機動戦士ガンダム Star sweeper   作:kaichan

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どうも、15話が完成してからずっと1〜7話辺りまで加筆修正してたんですが、7話の文字数が元々7000文字辺りだったのが10000文字を超えてしまいましたwwww
更に、加筆修正前は平均文字数が4000手前だったのに5000文字を超えましたww

ということで15話、御覧ください!!


15話 危機

2番機の脚部がグチャグチャに砕け散る

 

2番機の脚部を粉砕した機体はそのままこっちに突っ込んできた

 

リーダーと思わしき者

「お前もそのまま粉砕されろッ!!」

 

カリード

「死んでたまるかァァッ!!」

 

そう叫びながらカリードはフルスロットルで左舷スラスターを噴かし回避した

 

 

リーダーと思わしき者

「避けられたッ..コイツ...やるなぁッ....」

 

今の攻撃を綺麗に避けられるとは思っていなかったのか、今の一瞬の動作でリーダーと思わしき者はカリードの強さを確信した

 

カリード

「この機体は?!?...ゲルググなのかッ?!??」

 

シルエットはゲルググと変わりないが、カリードの知るゲルググとは仕様が違った

 

そうして2機の機体は宇宙空間に静止した

 

カリード

「コイツが隊長なのか?.......」

 

リーダーと思わしき者

「コイツ......隊長か....」

 

二人は硬直して、睨み合いをしていた

 

 

カリードはハッと思い

 

カリード

「ミオルッ!!!ミオルッ!応答しろ!!」

 

カリードが必死に応答を要求したが全く応答はなかった

 

よく考えてみたら静止している機体に数100kmの機体が衝突したようなものだ

きっとものすごい衝撃がミオルを襲ったのだ

気絶していてもおかしくはない

 

だが何故接近警報が鳴らなかったのか

 

ゲルググらしき機体をよく見てみると機体表面が少し変わった質感をしていた

 

 

《s》《/s》もしやこれが原因か?...

 

 

カリードはそう判断することにし、とりあえずの手段として警告をすることにした

 

 

カリード

「警告だ!!貴機は既に公式に組織に所属している機体を攻撃している!所属と名前を言い、指示に従え!!」

 

第一印象で格下だ、と思われるのはこの状況では良くない、強気に出る

 

リーダーと思わしき者

「公式な軍じゃないであろう?!」

 

だがそれに対抗して来る

 

カリード

「お前らのような残党とは違う....アナハイム・エレクトロニクスのMS研究部隊所属、フクスだ!」

 

[清掃隊]は秘密裏でそれをカバーする為、名前以外はマニュアルに沿って警告する

 

 

フクス()....もしやTACネームか....さては貴様元戦闘機パイロットか何かだな?....

 

クレーエ(リーダーと思わしき者)はカリードの過去を見抜いていた

 

 

カリード

「ほら、こちらは所属と名前を提示しているだろう?そっちも提示するのがセオリーなんじゃないのか?」

 

自分から名乗らせようと、ゲルググらしき機体のパイロットを煽る

 

リーダーと思わしき者

「ほぉ...AEのMS研究部隊...それがカバーストーリーか....いいだろう...名乗ってやろうじゃないか...我らはジオン残党革命軍....そしてそこに属するモビーディック隊の隊長、貴様がフクスと名乗るのなら私はクレーエ()とでも名乗らせてもらおう...」

 

まるで貴族が喋っているかのような雰囲気だった

 

 

何?!我々の正体がバレている?!?..

 

既にカリードらの存在がバレていることを知ると、内蔵を冷たい指で撫でられているような感覚が襲った

 

 

クレーエ(リーダーと思わしき者)

「我々はただのジオン残党ではない.....我々はジオン公国復活などはどうでもいい......確かに我々ジオン軍はアイランドイフィッシュを地球に落とし、地球の人々を大量虐殺した、だが彼らを殺したのは軍人であってジオン国民ではない、なのに連邦軍は.......家族達....何の罪もないジオン国民を、男はなぶり殺し....女は強姦した挙げ句殺され.....私達はただ憎き地球の重力に縛られし者たちが罪の無いジオン国民につけてきた傷と同等のことをしようというのだ!!これはその為の準備なのだ!」

 

彼は豹変したように態度を変える

 

