機動戦士ガンダム Star sweeper 作:kaichan
あけましておめでとうございます(もう三月になる)
わたくし、期末が終わりましてそのノリで学校が終わった後ナイターでスキー場に行って3年ぶりぐらいにボードしてきたんですよね。
転びすぎて身体壊れるかと思いました^^
そういえば前も私がLINEでプラモのオープンチャットをやってるとは言ってたはずなんですが、とうとう総人数が26人程になりました^^
これ見た方は是非参加してみてくださいね^^
それでは16話、ご覧ください!!
16話
ピーッ.....
ピーッ......ピーッ.....
ピーッピーッピーッピーッ
うるさい程の警告音と赤く点滅したモニターの光で気を取り戻した
周りを見ようと体を動かそうとする
が
体の全身をむち打ちしているようで、全身が痛い
《s》 《/s》そういえば私は何をしていたんだろう
MSに乗っていること
そして先程、聞いたことのある男性のような声が微かに頭に響いていたことだけが記憶に残っている
記憶に靄がかかったようでなかなか思い出せない
あと少し.....あの声をしているのに...
ピースが欠けているように思い出せない
そして眼の前にあるモニターを見てなにか無いかと、様々なデブリが辺りに浮いている宙域探す
そして
遠く、数数百メートル先に、ある機体が目に入った
《s》 《/s》あれは
もっとよく見るため、コックピットの側面のコンソールを操作し倍率を変え、拡大した
その瞬間
その機体に何処からか放たれた光が直撃し、少し大きな丸い光が見えた
ミオル
「隊長ぉーッ!!」
ふと口から反射的にその言葉が出る
その瞬間、記憶が戻り、この状況がやっと理解できた
《s》 《/s》私は急に出てきた機体に攻撃を受け、気絶していたんだわ.....
急いで隊長の元へ
そう思いスラスターを噴かそうと身体の痛みを感じながらもスロットルを全開にしようとする
無事に機体が加速したと思ったが、両脚部が見事なまでに砕け散っているためバランスが崩れていてまともに真っ直ぐ飛べなかった
ミオル
「そんな.....眼の前で隊長が撃たれたっていうのに援護も出来ず、死んでいく所を見ていろっていうの?!」
そう言い、自分の無力さに対して悔しがりながら操作レバーを上から握りこぶしで強く叩く
ふとミノフスキー粒子濃度メーターを見ると、辛うじて通信できそうな濃度まで低下していた
そうして少しでも足掻こうと、一か八か誰かが応答してくれることを願い、開放通信で話しかけた
一方オールドローズ内では...
ケヴィン
「もうすぐ全作業終了するよ!もう機体は射出できる」
作業が終了する数秒か前に、コンソールを操作しながら言った
ノーマン
「もう機体は射出できるんだな?」
冷静に真剣みのある表情でケヴィンを見ながら言う
その瞬間
別の機器が何かを知らせるため、光と音を放った
ノーマンはそれに素早く反応し
ノーマン
「これはなんだ?」
異常が起こっているのかという表情でケヴィンに話しかける
ケヴィン
「これは実験時の通信系のコンソールなんだけど、通信を受信したみたいだ、けどこの状況で何故....」
不思議がって悩んでいると
ノーマン
「もしや...早くその通信を回してくれ!」
ふと何かに気づいたように大きな声でケヴィンに対して言う
ケヴィン
「わかったよ、ちょっと待っててくれ」
ケヴィンも何か感じたのか、ノーマンに何も聞かずにコンソールを操作する
通信が繋がるまでの短い間にコンソールの上においてある無線機を手に取り、PTTスイッチを押す
ガッ
ノーマン
「こちらノーマンだ、その機体の射出後、敵対機体との戦闘になる可能性がある、心してかかれ、それと今外部から通信が来ている、もしかしたらそっちの方にも回すかも知れない、一応伝えておく」
デイル
「了解です」
何かあったのかと咄嗟に判断し、気合を込めるため、深呼吸をしながら太腿を軽く叩く
デイル
「なんかあったら頼むぞ...」
そう一方的にMSに声をかける
そうしていると...
ケヴィン
「よし....この部屋に回すよ!」
うまく作業がいったようだった
ザ....ザザ.....
