幼馴染たちと神竜で世界を救えますか?   作:人中の蝮

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評価がついている!?

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それにしても他の作者さん達がうま過ぎるから自分の下手さが余計に・・・他の作品の繋程度に読んでくれると嬉しいです。


悪夢・・・そして

・・・ルミエルが燃え盛る神殿で一人驚いてこの神殿にわずか男女の二人で炎が神殿を覆い尽くすように燃え広がって不気味の笑みにルミエルの方を向いた。

 

 

すると男の方がまるで獲物を見つけたような顔をして喜んだ。それに続くかのように女の方も男と同様な表情を浮かべながら振り向いた。

 

 

「おやおや、こんなところに最高の獲物がいるじゃないか。父上にあなたの首を献上すればどれほど喜ぶのかな、考えるだけでも楽しくなってきた。行くぞ○○○○、父上に最高の土産を持って帰ろうぜ」

 

 

「勿論よ、お兄様。あの神竜を討取れば父も喜んで頂けるはず」

 

 

恐らく兄妹だろう二人は事もあろうかルミエルに襲い掛かった。しかし、ルミエルも覚悟を決めて構えた。

 

 

「来なさい、世界の為にも邪竜の子供に負けるわけには行かないのよ」

 

 

 

 

自分は勢い良く起き上がり、息を荒くしていた。何だ夢だったのかと安心したけど夢の割には余りにも出来すぎている上に鮮明に今でも覚えている。

 

 

普通の夢ならばもう忘れても良いはずなのに忘れられないのだ。自分の見た夢は本当に夢なのかと疑うぐらいには覚えていた。

 

 

もう一度、寝ようとする気も起きないので起き上がろうもした時に先程の悪夢のおかげでかなりの汗が出ていたので深夜だけどもう一度、温泉に入りに向かうかと決めた。

 

 

流石に深夜だけにあって屋敷のみんなにアンバーやラピスたちも眠りについているし街も昼間と違って静かになっていた。うん!夜空もキレイだからこれはこれでアリだけどと思いながら温泉がある施設に到着した。

 

 

誰もいないと思うから貸切状態だとウキウキしながら入ると明らかに一人、入っている人がいた。マジでと思ったけどとりあえずこんな時間だ、きっとものすごい温泉好きの人なのであろうと思いながら見てみると何か違和感を覚えた。

 

 

それは確かに人影だけど明らかに何か聞いたことがある人影でそれは美しい蒼をしている長い髪の毛、そしてあの見た目、まさかと思いで自分は恐る恐ると話しかけた。

 

 

「あの・・・申し訳ありませんけどもしかして神竜王、ルミエル様ですか」

 

 

すると人影はこちらに振り向いた、それで確信した。今、間違いなく神竜王ルミエル様が目の前にいるのだ。しかもタオルで体を巻いているとはいえこんな姿を見たらどうなるか。

 

 

最悪死刑も考えられる、自分はここで一つの秘策を出したのであった。これはスタルーク様から直々に教えてくれた秘策であるので効果はあるはずだと思いですぐに行動に移した。

 

 

自分は急いでルミエル様の近くまで走ってその場で飛んでから土下座をしてから弁解を話した。

 

 

「本当に申し訳ありませんでした、まさかこんなところにルミエル様が来ているとは思わずに入ってしまっただけなのです。どうか、許して下さい、ルミエル様!!」

 

 

するとルミエル様がとにかく表を上げてくれますかと言われたので上げるとルミエル様が何か驚いた顔をしてから困った表情をしてこちらを見ていた。

 

 

何か罰でも考えているかと心配な気持ちでルミエル様を見つめていた。お願いします、自分だけで罪が収まりますようにとお願っていたら意外な答えが返ってきたのだった。

 

 

「そうね、なら一緒に入ってお話をしてくれないかしら。一人で寂しいと思っていたところなのよ」

 

 

マジですがそれで良いのですか、ならば喜んで付き合います。それに上手く行けば話したいことも話せるかもしれないから運が良いのかもと思いながら温泉に入った。

 

 

それにしてもこんな所で神竜王、ルミエル様が来るなんて想像もしていませんでしたよ。上手く行って自国の王が訪れる場所になれば良いなと位に考えていたらそれ以上の存在が来たのですけど。飛躍過ぎませんか、こちらは開業して間もないのに。

 

 

そう思いながら自分はルミエル様に対して話を始めていた、勿論のこと最新の注意を払いながら。

 

 

「簡単な自己紹介になってしまうかもしれませんが自分はブルートと申します。一応、この地の領主を務めております、と言ってもまだ就任してから間もないのですが」

 

 

「そう、ご丁寧にありがとね。先程は悪かったわ、つい昔に知り合いだった人に思わず似ていて動揺していたのよ」

 

 

そうだったですか、と言うか昔に似ている人がいたのですか。それにしては何か少しばかり険しい顔をしていたような気がするのですが。

 