カリード

「ジオン残党革命軍....ここの施設はアナハイムであって連邦ではない!何故こんな事をする!!」

 

一方的で極端すぎるとも言えるその理由に対して、カリードも腹が立ち反論する

 

クレーエ(リーダーと思わしき者)

「アナハイムは一年戦争時、連邦側に付き、更に戦後は我がジオン公国の企業であった数々の企業を買収しジオンの技術を吸収したのだ!あの数々の企業はもう戻らない!この企業は連邦と変わらない!!だからこのようなことをするのだ!」

 

だが彼はカリードの話を受け止めていないかのようにを話を続ける

 

カリード

「そんな罪を犯して何になる!?」

 

その言葉はクレーエ(リーダーと思わしき者)にとって刺さる言葉だったのだろう

 

クレーエ(リーダーと思わしき者)

「アナハイムのMSパイロットには分かるまい?...この屈辱が、この苦しみが.....アナハイム風情にはぁッ!!」

 

クレーエ(リーダーと思わしき者)は更に沸騰した怒りを顕にして機体を急加速させた

 

カリード

「コイツぅッ?!」

 

 

 

カリードは左舷スラスターを噴かすものの、クレーエ(リーダーと思わしき者)の乗るゲルググらしきMSの加速は物凄く、1番機の左腕にビーム・ナギナタが掠ってしまった

 

だがこのチャンスを無駄にするまいと瞬時にビーム・サーベルを抜き、振り下ろす

 

カリード

「このぉッ!!」

 

振り下ろしたビームサーベルはゲルググらしき機体の左脚部を掠った

 

クレーエ(リーダーと思わしき者)

「しまった、左脚部がッ.」

 

そうしてそのままゲルググらしき機体は加速を続け、1番機と距離を取る

 

だが

 

カリード

「逃すかぁぁッ!!」

 

カリードもすかさず急加速をし、クレーエを追う

 

 

 

 

2機は大量に小惑星や様々な残骸が浮いている宙域を、命を惜しんでいないような速度で飛行した

 

カリード

「こんな場所をこんな速度で飛ぶなんてッ...こいつは頭のネジが数本外れてるのか?!?」

 

そう言いながら、機体操作に手一杯で、当たらないと分かっていながらビームライフルを撃つ

 

 

ゲルググらしき機体はスレスレで1番機の放つビームを避ける

 

クレーエ(リーダーと思わしき者)

「この狐ッ...こっちが必死に飛んでいるっていうのに一体どんな神経の持ち主だというんだ?...」

 

 

二人は熾烈に飛行していた

 

クレーエ(リーダーと思わしき者)

「このままでは泥沼と化してしまうッ....えぇいッ!!」

 

そうしてクレーエは減速Gに耐えながら前方のスラスターを噴射し、衝突を回避する為軽く上昇した上で急減速し1番機の後ろに付こうとした

 

その瞬間

 

カリード

「おいマジカよッ!!」

 

そう言いながら脚部のスラスターを噴かし、進むベクトルは変えないまま脚部を前に出し、機体の向きを反転させた

 

クレーエ(リーダーと思わしき者)

「何ィッ?!?」

 

そして機体同士が向き合った状態ですれ違った瞬間

 

カリード

「くらえぇぇぇッ!!」

すかさず頭部バルカンを発砲する

 

ズババババババッ!!

1番機の放ったバルカンゲルググらしき機体の正面に着弾した

 

 

だが近距離になったそのタイミングをクレーエ(リーダーと思わしき者)は見逃さなかった

 

クレーエ(リーダーと思わしき者)

「当たれぇッ!」

 

ゲルググらしき機体は左手に持っていたビームライフルの引き金を引く

 

 

カリード

「しまったッ!!.....」

 

ビームは1番機に直撃しコックピットに物凄い振動が伝わり、カリードの身体が左右に揺さぶられる

 

 

《WARNING》左太腿部破損《WARNING》

 

 

1番機コックピット内のパネルには機体の損傷を伝える為左太腿が赤色になっていた

 

カリード

「太腿か..死んだかと思ったッ....クソぉッ!」

 

カリードは機体の向きを元に戻し再びスラスターを噴かしながら旋回する

 

クレーエ(リーダーと思わしき者)

「待てぇッ!!チッ......」

 