ブツッ
ミオル
「誰か、応答してくれませんか?!こちらミオル・プレスターです!誰か、応答してください!!」
必死に通信をしている声が実験司令室に響く
ノーマン
「こちらESS隊長、ノーマン・ハリスだ、何かあったのか?」
ミオルが焦っていると感じたのか、できるだけ焦りが促進しないような言い方をする
ミオル
「私の乗っている2番機の両脚部が大破してしまってまともに動けなくなってしまって....そして隊長..1番機が被弾して小規模な爆発が.....」
焦りを本人なりに抑えようとしているのが声を聞く感じで捉えられたが、喋れば喋るほど不安定になっているように感じられた
そうしてノーマンはPTTスイッチを押しながら
ノーマン
「デイル、今の通信が聞こえたか?ケヴィン、射出できるんだろ?今すぐ射出準備をしてくれ。2番機のパイロット、これから機体を射出する、その機体のパイロットに無線で状況を説明してやれ」
流石は特殊部隊の隊長と言ったところだろうか、素早く判断し全員に指示する
デイル
「隊長」
このタイミングを逃したらもう聞けないと思ったのか、少し強めに言う
ノーマン
「どうした」
急にバッと言われたもので疑問に思ながら聞こうとする
デイル
「この機体、複座式なんですが、2番機のパイロットさん乗せて状況説明してもらうのは..どうですか?」
反対されかねないと思い、少し慎重に言う
ノーマン
「複座式?....何故早く言わない?!?」
急に言われたのもあるのだろうが、あまりに想定外のこと過ぎて一瞬頭が思考停止した後、何故今頃言ったのか問い詰めた
デイル
「すみません、あまりにこの機体の特徴的な点だったのでケヴィンから聞いているかと..」
強く言われるとは思っていなかったのか、少しだけ萎縮していた
ノーマン
「ま....まあいい...ケヴィン、複座式と言っていたが本当か?」
ケヴィン
「ごめん言っていなかったね、この機体は機体制御に1人、機体データ観測に1人、合計2人搭乗できるようになっているんだ」
この機体は基本極秘計画で関係者以外に説明する機会が無かったのだろう
まるで自慢の我が子の説明をするように少し隠しきれていない笑顔で説明する
ノーマン
「そうか、ならば乗せることは可能だな、ケヴィン、射出を頼む。デイル、射出後すぐに2番機パイロットを回収するんだ。2番機パイロット聞こえるな?すぐに回収要請信号を上げろ、機体が回収に行く」
ノーマンの迅速な判断のお陰で事がうまく進んだとその場の全員が感じた
ミオル
「ESSの隊長...ノーマンさん、機体って一体n」
ノーマン
「見れば分かる」
状況がイマイチ理解できていなく、機体について問い正そうとしたが言葉で遮られ、通信を切られてしまった
そのこんな状況でなければひどい対応と言えるような対応をされ困惑していると、機体に座標のデータが転送された
開いてみると
オールドローズのMSRN液実験用に増設された区画付近の座標だった
ケヴィン
「それじゃあ...行くよ...」
意を決したように身体を動かし、コンソールにある非常射出用の赤いボタンを強く叩くように押す。
すると実験司令室と水槽内にあるスピーカーから警告音が発せられ、オレンジ色の回転式警告灯が発光し、実験司令室を照らす
そうしてプッシュ式の射出用のキーシリンダーに見たことのないような鍵を刺し、ぐっと押し込み回す
すると
《射出用キーの入力を確認しました》
《カウントダウンを開始します》
え
と、コックピットと司令室の両方に複合音声が流れる
《s》《s》とうとう射出か、よりによって戦闘とは
と少し緊張し、胃がすこしキリキリしながらも太腿をさすっていると
ケヴィン
「実はもう一回緊急射出ボタンを押すとカウントダウンを省略できるんだ」
と少し小さくぎりぎり無線に入るような声量で言った
デイル
「ん?今なんて」
念のためもう一回聞き直そうとした瞬間だった
《カウントダウンを省略します》
そう流れ
デイル
「おお?!?うわあぁぁぁ!!」
挙動が安定せず、常に暴れているような飛行を必死にコントロールしながら指定座標まで移動していた
すると急に、明らかに増設されたような見た目をしている部分の一部から何かが突き出てきた
ミオル
「何あれ!?モビルスーツ??!」
急に目の前で意味の分からない事が起こったのでつい、声が出てしまった
そ
ミオル
「ジム系のMS.....これは....」
出てきたMSは特徴的な頭部を持っていた
そしてそのMSは少しの間何かを探すように周囲を見た後、ミオルを回収しようとしているのだろうか、こちらに近づいてきた
そこで急いで確認をしなければと思い、少し不安に思いながらも無線で話しかける
ミオル
「そこのMSに乗ってる方、ノーマンさんが言ってたので間違えないですか?」
デイル
「そうだ、あんたが2号機のパイロットだな」
と、初めて乗った機体であるはずだがしっかり自分のモノに出来ているような動作をしていて、尚且つ思ったよりも落ち着いているような感情で喋っているようだった
ミオル
「そちらに移ります、ハッチを開けてください」
少し焦っているせいで少し冷たい対応をしてしまう
《s》 《/s》早くしなきゃ...