 

でもルミエル様に対して深く聞かないでおこう、罰に当たりたくないから聞かない方が身の為でもある。それにしても先程の夢がもしかしたら何か関係でもあるのかなと一人で考えていた。

 

 

実はこの温泉文化がある地域では転生と言う概念があるらしい。なんでも死んだら別の生物に転生すると言うらしいけど聞いた時にはそんなことがありえないだろうと考えていたがもしかしたら本当にあるのかも知れないな。

 

 

ルミエル様の反応を見るとどうも何か隠している気がする。でもルミエル様とは初対面であるので考えられるのが夢だと思っているあの光景のみ。

 

 

そしてそこで気になるのがルミエル様が夢かは分からないが言っていた邪竜の子供とすなわちそれはソンブラの子供と考えられる。

 

 

もし、自分がそのソンブラの子供の生まれ変わりだとしたら千年前に戦った相手ならば・・・先程の反応も説明がつく。

 

 

だが、これはあくまで仮説しかない。転生というものが存在している前提の話だ、実際には存在していないかもしれないから違う可能性もある。

 

 

けれども今のところは他に仮説と言えるほどの仮説がないのも事実、だからと言っても判断するには情報量が少なすぎる。何処かでもっと情報を集めてから考えても遅くはない。

 

 

幸いなことに今のところは平和と言える情勢であり比較的に情報を集め易いとも言える。最も集める方法を見つけないといけないけど・・・待てよ、あそこならば情報量も多くて集まるかもしれない場所があった。

 

 

しかも一人だけものすごく仲が良い人とそれなりに仲が良い人がいるからなんとかなるかもしれない。気になる点はその人たちが隣国でしかも自国のブロディアと戦いを何度もしている関係と言うことだけだな。

 

 

色々と考えていたらルミエル様がとうしたのですかと聞かれてきたので自分はすみません、考え事をしていましたとすぐに答えた。

 

 

それでも心配してくれているのか本当にと聞かれた、本当に考えていただけですからと答えても気になるみたいでこの感じからして今の仮説がより現実味が増して嫌になるなと思った。

 

 

それとなんでここに来たのであろうかと気になったので逆に自分からルミエル様に質問をしたのだった。

 

 

「そう言えば、ルミエル様は何処でこの温泉のことを知ったのですか。まだ、開業して間もないですからそんなに有名になっているとは思えないのですけど」

 

 

自分がそう言うと今度はルミエル様がそれはと言って言葉と言うか、どのように誤魔化そうかとするようにも感じられた。それで返ってきた言葉はどんなものかなと思って待ち構えていた。

 

 

「それは・・・地元の人たちがここの温泉というものが素晴らしいと聞いたからよ。それに貴方は領地持ちの男爵という爵位も得たみたいだし槍さばきも得意なドラゴンナイトとも言われているしどんな人なのか気になっただけよ」

 

 

「あのー、ルミエル様に大変も申し訳ありませんが・・・自分は男爵の爵位を貰った事はルミエル様に伝えた覚えが無いのですけど。それにドラゴンナイトはともかく槍使いなどどこで知ったのですか。基本的に国王がその得意な武器はあんまり言うなと言われているのでだから何で知っているのですか、ルミエル様?」

 

 

少しばかり気になったことを伝えると温泉で汗が出ているのかそれとも冷や汗で出ているのか分からないけどすごい量の汗が流れていた。

 

 

もう良いですよ、あれですよね。やはり自分が危険な存在だから気になって来たですよね。世界の平和を脅かす存在なのかを調べに来たのですよね、無理しないでください、分かりましたから。だからもう正直に言っても大丈夫ですから。

 

 

「えっと、その、それも把握するのは神竜王の役目だから。貴方だけではないわ、他の人もしっかりと覚えているわ」

 

 

少しばかり意地悪したくなったのでならば同じぐらいに知名度が上がっている親友たち、アンバーとラピスの得意な武器もその地位も理解しているのですか、とても嬉しいですと答えてどんな反応するか見てみると。

 

 

目をパチパチさせて必死に考え事をして何とかしようとしているのが理解できるほど焦っていた。流石、神竜王ルミエル様、嘘をつくのは得意ではない様子だった。

 

 

でもこれ以上はやめておこうと考えて最後に今の自分の想いをルミエル様に正直に話した。

 

 

「ルミエル様、これだけは言わせてくれませんか。もし、もしですよ。もし、今の自分とはかけ離れた存在、このブロディア王国そして親友たちに手にかける存在になった時には・・・殺しに来てください。それで殺されるのであれば今の自分は本望ですから」

 

 

そうルミエル様に伝えた後に先に入ってきたですが先に出ますねと伝えてから温泉を後にした。ゆっくりと入れなかったよと思いながら屋敷に戻り始めた。

 

 

残されたルミエルはただ一人、考えていた。あのブルートと言う人物を信用できるか出来ないか、真剣に考えているのだった。

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