻想郷と呼ばれる土地が何処かと関係を持つ事を酷く嫌っている。幻想郷とは、桃源郷。全てのしがらみがあってはならない。だから外部の敵も味方を作りたくない。
もしやむを得ない場合は幻想郷の全てを使ってでもその里に関わる事の愚かさを知らしめていかなければならないと考えていた。
「ではしばらくモンスター達の死体はお預けですね。いい記事になったんですけどね。」
文は、少しガッカリしながら仕方ないといい。酒場を後にする。
幻想郷
「これは…」
「まずいわねー」
「予想してなかったわ。」
霊夢、幽々子、紫は、外の様子を見て顔を引きつかせた。
「まさか戦場が私たちの転移させられた荒野なんて思わないでしょ。」
霊夢は、最悪と言いながらお茶をすする。
「銀達が調査してくれたからおそらく結界は大丈夫なはず。」
紫は、調査された程度ならね。と、言う。
だがその思惑は外れた。
戦場
「さぁ!子山羊たちよ。蹂躙せよ!」
アインズ・ウール・ゴウンは、一撃で王国の戦力を削った。
そしてその魔力操作は、幻想郷の結界に1秒だけ揺らぎを与えた。
「!なんだあれは!」
アインズは、驚いたようにカッツ平野にいきなり現れた緑のある里に目をやった。
「いえ!我々はあんなもの知りません。」
帝国の兵士はアインズの声に驚き一心不乱に否定する。
そして帝国、王国、そしてアインズは、初めて邂逅した。
幻想郷に存在する外なる神を。そして幻想郷に存在する強者達を。
「私の許可無く我が里に無礼を働いたのは何処のどいつだ。」
宝石のような目を持つ黒髪の女がこの世のものとは思えないほどの異質な空気を醸し出す。
<あーーーーーーー!るよねのとめのててこててこねんこてんこー!>
何人かが、その姿を見て発狂もしくはそのまま絶命している。
<おいしいおいしいオイシイオイシイOISHIOISHIしいイオいしおい>
<ダレアレおーれ、あーねよ死ぬ殺せ私殺す私ワタシワタシたわさ>
ある者は土を無心に食べたり、仲間を攻撃したり。自分を攻撃したりとたった1人の女が現れた事によって
一気に戦場の様子は狂気に満ちていた。
「本当に手癖が悪いにも程があるわね。幻想郷は全てを受け入れます。でも幻想郷を傷つけるのは許しません。」
金髪の女は扇子で口元を隠し傘をクルクル回しながらアインズそして王国の方を見る。
「お前たちは我らに手を出した。その代償はお前達で払ってもらおうか。この世界全ての命を持って。」
宝石の目を持つ女はアインズを、じっと見ながらそう言う。
「手始めにここにいる兵士達には皆死んでもらおう。なぁ萃香?暴れたかっただろ。好きに暴れていいぞ。」
手でクイクイと呼び寄せるとそこには2本の捻じれ角の少女が立っていた。
「へぇーあたしがやっていいのか?」
鬼の少女は、腕をポキポキ鳴らしながら。
「少しは歯ごたえがあればいいんだがな!」
そう言いながら手始めにアインズの召喚した黒山羊を1匹殴り殺した。
「まずは、1匹!」
暴れ始めた萃香を横目に紫が言う。
「ではせいぜい自分達の行った愚行を悔いて置く事ね。」
それだけ言葉を残すと2人の女は目ようなスキマの中に消えていき気配が消え鬼だけがのこった。
「さぁー宴の始まりだ。」
鬼の蹂躙が始まる。
「どうだった!かっこよかったでしょ!」
銀は霊夢に自慢するように感想を聞く。
「あーあーうるさい。わかったから。早く次の対策を組みなさい。全く結局力技になるんだから。」
霊夢は、はぁーとため息をつく。
「まぁーいいじゃない。他の子たちを納得させるにはこれが一番よ。」
幽々子は、他の子と言いながら興奮している低級妖怪達を見る。
「結界で守っていたのは私達だけに限った話じゃなくて外の世界も守っていたのにねー。少なくとも危機感を持ってもらわなきゃ直ぐに死んでしまうので今回のて演技は良かったと思うは銀。まぁそもそも何処かと手を組むなんて考えてないし。少なくともあのアインズとかいう奴は純粋に嫌いね。」
紫は、珍しく饒舌にまくし立てる。
「へー紫が誰かを嫌うなんて珍しい。」
銀は紫嫌がる顔をパシャパシャ文からもらったカメラでとる。
「あれは、流れでそうせざる負えなかったただの凡人よ。まぁ。戦闘スキルはあるでしょうけど」
紫は、銀のカメラをチョップで壊しながら答える。
「確かに問題はあのアインズとか言うやつだよねー戦ったら純粋に強いよー」
銀は、アインズに自分と近いものを感じ強い警戒心を露わにする。
「まったくやる事が増えて嫌になる。」
霊夢が悪態をつく。そこにすかさず銀は魔理沙から貰ったキノコを霊夢の口にぶっ刺す。
「何すん…」
霊夢が文句を言おうとしたが、その前に銀が伝える。
「大丈夫。私が幻想郷も皆も守るから。」
銀のその発言に霊夢は、何も言えなくなりそっぽをむくのだった。
何時までも本編が進まないのはつまらないかなと思ったので駆け足てふたりが関わりを持つところまで書いていきました。
ちょっと駆け足すぎたかなとも思ったんですが冒険者編長くやってもたいして面白くないんで全カットしました。