そう思いつつ、失敗できないことなので深呼吸し心を落ち着かせようとするが、汗でパイロットスーツの中はジメジメしていて、更に全身むち打ち等の相乗効果のせいか、少し手が震える
正面から向かってくるMSに乗り移るため、2番機の前方のスラスターを噴かし後方に少し下がり、相対速度を合わせつつパッチをオープンした
完全に減圧する前にハッチを開けたため、コックピット内の空気が外に出て、少し身体を持っていかれそうになる
そして正面のモニターが眼の前から無くなり、その代わりに外の宇宙空間の景色が直に目に入る
人ひとり分程の小さな窓のようなコックピットハッチからの風景がMSの胴体で埋め尽くされそうになってきた所で、4点シートベルトを外す
機体から出ようと立ち上がろうとした瞬間だったが、「私をここまで守ってくれたのに捨てるなんて」という感情が頭を過る
そして申し訳程度に機体回収のビーコンを炊き
ミオル
「ここまでありがとう」
そう小さな声でつぶやき、シートから立ち上がり、少しばかりの別れを告げるかのようにに背もたれを強く蹴り、MSのコックピット目掛けて、不安の気持ちを断ち切り2番機のコックピットから飛び出す
鳥かごのような小さな空間からもう一つの小さな空間へと移る
MSのコックピットの中には紺色のノーマルスーツを纏った人が見え、少し身体を乗り出し手を差し伸ばしてきた
そうしてその差し伸ばされた手に触れられそうな距離になると
その腕をしっかりと、希望を取り戻したように握りしめた
その時
クレーエ
「あのMS....私が脚を粉砕した....まだ動けたのかッ....狐、お前は後回しにしてやるッ....」
あの時仕留めておけば
と後悔しながらもう1番機は行動不能と判断したのかカリードを放置し、その2番機とその近くにいるMSを仕留めようと急加速していく
カリード
「くそッ!待ちやがれ!クソぉぉぉぉぉぉッ!!」
そして
2番機スレスレを一つの光が取り抜け、機体の塗装や細部が溶ける
その瞬間、ミオルとデイルの間に緊張が走る
だがデイルはその緊張を振り払うようにミオルの手を引っ張り、コックピットハッチを閉める
ミオル
「ありがt..」
危機に面していながらも感謝を伝えようとすると
デイル
「早くシートに座ってシートベルトを!」
迫真的に言う
デイルはプレッシャーがかかり、少し焦っているのを隠しきれず、多少表面上に出ていながらも、面と向かって必死になり戦おうとしていた
デイル
「しっかり掴まってて、そして状況は?」
少し震えている手でスロットルを全開にしながら、状況を聞こうとする、表面上だけでも冷静さを保っていたい、失いたくないという感情がひしひしと伝わってくる
ミオル
「隊長と私が戦闘した機体は合計3機、1機目は母艦付近で行動不可、2機目はオールドローズで片腕部破損、3機目は正面の機体、多分あの機体が隊長機、私の2番機をあそこまでボロボロにした張本人です」
メインモニターに映し出されている、殺意をこちらに向け迫ってくるゲルググらしき機体を睨みながらその機体に恨みのような感情を抱き、まだ落ち着かず少し震えた声で言った
クレーエ
「この新たに出てきた機体もやはりアナハイムの...ッ!!」
ミオル達の乗るMSの特徴的な頭部センサー、ツインアイがゲルググらしき機体の方をはっきりと向いた瞬間だった
一瞬、その狂気とも言えよう殺気が何か、恐怖心なのか、怒りなのかは分からないが、何か別の感情を抱いているような気がした
ミオルはそのほんの、あると言っていいのかすら分からないとても小さな隙を見逃さなかった
そのあるのかどうかわからない隙に賭けるしかなかった
ミオル
「今よ!」
ビシューン
クレーエ
「しまっ...コイツッ!!」
そのまま直進して追突しても良かったが、あの機体にその攻撃をしたくない、出来ないという拒絶反応のようなものがあり、そのまま機動を左に逸らした
自分でも気づかないようなほんの小さな油断を突かれていることに気づいたのか一気に焦ってしまい機体操作が乱れる
それと同時に、あの機体に対する憎悪のようなものが爆発した
ゲルググらしき機体は距離を取ろうとしているのか、この機体から離れていく
ミオル
「あの機体、追わなくていいんですか?」
せっかくあの機体に攻撃が入ったのに、この機会を逃したくないという気持ちが出ていた
デイル
「いや、あいつはまたこっちに向かってくる、あのほんの一瞬の小さな隙はきっとこの機体、この連邦を象徴する”顔”のせいだ。あいつは次こそは仕留める、と本気で俺たちを殺しに来るはず...」
そう深く考え事をするように顎に手を当てながら、深刻そうに考える。
この見た目だけの機体でどうあの機体に勝つか、どうやってこの圧倒的な状況を打開すべきなのか。
そう考えているうちにやつはやってくる
クレーエ
「今度こそは....今回こそは仕留める....その顔...どれだけ恨んだことか..憎んだことか!...仲間達..家族...ジオンの仇!!ガンダムッ!!!」
と迫真の声で、まるで我々を殺し自分も死ぬという覚悟を持っているかのように....
