作者が休んでいる間に何が起きたのですか?
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ラピスとアンバーは村の中に入るとまさに襲われているところであった。二人はもうお互いに語ることはせずに村を襲っている盗賊たちを一気に襲いかかった。
これを見ていた盗賊の頭領は何事だと言って部下たちに対して警戒をしろと命令して略奪を中断させて戦闘の構えをした。
その時に近くにいた村人が助けてくれたアンバーとラピスに感謝の言葉を出した。
「本当にありがとうございます、おかげさまで助かりました。虫が良いことは分かっておりますがどうか村を助けてくれませんか」
するとすぐにアンバーが自信満々に村人に対して答えたのだった。
「勿論だ!その為にこの場にいるだからな、ラピス!それとできる限りに家の中に隠れてくれ、後は俺とラピスがなんとかするからさ」
「はい、私達がなんとかしますのでその間は家の中で自分たちの身を守って下さい。こう見えてアンバーと私はそこそこの腕を持っていますから」
そう聞くと村人はありがとうございますと言って他の村人たちに伝えてから家の中に逃げ込んだ。アンバーとラピスは村人たちが無事に家の中に入るところを確認した後に視線を盗賊たちに移した。
この時に盗賊の一人がもしかしてブロディア王国のアンバーとラピスじゃないかと慌て始めていた。近くに隣国の英雄である蒼の竜騎士、ブルートまでいるのではないかと恐怖で混乱していた。
それを聞いていたアンバーは本当にアイツの存在が大きすぎるだろうと苦笑いをしていた。しかし、ラピスはこれは好機だと考えてこのまま、ラピスが突撃しながらアンバーと盗賊たちに聞こえるように大きな声で話した。
「行くわよ、アンバー!ブルートが来る前に私達で片付けてしまいましょう」
そう聞くとアンバーはなるほどと理解してアンバーも続いて盗賊たちに向かって突撃した。ラピスとアンバーは民はばかり狙いをしている盗賊がいくらいても恐怖を感じずに次々へと盗賊を倒していった。
盗賊の一人がば、化け物だ!何が化け物はブルートだけと言ったやつはこいつ等も十分、化け物じゃねえかと言って逃げ出す者も現れ始めていた。
頭領が逃げるなと必死に声をかけてもそれ以上にラピスとアンバーは盗賊たちを次から次へと倒していって既に盗賊組織は半壊状態になっていた。
そうしてアンバーが得意の騎馬術で一気に盗賊の頭領まで向かい一撃で仕留めたのであった。アンバーは高らかに討ち取ったぞと声を上げていた。
これで頭領のおかげで持ちこたえていた者達も敗走して我先へと逃げ出した。それでもこの村に襲撃してきた人数の半数以上もこの場に偶然現れたアンバーとラピスよって倒されて逃げる事ができたのは2割程度だけだった。
辺りに盗賊たちがいなくなったのを確認してからアンバーとラピスは村人たちにもう大丈夫ですよと声をかけて回っていた。そうして村人たちも安心して外に出てきて二人に感謝をしていた。
ラピスにアンバーは別に気にしないでほしいと伝えていた、その後は村の修復に取り掛かったがここではラピスが私の十八番とも言えることだから任せてと村人たちに伝えた。
数時間後には完全に元通りになっていた、さすがの手際の良さに村人たちは唖然としていた。しかし、ラピスにアンバーは昔からこれが普通だと思っているので異常さに気がつけていなかった。
普通とは違うと理解しているのは古い仲だとブルートのみで二人は当たり前のことで何でそこまで驚いているのだろうと疑問に思っていた。
しばらくはここ村で助けたことで領主の貴族を通して女王に会えるようにお願いをしてみることにしようとしたら王城から来た旅人から信じられない話を聞いたのである。
それは凄腕の盗賊集団によって王城が落とされたと言うのだ、それを聞いたアンバーにラピスは信じられないと言ったが王城で何か起きたことは間違いはないと確信をした二人はすぐに出発の準備を始めた。
準備を終えるとすぐに出発をしたが村人や情報を教えてくれた旅人はあまりにも速い動きで移動してしまった事に唖然として思うことがあった。
ブロディア王国の強者ってみんなこんな感じなのかと勘違いを起こしていた。なお、別の王国もちろんブロディア王国の他の者たちでもここまで強くはありません、忘れていけないのが二人以上にやばいのが蒼の竜騎士という存在を。
二人は全力で走り抜けて普通ならば数日かかる距離を僅か半日で王城に到着した、流石に息が乱れて戦闘が難しいと判断したので二人は少し呼吸を整えてから王城の様子を観察していた。
アンバーとラピスは確かに賊が王城にいるのが肉眼が確認できていた。普通の人ならば点に等しいほどの大きさを肉眼で確認していた。これは昔から熊や害獣などを見つける為に習得してしまっていた。
するとアンバーがとりあえず左右から侵入して賊を倒していくのはどうかなと言うとラピスはそれは作戦じゃないわよと呆れていた。
しかし、作戦が無いのもまた事実と感じたラピスは仕方がないからもうすぐに空も辺りも暗くなるので闇に紛れて侵入することになった。
