機動戦士ガンダム Star sweeper   作:kaichan

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ちょっとガンダムの小説を書いて見たかったので書いてみました、
初めて書くのでどっかしらおかしい所があると思いますので、
ご了承ください。

少し原作との矛盾が生まれるかも知れません...

そして感想などぜひバンバンいただけると嬉しいです!



(執筆に慣れてきて久しぶりに見てみたら中々あれだったので一部付け足し等をしています、前の方が良かったという方がいたら申し訳ないです^^)


1話 始まり

U.C.0083に起きたデラーズ紛争、その際、アナハイムのある機体が奪取された、その機体は一年戦争時、連邦とジオンの間で結ばれた南極条約に反する核弾頭を搭載した機体、[RX-78 GP02]であった、幸い、デラーズ紛争時の時点で一年戦争は集結しており南極条約は無効になっていて、更にこの機体は戦闘中に大破し、更にはデラーズ紛争終結時、[RX-78 GP01] [RX-78 GP02] などの通称[GPシリーズ]を開発するための計画、ガンダム開発計画ごと抹消された。デラーズ紛争では核を撃ったのはジオン残党のパイロットであるし、ジオンに関しては一年戦争中、マ・クベという人物が水爆ミサイルを発射したこともあった(第13独立部隊所属のRX-78-2が弾頭を切断し大事にはならなかった) このように結果からするとジオンが悪いように見える。だが、今回、RX-78-GP02が奪取された事には代わりはなく、連邦のペガサス級強襲揚陸艦アルビオンに核弾頭を搭載、発射出来、世間からのヘイトを集めかねない機体が艦載されていて、尚且、連邦とアナハイムが共同開発し、更に量産機ベースではなく完全に新規設計されたという情報がメディアなどに流れたことにより、連邦政府とアナハイムエレクトロニクスは世界中から避難の声を浴びせられるという自体になった。

そして

 

 

U.C.0084

 

ガンダム開発計画での出来事を反省し

 

アナハイムエレクトロニクスのテスト機体の暴走、奪取、人体実験等の様々な失敗を隠蔽、破壊する為の、アナハイム直属の特殊隠密「清掃」部隊、通称.星の掃除屋[star sweeper]とも呼ばれるものが秘密裏に設立された。

 

 

 

●月●日

 

月周辺 デブリ宙域 近辺

 

 

ここはアナハイムが実験用に作ったグレイファントムの同型艦 ファントムアルビオン「幻の白い島」

 

 

このファントムアルビオンの正体は、これを読んでいる人なら察しがつくであろう、かつてデラーズ紛争で「大活躍」したはずのペガサス級強襲揚陸艦アルビオンをアナハイムが実験という理由で新造した戦艦、という肩書きで一部仕様を変え、運用しているのだ。

 

●時●分

 

彼にとってはこの艦に配備になってから初めての出撃だった

 

ガシャン

 

コックピットのハッチが閉まる

 

真っ暗闇の空間に唯一、大きな振動と音が伝わる

 

ウィンウィンウィンウィン......

 

タービンか何かが回るような、駆動音と感覚がした

 

ガコン

 

カタパルトの横移動が停止し、上昇が始まる

 

 

 

目の前が急に明るくなり、モニターが起動した

 

 

今回の出撃は予定されていないことが発生し緊急発進の為、内部電源始動で一部起動シークエンスを省略してでの起動だった

 

 

そして機体が上昇しカタパルトと横にブリッジが見えた

 

オペレーター

「1番機、準備OKです!」

 

私は軽くペダルと操作レバーを動かした

 

そして深呼吸し

 

カリード

「カリード・ベルデ、ジムスナイパーIIストライカー、 1番機出る!」

 

体に体重の何倍ものGがかかる

 

5年ぐらい前だろうか

 

まだ量産型のジムに乗っていた頃を思い出す

 

あの時はまだ曹長だっただろうか

 

後方から2機のジム・コマンドベースの機体が発進してくる

 

 

....ちょ........た..ちょ.....

