とある聖槍の人理保存 作:ネシエル
雨は晴れ、
道中で何一つ障害はなく
ここまで、たどり着くことができた。
怪しい天気だったのにかかわらず
何事もなく無事にここまでたどり着くのは奇跡だ。
「これで輸送任務は完了しました」
「ありがとうございます。」
タブレットに電子判子を押していれば輸送完了。
未来の科学は常に凄まじいスピードで進化する。
初めてそれを触れたときは驚愕したのはよく覚えている。
「ねえ、お嬢さんたちッ。
後でお姉さんと一緒にランチにでも行かない。」
「こら、ドクターフェイト。
この後、大事な会議があるから
こんなところで油を売らないでさっさと行け。」
「え、ケチ・・・」
「あ、はははは」
ここは、日米の共同して聖遺物を研究する機関。
今ここで、最も需要な輸送計画が行われて、
無事にたどり着いたした。
「道中でノイズに襲われることもなく無事についたのも
あなたたちシンフォギア奏者のおかげですね」
ソロモンの杖。
世界各地に出現する正体不明な大災害。
それを、自在に召喚し操ることができるのが
このソロモンの杖。
これを、解析することでノイズのことがより一段
分かるかもしれない。
「いや、それほどでも」
「いやいや、あたしたちは何もしていないが」
「そういえば、あなたのお名前は」
少女、立花響は気になったのだ。
聞き覚えある声、強く頼もしく
だか、それは、どこから。
「私?、私の名前は女神フェイトです。」
「フェイトさんですか。」
「そうです。あなたにお会いできて光栄です。」
「え・・・」
「立花響。月の落下を阻止し、世界を救った大英雄。
そんな、すごい人に会うのも当然です。」
ルナアタック。
それは、約三ヶ月前、世界を震撼させた巫女フィーネによる月への攻撃。
神代の言の葉である「統一言語」を求めたフィーネは、
「バラルの呪詛」にて人類の相互理解を蝕む監視装置「月」の破壊を目論むが、
三人のシンフォギア装者たちの活躍によって阻まれる。
立花響、雪音クリス、風鳴翼。
三人の奏者のおかげで世界は救われたのだ。
「いやいや、それほどでも。
えへへへ」
「こら、調子に乗らない。」
調子に乗った響の頭を
手を使って殴り込み。
「それでは、私はこれで。」
「まだ、会いましょう。」
手を振り続けてお別れの合図をして、
足をふらふらしてそのまま、研究室に向かった。
その後、研究室は大爆発に見舞われた。
△▼△▼△▼△
「ガングニールだと!?」
今、特異災害対策機動部二課は危機的状況に頭を悩ませている。
マリア・カデンツァヴナ・イヴ
世界的な歌姫であり
あの謎の歌姫タイプムーンには一歩劣るが
それに匹敵するほどの人気がある
翼とのライブが終わったマリアは黒いガングニールを纏い、
それに伴いカメラに向けて全世界への宣戦布告、
そしてノイズを操る謎の力。
さらに、彼女たちはフィーネを名乗る組織に配属し
その身に宿す力は本物であり、
今、舞台上で二課の誇る装者、風鳴翼は
マリアの黒いガングニールによって追い詰められている。
数か月前。風鳴翼は他のシンフォギア奏者と
共にルナアタックを防ぎ英雄となったが、日本政府の意向により
それは、隠蔽された。
それに、風鳴翼がもし、カメラにシンフォギア奏者としての顔を見せれば、
防人であることを世間に知れ渡り
彼女の夢を終わらせることを意味している。
それだけは、何があって阻止しなければならない。
だか、今から救援をしても遅すぎる。
ここは、現地にいる翼のマネージャーであり、
リアル忍者緒川に任せるほかあるまい。
そして、緒川によってカメラを停止し、
風鳴翼は歌い、シンフォギアを起動し
現在、マリアと互角の戦いを繰り広げられる。
「何をしているマリア。」
両社とも顔を上げ、
音がある方向に耳を傾けた。
強大なスクリーンに座り込み、足を組みながら下を見下ろしている。
「さっさとそいつを始末させなさい。
いつまで、私を待たされるつもりなの。」
そこにいたのは、仮面を被り
髪の毛も出さず球体のヘルメットを被り
完全に素顔を隠している女が居た。
女を判断したのは声だけど
自ずと聞き覚えがあった。
なんか、こう、懐かしいような
寂しいような
とにかく、その声は風鳴翼にとっては違和感しかなかった。
そう、あの謎の歌姫と同じ。
「何者だ。貴様は」
問いを投げても、帰ってくるのは無音のメッセージ。
その後、シンフォギア奏者が二人も出てきて
三対一という不利な状況に転がり、
敗北するのかもしれないと思われたときに
「翼さん!!!」
空から声がした。
シンフォギアを体に纏わせて、この場に来た英雄。
立花響と雪音クリス。
「ハァッ!」
「一ちょくらいな!!!」
クリスはギアをガトリング砲に変形し発砲。
弾丸は時速数百キロのスピードでマリアに向けるが
マリアはマントを盾の役割を果たし、防ぐ。
続けて響がギアを構えて腕を放つパンチも避ける。
「ハァッ!」
マリアのマントはまるで、自分の腕のように自発的に動き
響と翼に向けて強烈な攻撃を響は翼を抱えて避けることで窮地を抜けた。
立花響
雪音クリス
風鳴翼
マリア・カデンツァヴナ・イヴ
月読調
暁切歌
六人のシンフォギア奏者は三人組に分かれ隊列を組み対立する構図に
いや、違う。
「あら、またお会いしましたね。
立花響さん。」
「フェイトさん!!!
なぜ!!!ここに!!!」
女神フェイト、
それは、先ほど研究室で出会った人間であり爆破の影響で
ソロモンの杖と共に行方不明となった人物。
だか、そんなことはどうでもいい
例え、左手にソロモンの杖があろうと
右手にあるものは・・・
「未来・・・」
小日向未来。
フェイトに抱えた立花響の太陽だ
ヴェル博士いません。
すみません。