一方ファントムアルビオンでは
艦長
「戦闘が長引いているな.....」
ミノフスキー粒子のせいで長距離通信ができず、更にあまり視界も良くないし辺りにジオン残党の機体が隠れている可能性もあるから下手に接近出来ず頭を抱えていた
だが艦長は割り切った
艦長
「ハリエット君、本艦護衛中の2機に通信を繋いでくれ」
何かを思いついたようにパッと言う
ハリエット
「なにか提案が?」
なにか思いついたのだろうと思いつつも、これからどんなことをするのか気になり聞こうとする
艦長
「護衛に回っているどちらかの機体を援護に回す」
少し顎を触り悩んでいる様子で言った
ハリエット
「本当にやるんですか?ただでさえ....」
この状況で更に機体を送ってどうするのかと言おうとしたときだった
艦長
「この状況を打開せねばならんのだ!やるんだハリエット君」
あまり普段強い口調で喋らない艦長が大きな声を出したことに対して、ブリッジの人間はみんな艦長の方を向いた
艦長
「急に大きな声を出して済まない..だがこの状況を打開しなければいけないのは事実だ、みんな、この状況では不安になるのも分かる、だが我々がここで息を潜めている間にもMS隊やESSeの隊員は一生懸命戦っている!これから一気に動く、皆気合を入れてくれ」
とブリッジ内に熱い声をかける
そうするとブリッジのあちこちから気合を入れる声が飛び交い始めた
艦長
「それでは二機と通信を繋いでくれ、そしてパイロットは誰でもいい、予備機の1機の出撃準備、そして予備機は護衛に回してくれ」
ハリエット
「分かりました」
そう言い、コンソールを操作し格納庫に呼びかけ機体の準備を急がせた
そして
ハリエット
「艦長、繋ぎます」
そう言うとブリッジの正面にあるモニターに二人の顔が映し出される
ハギル
「どうしたんすか艦長」
なにかあったのかと疑問そうに聞いてくる
艦長
「君らのどちらかをオールドローズの援護に向かわせたい、どちらか行きたい者はいるか」
真剣な目つきでモニターを見つめながら言った
ハギル
「だったら彼女を行かせてあげてほしいっす、うちは護衛に徹底したいんすよ」
といつも楽観的なハギルが真面目に言ってくるので艦長はそれを受け止めた
艦長
「ハギル君、君の意思は十分受け取った、だがトリア君、君はそれで大丈夫かい?」
そうまるで保護者かのような優しい喋り方で言った
だが
トリア
「私は大丈夫だよ!任せて!」
やはり彼女はこんなときでも元気だった
《s》 《/s》まだ戦争に関わるには幼すぎるのだ
そう思いながらも
艦長
「わかった、それでは援護に行ってくれ、決して無理はしないでくれ、何かあったら撤退しても構わない」
そう声をかけると
トリア
「わかったよ!行ってきます!」
そう無邪気に喋りながらものすごい加速でオールドローズへと向かって行ってしまった
ハリエット
「艦長...本当にあの子で大丈夫だったんですか?」
艦長がトリアと喋るとき、少しなにか考えていたことに気づいていた
艦長
「ああ、きっとあの子なら大丈夫だ...あの子ならあの明るさでこの自体も脱却してくれるはずだ....きっとあの子なら....」
彼は自分でこんな小さな少女に希望を託すという行為に対して大人気ないと思いながらも、そう願うしかなかった
彼女が上手くやってくれると
to be continued
16話、ご覧いただきありがとうございました!
15話投稿から2ヶ月経過してしまい申し訳無いですッ......
今回も約7000文字と長くなってしまったのですが、次回辺りでようやく戦闘が落ち着きそうです....
それでは次回もお楽しみに!
あとじゃんじゃん感想とか質問お待ちしてますので気軽にお書きください...できるだけしっかり返信させて頂きます..