やったと思ったのに仕留めきれておらず舌打ちをし、クレーエは一度失速した機体を再度加速させる

 

 

 

 

 

カリード

「ここだッ!!」

ある程度オールドローズに接近してきたタイミングで1番機の腕部に付いているグレネードランチャーのスモーク弾を撃つ

 

 

クレーエ(リーダーと思わしき者)

「クソッ..スモークかッ...」

 

1番機はその隙にオールドローズ付近のデブリの裏に隠れる

 

悔しながらもクレーエは1番機を見失ってしまった

 

 

 

カリード

「このままじゃ左脚部が重りになっちまう.....バランスは崩れるが...仕方ないッ...」

 

そうして1番機は手にビームサーベルを取り

 

 

デブリの後ろで左脚部を切断した

 

 

 

 

一方オールドローズ内では....

 

デイル

「炉の起動を確認、基準値まで到達、電圧、油圧、各部温度問題なし、各部フィールドモーター異常なし、IFF設定は...設定されてないよな....ひとまず味方の設定は連邦、アナハイム、敵設定ははジオン系機体一式でいいか」

 

デイルは計器やモニターを頼りに機体の起動シークエンスを進める

 

 

そこで普段乗るような機体には付けられていない、実験用に取り付けられたであろう追加モニターに、あまり目にしない項目があることに気がついた

 

デイル

「機体観察用データリンク...実験のためにインストールされていたのか....アクティブにしておこう...よし...他も問題なし....よし」

 

 

そうして落ち着いた表情で胸辺りに付いているPTTスイッチを押し

 

ガッ

 

デイル

「こちらデイル、機体の準備は完了だ」

 

すると勢いよく

 

ケヴィン

「ああ、こっちでも確認出来たよ!機体観察用データリンクをアクティブにしてくれたみたいだね、アクティブにしてくれと言おうと思ってたのに先にやっといてくれるなんて、ありがたいよ」

 

そして割り込むように

 

ノーマン

「ケヴィン、機体はもう射出出来るのか?」

 

ケヴィン

「機体にはまだボーディングブリッジが接続されているし水槽内にまだメンテナンス用や機体の状態チェック用の機材が展開されてるんだ、それを格納してからじゃないと機体やここにダメージが入る可能性がある、機体や施設にダメージが入らない程までに格納するのに約4から5分かかる」

 

ノーマン

「分かった、急いでくれ」

食い気味に言う

 

 

 

オールドローズ付近宙域では....

 

 

ゆっくりと機体の一部がデブリの後ろから姿を表す

 

 

するとそれに凄まじい速度で食い付き

クレーエ

「そこかぁッ!!」

 

ライフルを撃つ

 

ビシューン!!

 

辺りが爆発の煙で見えなくなる

 

 

 

 

 

  手応えが軽い

 

そう思った瞬間

 

クレーエ

「しまったッッ!!!」

 

 

左脚部丸々を切断し、機体がアンバランスになりながらもスラスターを噴かし高速でデブリの後ろから出てくる

 

カリード

「取ったぁッ!!!」

ビームを放つ

 

 

《s》 《/s》ここまでなのか...

クレーエは死を覚悟した

 

 

だが

 

 

 

《s》 《/s》しまったッ

 

ビームはゲルググらしき機体の頭部スレスレを通り過ぎ、頭部のツノ型アンテナの先端が溶ける

 

クレーエ

「狐...外したかッ!!」

 

 

 

 

機体のバランスの影響で機体が予測不弾道がズレてしまった

 

クレーエ

「運は私に味方したなぁッ!!」

 

そうしてゲルググらしき機体は瞬時に正面にビームライフルを構え、撃つ

 

 

カリード

「クソォッ!!」

 

左に避けようとスラスターを噴かす

 

 

しかし

 

 

 

機体は左に動くが、それと同時に左横に回転するような動作をした

 

カリード

「しまっ......」

 

 

 

 

 

 

ゲルググの放ったビームが機体に直撃した

 

 

 

 

 

 

to be continued




15話ご覧いただきありがとうございました!
15話内でクレーエ(リーダーと思わしき者)が見抜いたのですが、マニュアルに沿って警告する際に名乗った名前はカリードの戦闘機パイロット時代のTACネームです
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