とある聖槍の人理保存    作:ネシエル

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桜女美井奈《再誕》さんありがとうございます。
コメントで頂いた意見のおかげでよりよいシナリオになりそうです。
全話のアルトリアが今の君を見つめるか悲しむよという部分は変更されました。
ぜひ、見てください。



第十二話 道しるべ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…… き 、しっか……、立花!」

 

 僅かに耳が機能する中で聞こえる。

 微かな声。

 

 それと同時に体は揺らされ、朦朧とした意識は徐々に覚醒された。

 意識は朦朧としている中で、何かを忘れたような気がする。

 

 確か、お花畑に居て、

 誰かと話したような感じが脳にある。

 

「私は一体」

 

 首は動けず、目であたりを見渡す。

 

 ここは、どうやら手術室のようだ。

 

 白い天井と机の上に様々な医療機器や器具が置かれ、

 手術に必要な道具が整然と配置されています。

 

 手術用の包帯や血圧計、注射器などが整然と整列しており、

 医師たちの手の届く範囲に置かれています。

 

 

 口元に違和感を感じた。

 どうやら、呼吸器を付けられ、何かの手術をしているようだ。

 

 「手が……」

 

 手の感覚はある。

 

 

 生きる聖遺物ネフィリムによって響は自らの腕を食われたことは未だに覚えている。

 その後の記憶はないが、何やら重要なことを忘れているようだ。

 

 「呼吸安定、意識はあります。」

 

手術中は、医師たちの間で静かなコミュニケーションが行われます。

 指示や手術の進行状況についての確認、必要な道具や薬の要求など、

 的確で迅速なやり取りが行われます。

 

 同時に、看護師や手術室のスタッフたちも息をのむような緊迫感の中、自分たちの役割を果たしています。

 

手術室では時折、機械の音や医療スタッフの靴音が響きますが、

 その中でも手術室全体に広がる静寂が圧倒的な存在感を持っています。これは、手術中の集中と専念を表しているようです。

 

一方で、医師たちの表情からはプレッシャーや責任感が滲み出ており、

 患者の安全を確保するために全力を尽くしている姿がうかがえます。

 

 それほどまでに自身は重傷なのかと疑問視した。

 

 

「立花。私だ。」

 

 目の横に向ける。

 自分の左手を握り、涙を浮かべながら風鳴翼が居た。

 

 

△▼△▼△▼△

 

 響の緊急治療は終え、安静するようにと医者に言われてベットの上にいた。

 

 手術が終了した後のベッドは、手術室の緊張感とは対照的な静けさと安定感が漂っています。

 響は手術から回復するためにベッドで横たわり、周囲には静かな穏やかさが広がります。

 

 痛みに感じないように麻酔を打ったので

 それが切れるまでここで、ここで入院することが決まった。

 

 その後、翼が来て

 今まで起こったことを説明した。

 

「そんなことがあったんだ」

 

「私もびっくりした。

 フェイトの槍は間違いなく私の腹を貫いた。

 死を目前に覚悟をしたにもかかわらず 、

 こうして 5体満足に生き延びたことできた。」

 

 翼が言うのには、謎のフード男が私たちを助けたと言う。

 

 そのフード男にお礼したいと言ったら、

 すぐに居なくなったとのこと。

 

「お礼がしたかったのに。」

 

「そうだな。

 いくら、怪しげな人物でも、命の恩人なら御礼を言われなければならない。

 もし、しなければ。

 防人以前に人間として失格だ。」

 

「凄いですね。

 翼さん。」

 

 高潔でかっこよくで、ちょっと掃除できないけど。

 

「うん?」

 

「私と違って信念と覚悟を持って。

凄くかっこよくて。

 私はね。争いは間違っている。

 話し合いをすれば解決することができると思ったの。

 あのライブの時にも、まずは、話し合いをしようとしたら、

 偽善者、この世の中にあなたのような偽善者が多すぎると言われた。

 未来も助けることができなくて、

 私は何で」

 

 だめなんだろうと自己嫌悪をしようとしたら。

 

「違うよ。立花。」

 

「え。」

 

 風鳴翼はそれを否定した。

 

「立花。君は凄い人だ。

 私はあなたが思っていたほど信念は最初から持ち合わせていなかった。

 最初に防人として戦う理由はただ父に認められたい。

 父の実の子ではない私は父に認められたいのために防人となった。

 当時の私は弱音で自信を持てなかった。

 その時に奏と出会ったのだ。」

 

 翼は笑いながら思い出した。

無きもう1つの翼、例え、1つの翼で飛ぶようになっても消えた傷跡はなくならない。

 

 「奏との出会いは私の全てを変えた。

 あの時に日々は楽しくてうれしくて、

 奏の存在は私の中でどんどん大きくなって

 私は奏に依存した

 防人として戦う理由も全てをね。

だから、最初、あなたが奏のギアを受け継いだことに否定的だったが、

でも、君は口ではなく行動を示した。多くの命を救った。

 だから、自分を蔑まないで。

 そんなことをしたら奏が悲しむ。」

 

「……翼さん。」

 

 わからない。

 自分がやったことは偽善なのか。

 それで、誰かが傷つけるのか。

 

 「あなたはただ、迷っただけ、

 自分は間違っていないか、それで、誰かが傷つけないのかと。

 それだけなんだ。」

 

 昔も自分が治ればおばあちゃんとお母さんが喜ぶと思ったのに、

 そのせいで多くの人に石を投げられた。

 

 自分が生き残ってしまった。

 

 わからない事ばかりだけど、進んでいこう。

 

「へいき、へっちゃらッ!

 ありがとう、翼さん。

 私、分からないことが多いけど前に進んでいこうと思います。」

 

 

「それは、よかった。

 あと。立花。

 あなたも私の悩みを聞いてくれないか。」

 

「翼さんが悩みを……」

 

「ああ、

 実は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「 複雑な感情とは 」

 

「見覚えがあるのです どこかで会ったことがある。

  でも思い出せない。何かに引っかかって、とても、大切なものなのに

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

 

「奏さんに!」

 

 

 

予想の斜め上の悩みに響は自身の記憶にある奏のイメージと

フェイトの人格像と比較する。

 

 

「でも確かに声は似ているなと思いますけど、

 そこまで、似ていないと思いますし、

 雰囲気とか全然似ていないし。」

 

 「ごめんなさい。

変なこと言ってしまったで、私なんか変だよね」

 

「いいえ、そんなことありません。

でも、確かに私も最初の時にフェイトさんと会った時

なぜか、喜んだと私も感じました…」

 

 

 

 

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