しばらくして辺りが暗くなり侵入を開始していた。二人はいくら王城を制圧出来たからって油断すぎていると考えていた。でも本当のところは油断などしていなかったのである。
賊たちは敵の救援がいつ来ても対応できる様に厳重に警備をしていた。それこそ元々のフィレネ王国よりも厳重警備だった。
しかし、賊たちも運がなかったとしか言えなかった。何でも普通と思っている超人、二人が相手になった事に・・・でもこれは天罰とも言えるかもしれないが、賊とって不幸中の幸いはこの場にブルートがいなかった事だけだろう。
そうしてアンバーとラピスは闇に紛れて次々へと倒して朝を迎える頃には城に滞在していた賊は全て倒して王城を取り返していた。
アンバーにラピスも賊を一撃で倒してしまったせいで誰が大将だったのか理解できなかったので困っていた。もしかしてたら大将は生き延びたのではないかと心配をしていた。
まあ、実際は一撃で倒してしまったせいで知らないだけであるが、アンバーにラピスが知る由もなかった。
ともかく城を国を救った英雄として二人は歓迎されていた。アンバーはまさに英雄になったかもなと嬉しそうにしていた、それに対してラピスはこれで上手くブロディアとフィレネ王国の同盟が上手く行けるかもしれないと安堵をしていた。
二人ともこの後に同盟など忘れるほどの出来事が起きてしまう事になるとは夢にも思ってもいなかった。お礼の宴も終えてから翌日に改めて女王と対面していた。
二人はこれでようやく同盟の話を出せると思っていた時に女王から信じられない言葉が出されたのである。
「あなたたち、実は私の子供たちがあなたたちを大変気に入ってしまいまして、今回の件も含めてフィレネ王国に仕えてみませんか?もちろんのこと待遇は良くするつもり、あなたたちの返事を聞きたいのです」
これを聞いたアンバーとラピスは一瞬、慌てたがすぐに静かになり二人で話をした。
「待て待て、俺達はフィレネ王国の同盟のために来たんだよな?なんか俺達を勧誘しようとしていないか。もちろん断るけど」
「当たり前でしょう!国を裏切ってどうするつもりなのよ、女王様には申し訳ないけど断りましょう。それが国のために私達のために」
二人でそう決めて申し訳ありませんが丁重にお断りさせていただきますと返事をすると諦めがつけないのかここでフィレネ王国の王子、アルフレッドと王女セリーヌが二人にあるので後でこちらに集まってもよろしいですかと言われたのでまあ、同盟国になって気分が悪くなったら困るから二人は渋々承諾した。
アンバーにラピスは何か嫌な予感を感じていた、それはなんとも言えない不安を感じた。手厚くしてくれているのは嬉しいがそれが何か裏があるのではないかと感じていた。
風の噂であるけどイルシオン王国では英雄、エメラルドが手厚く受けてから王女との婚約がなさったと前例がある。でも流石にそんな事ならないだろうと二人は思いながら指定された場所についたのだった。
そこは王城の中庭であろうかとても綺麗な場所であった。そこに四人が座るのに良いテーブルに椅子が置かれていた。二人は恐らく先程の勧誘の続きかもしれないと警戒をしていた。どんなに良い条件でもアンバーにラピスは断るつもりでいた。
アンバーは確かに英雄として見てくれたことは正直に言って嬉しかったがそれでもブロディア王国に仕える身としては素直に立ち去ろうと決めていた。
ラピスも評価をしてくれたことは本当に嬉しかったけど故郷のみんなの事を考えると一人だけ裕福になっても仕方がない、それにブルートも少しでも豊かにしようと努力をしているのにそれを裏切ってしまうことになるからと考えてこちらもどうやって角が立たないように断るかを考えていた。
二人とも少しばかりは考え方に違いはあるが断りをするつもりでいたらアルフレッドはラピスに対してセリーヌはアンバーに対して伝えた。
「アンバーさん、あなたが宜しければ私の・・・その・・・旦那さんになってくれませんでしょうか」
「ラピス・・・君でよろしければこれからのフィレネ王国・・・不甲斐ない自分を共に支えてほしい」
ラピスにアンバーはお互いの顔を見て何が起きているのと理解が追いついていなかったので見合って頭をかしげていた。しかし、現実は二人に容赦なく突きつけてきた。
「ラピス、君でよろしければで構わない、自分の婚約者になってくれないだろうか」
「アンバーさん、爵位などで気にしているのでありましたら大丈夫です!私がなんとかしますから・・・駄目でしょうか?」
ここに来てようやく理解が追いついてアンバーにラピスはあまりにも信じられない状況で二人揃ってえーーーー!!!と叫んでいた。
二人とも打ち合わせなどしていないはずなのに脳内で同じことを思っていた。
本当に何でこうなったのーーー!!助けてーーブルートーー!!と二人揃ってこの場にいないブルートに助けを求めていた。
一方、イルシオン王国のでは同じこの瞬間にブルートが思っていたことは唯一であった。
助けてくれーーーラピス!アンバー!またしてもアイビーに見つかった!!また婚約の話をされてしまうからお願いしますから助けてーー!!
本当に仲が良いと思うぐらいに同時にお互いに助けを求めているのだった。