璃月までクリアしたので記念に小話を書きました。
パイモンは最高の非常食派です。
「なあなあ蛍!オイラは最高の相棒だよな!」
モンドの鹿狩りで2人楽しく食事中、注文した大量の料理を食べながらパイモンは旅人である蛍に言った。
「もちろん、パイモンは最高の相棒で最高の非常食だよ」
蛍もパイモンが注文した料理を少しずつ食べながら自信満々にそう答えた。
「まーた!そんなこと言って!オイラは食べたって美味しくないぞ!」
「そんな事言って、昨日も今日もものすごい量のご飯を食べてるでしょう、その証拠に…」
蛍は席を立つと、向かいに座っていたパイモンのお腹をつつく。
「うひゃあ!くすぐったいっぞ!」
「ほら、こんなにぷにぷにしてる、そろそろ食べごろかなー」
蛍は突くだけでは飽き足らず、ほっぺやお腹を揉み始めた。
「ひゃめろー!ひゃにゃせー!」
ジタバタと暴れるパイモン、蛍は手を離すと席へと戻る。
「冗談だよ、でも浮かんでばかりいないでたまには運動しないと本当に太っちゃうからね?」
「オイラの飛ぶのだってそれなりのエネルギーを使うんだ、太らないぞ!多分…」
自信なさげな表情を浮かべるパイモン
「それじゃあ食べ終わったら食後の運動ついでにパイモンが持ってきてくれたこの依頼をやろうか」
蛍は1枚の依頼書をバッグ取り出す、パイモンが冒険者協会から持ってきたものだ。
「おう!いいぞ!」
これは2人旅の何気ない会話である。
そんなこんなで無事に依頼を終えて夜を迎えた。
塵歌壺を手に入れた事により、長旅でも野宿する事がなくなったのは大変ありがたい。
「それじゃあパイモンおやすみ」
「おう!また明日な!」
部屋の明かりを消し、蛍とパイモンは同じベッドで眠りについた。
「…」
深夜、パイモンが蛍を起こさないようにそっと動き出す。
「えへへ、今日も相棒は美味しそうだなぁ…」
すぅすぅと寝息を立てる蛍をパイモンはご馳走を目の前にしているような目つきで見ていた。
ぷにぷにと蛍の頬をつつくパイモン、まるで昼間に自分がされた事の意趣返しのようだ。
(一緒に食べた大量のご飯、身を引き締める為の
「えへへ…相棒が悪いんだぞ、オイラをいつも非常食呼ばわりするから…だからオイラだって相棒の事を美味しそうに見たっていいよな?」
カプッ
パイモンは大きく口を開くと蛍の頬を甘噛みした。
「ん?う〜ん…」
妙な違和感を感じ、うなされるも眠り続ける蛍。
果たして最高の相棒で最高の非常食は一体どちらなのだろうか…
それは七神達にも分からない。