「この魔法の学園でもシャドウの意思を継ぐもの」 作:ブラックマッハ
俺には、関係ない話だったらしく俺はグースカ寝ていた。何故俺が呼ばれたのか結局分からなかった。なんかうん、眠かった。とにかく眠かったのだ。
眠りながらうっすら聞こえてきた情報から、タツヤは風紀委員に入って深雪は生徒会に入った様だ。すごいねと思いながら寝ていた。
本当に俺が呼ばれたのって飯を食べる姿を見せる以外価値のない人間でしかないのだと実感した。
それは、人間としては寂しく、モブとしては、最高の舞台まで辿り着けた気がする。
「で俺は、なんの様で呼ばれたのかそろそろ教えてくださいよ」
俺はそろそろ昼休みが終わりそうだったから聞いた。
「空君、実力を隠していたでしょう?」
その会長の一言で俺は、少し震えてしまった。
まさかシャドウガーデンがバレた。それは一番いけないパターンだと想像できる。
バレたのなら逃げるしかない。もう俺は、モブに戻れないと思い寂しく感じた。だが涙を流さない程度で、同情など一切なく出来たのだ。少々傷つけてしまうかもしれない。
「何故あの時に逃げなかったの?貴方なら逃げ切れる事ができるそうでしょう。エース中学校のアンカーさん」
どうやら僕の中学時代を知っていたみたいだ。
あの頃のキラキラした記憶が蘇る
俺は力をキープするために走っていた。
公園で走っている人がいると負けたくない思いが止められず、全力で走っていた。
モブだなんて忘れていたんだ。
そんな姿を同級生で陸上部の川上君に見られてしまった。
「なぁ僕と全国で4✖︎400メートルのリレーで優勝するのに付き合って」
「嫌だね。その夢に興味がない」
その事がきっかけで何度もスカウトをされてしつこく追いかけられていた。
そんな川上君が怪我をしてしまった。それは、最後の年つまり、三年生の春の4月だった。川上君が怪我した足を引きずって一生の願いをされてしまった。
「僕の代わりは誰もいない。このままでは夢の全国優勝をする事が出来ない。君がいれば話は別だ。みんなが認める実力がある。だから助けてくれ」
そんな嘆いている彼を見捨てられなかった。
仕方がない為俺はその夢に付き合うことになった。
「俺が叶えてやる。絶対に優勝してやる」
そして俺は、リレーのアンカーとして走り、無事に全国優勝を果たした。
めでたしめでたし
「よくご存知で、ですが俺は走る事を鍛える=逃げる為の力だなんて考えていません。」
俺は全く思っていない。俺はそう答えは一つなのだ。
「精神力を鍛える為の力なのです。それに仲良くなれる機会があると思いました」
俺は森崎と仲良くしたかった事を否定する事はできない。
「そう、分かったわ、時間ね」
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