「この魔法の学園でもシャドウの意思を継ぐもの」 作:ブラックマッハ
翌日、ニュースを見ていた。何のニュースかと言うとシャドウガーデンのニュースだ。
「昨日シャドウガーデンと名乗る2人組が、極悪殺人者を殺しました。監視カメラによると剣で殺されたようです」
遂にニュースになったか?俺達シャドウガーデンによって震えるがいい。容赦なく悪人を無くして俺だけのものにするのだ。
「警察は、絶対に捕まえると言っています」
捕まらないさ。もしバレたとしても逃げ切る自信はある。核兵器なんか効かないし、隕石でも破壊して生き残る自信がある。
そこでアルファがやってくる。
「ブルー、早いけど組織を作りましょう」
「ダメだ。組織を作ったとしても殺される。余計な死人を増やすだけだ。残念ながら本拠地だってないのだから」
流石にいきなり核兵器で攻撃されて生き残るのは、アルファと俺だけだろう。
「そうね、流石に急ぎ過ぎたわ。その前に、まずお金が足りないわ」
「だが何も手を打たないわけにはいかない。山があればいいのだけどな。悪いけど俺も、学校行かないといけない。拠点とか色々考えておいてくれ」
そう言いながら特殊な制服を着たのだが、相変わらず派手なんだよな。そう思いながら家を出ようとする前に
「じゃあねアルファ」
「ええ又夜に会いましょう
そしてドアを開けて少し歩いていると森崎と会った。
「お前だけには負けたくない」
「え、何で勝負するつもり?」
軽い気持ちで聞くと真面目な顔をしていたので期待に応えたいと思う。だが俺は、モブを目指す男子高校生、コイツに負けないといけない。
「僕と学校まで勝負だ。それで僕の方が凄い所を見せてやる」
「はぁ、あの森崎君、流石に走るのは、いけないな。1科生としては恥ずかしいんじゃないかな?」
「それもそうだな、学校で走ると危ないもんな。仕方がない。早歩き勝負で我慢してやる」
「分かったよ」
そしてスタートしたが俺は、あいにく早歩きが早いのだから設定は守らないといけない。
だが森崎は、想像していた俺よりも早くて互角の勝負だった。
5分歩いたくらいで、そろそろ辛い感じを出そうと思い、息切れを表現する。
「ハァハァ、辛い、何でこんなに早いんだよ」
「僕は一流だから正々堂々といつでも勝負出来るのだからな」
はぁ本当にコイツは勇者の素質があると思う。
そしてコーナーを曲がり後は最後の直接に入った。
「ここからが本気だぁあ」
と俺が言うと森崎は俺より先に勢いよく飛び抜けた。
「僕が譲るとでも思ったのかい」
そのまま俺はついていけない絶望感で、スピードが下がってしまう演技をする。
「何で、何処まだ力があるいつから力を隠していたんだ?クソ勝てないよこんな化け物に」
勿論ギリギリだがついていける自信はあったりするのだ。
そのまま森崎の圧勝で終わる。俺がゴールすると満足した顔で勝ち誇っていた。
「まぁ雑魚に勝てたとはいえ、勝てて良かった」
「クソ、今度は負けない」
「く、僕はまだアイツを諦めさせる事が出来ないのか。今度も僕が勝つ」
そう聞く前に俺は転んで倒れた演技をしようとした。
だが森崎がそれに気づき頭を支えてくれた。
「別にやりたくて助けたくてやった訳じゃない。ただお前に倒れて貰ったら俺のせいになるんだよ」
ツンデレかよと俺は思ってしまった。
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