※試しに書いてみたので続くかどうかはわかりません
「さぁ皆、元気いっぱいに育つんだよ。」
私の名前はギラリ。前の世界で物語の中で流行っていた異世界転生というものをしてしまった。
神様に会うとか転生特典を選ぶとかではなく、気付けばこの世界のギラリという人物になり、日常を送っている。
ただし、日常といっても普通の人の日常とは違う。
「
「ありがとう。ルークはとてもいい子だよ。」
人間がしゃべる言語とは違う独自の言語を持ち、植物のような肉体を持つ生命体、『ジャマト』。私はそのジャマトと一緒に生活を送っている。
『ジャマト』というのは転生前の世界で仮面ライダーギーツという作品に出てくる怪人のことだ。その正体は謎に包まれている存在だ。
そんなジャマトとなぜ一緒に生活しているのか。
私が転生したての頃は植物園のような施設にポツンとたった一人で生活していた。
食料は施設に生息している食べられる植物や実を食べ、水は普通に蛇口から出る。
これが私の転生特典というやつなのかと思っていたが、あるとき施設で栽培している植物の中に見たこともない植物を見つけた。それがジャマトの苗だった。
なぜそれがジャマトの苗だと分かったのかいまだにわからないが、育ててみたいと思った。
それからの生活は苗を枯らさないように我が子のように愛情をもって育てた。話しかけ、音楽を聞かせ、水をやる。
ジャマトの苗はどんどん大きくなり、巨大な木になり、実を、ジャマトの幼体を付けるようになり始めた。
それから3年経った現在、今では数多くのジャマトが施設で働いてくれている。
ジャマトは私のことを親のように慕ってくれており、可愛らしい。
ただ、ここ最近、ルークやビショップのジャマトが私のような人間がこの星、世界に存在しないということに気が付いたらしい。
私がさみしがってると思ったのか仕事を手伝ってくれることが多くなった。
そんな平和な生活を私たちは続けている。
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「今日もジャマトたちはかわいいね。」
私がのんびりと休憩しているときだった。
ピロリン!
「ん?これはタブレット?でも、なぜここに?」
机の上に突然タブレットが現れ、そこから通知音が流れた。
恐る恐る手に取り、確認すると、
「なになに、『世界と世界をつなぐゲートが解放されました。』…これだけ?」
そう思った時だった、ポーンジャマトの一体が焦ったようにここに来た。
「
「今すぐ行くよ。」
私はポーンについていき、施設の外に出た。
施設から少し離れた場所に縦に長い長方形型の枠と操作盤のようなものがあった。
操作盤を触ってみると、
『行きたい世界を選択してください。』
どうやらこれがゲートらしい。操作盤には5個選択する世界があった。
試しに一つ選んでみると、ゲートに青い膜のようなものが張られた。
『第1世界に接続しました。』
「接続したということは別の世界につながったということかな?」
私はゲートに触れようとしたがポーンに止められた。
「
そういうとポーンはゲートに飛び込んだ。
すると、先ほど現れたタブレットに映像が映し出された。映像にはポーンとゲートが映っており、場所はどうやら森の中のようだ。
タブレットにはマイク機能がついているらしく、その世界にいるジャマトに直接指示を送れるようになっている。
私はあることを閃いた。
「世界によっては独自の物質や生物がいると思うからそれらを利用してジャマトの品種改良ができる。思いついたら早速行動だ!ポーン!今すぐ戻ってきなさい。」
ポーンに帰還の指示を出し、戻ってきたポーンに施設にいるジャマト全員をゲート前に呼び出してくれと指示する。
30分もしない間に施設にいたジャマトがそろった。
私は脚立の上に立ち、
「ごほん!今日、私たちはこことは別の世界に行くことができるようになった!君たちには別の世界に行ってもらい、その世界にある植物、生物、水など様々なものを採取してもらいたい!もちろん行きたくないものもいるだろうから行きたいものだけ行ってもらうことになる。3日後、別の世界に行ってもらうつもりでいるから行きたいものは私に自己申告すること。勝手にほかの世界にはいかないように。いいね?」
「「「「「「
「よろしい。では、解散!」
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この3日間は大変だった。大勢のジャマトたちが私のもとに押し寄せ、俺も行きたい、私も行きたいと大変だった。
とりあえず、第1世界に送り込むジャマト20体を選抜し、今回いけなかったものは次回行ってもらうような形で落ち着いた。
「さて、今日は出発式だ。君たちには大いに期待してるよ。ちなみにだが今回は制限時間を設けることにした。制限時間は5時間だ。5時間経過したとき、こちらから連絡する。君たちのことは私がしっかりとみてるから危険だと感じた時は手を振るように、いいね?」
「「「「「「
「では出発だ!」
こうしてジャマトの異世界進出が始まったのだった。