 

ミオル

「隊長!聞こえてますか?隊長!」

 

脳内に高い声が入ってくる

 

カリード

「すまない、考え事をしていた」

 

ハギル

「なにやってんすか!隊長!」

 

カリード

「そうだな、これから戦闘だと言うのに、すまない」

 

ミオル

「相手は人間ではなくともAIです、戦闘のノウハウはまだ蓄積されていないはずなので戦術的には劣っても性能自体や反応速度は人では出来ないような速度のはずです」

 

カリード

「そうだな、何かあったら仲間のことは気にせず離脱しろ、AIは未知数の相手だ、全員引き締めて戦闘するように」

 

ミオル&ハギル

「了解!」

 

出撃してから何分たっただろうか

 

指定された座標に近づくと静止している白い機体が見えてきた

 

周りにはジオン系の機体の中に連邦の機体に見られるものが少し混ざった残骸が散らばっていた

 

白い機体はジム改のような外見であったがバックパックが大型化していたり1部パーツが違っていた

 

そして何よりセンサー類が赤く発光していたのだ

 

その瞬間

 

ヤツは急にこちらにぶつけるかのように突進してきた

 

カリード

「マズイっ!全員散開だ!」

 

ヤツは先頭にいた私に狙いを定めたのか異様な速度で追跡してきた

 

何か異様な雰囲気を感じた、狂気的な、殺意の様な

 

カリード

「ミオル、ハギル!お前らは近寄るな!コイツはやばい!」

 

ミオル

「隊長!何をいっt.」

 

カリード

「とにかく寄るな!やばいと思ったら俺が何か助けを求める!」

 

このままでは追いつかれると思い前面のバーニヤを全出力で一瞬噴射しヤツを先行させ後ろに着こうとした

 

 

そうするとヤツも減速し脚部を一瞬掴まれ2体とも体制を崩し失速し、私が撃とうと手に持っていたブルパップライフルをヤツの手で払われ格闘戦になってしまった

 

カリード

「これがAIの反射速度かっ!」

 

取っ組み合いになりカリードはビームサーベルを抜けないと判断し

 

カリード

「こいつ!MSで取っ組み合いかよぉ!」

 

咄嗟に頭部を殴った

 

そうするとヤツの頭部は簡単に吹っ飛んでいき動きが止まった

 

ミオルとハギルが急いで寄ってくる

 

ミオル

「大丈夫ですか隊長!」

 

カリード

「何とか、な」

 

ハギル

「にしてもキモチワルイやつでしたね…..」

 

ハギルはあの機体の異様な機動や行動を見て動揺が隠しきれていない雰囲気だった

 

カリード

「そうだな」

 

だが、ヤツと肉薄した戦いをしたカリードは思っていたより冷静で、本人も内心少し驚いていた

 

ハギル

「コイツの中何が入ってるんですかね?」

 

ハギルがハッチを開け3番機のジム・コマンドから出てくる

 

ミオル

「どうせコンピューターだけですよ」

 

 

そしてヤツのコックピットハッチをハギルが開ける

 

ハギル

「うわぁああぁぁあ!」

 

ハギル

「ひ...ひとがぁぁぁぁあ!」

 

なんと、コックピットには気絶した人が入っていたのだ

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




1話、ご覧頂きありがとうございます!
中の人は学生なので不定期連載になってしまうとは思いますが
どうぞこれからも見てコメントをくれると嬉しいです!

キャラクター情報

:氏名 カリード・ベルデ :性別 男
:搭乗機体 1番機 ジムスナイパーIIストライカー

:氏名 ミオル・プレスター :性別 女
:搭乗機体 2番機 ジム・コマンド改キャノン

:氏名 ハギル・ボルド :性別 男
:搭乗機体 3番機 ジム・コマンド改


基本的には三人の機体はミオルが乗っているジム・コマンド改がベースになっています。
ジム・コマンド改はアナハイムがジム・コマンドを改修した機体で
(改修とはいえ中身はほぼ別物のようになっています)
機体の操作の感覚はそのままで性能を強化したような機体ですので、
まんまジム・コマンドの上位互換とも言える機体です。

ですがこの機体がここに配備されたのには、ある実験が兼ねられていました....


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