アサルトリリィ×仮面ライダー livedevil of ルドビコ女学院 作:黒破リンク
(すみません、タイトルが変わっています。前回の後書きを修正しておきます。)
さくら「ふふ…。」
優子「なんですの?」
さくら「いや…だって。クマのクママって。ねぇ?」
そう言ってさくらは花蓮に話を振る。そして花蓮は無言で頷く。
優子「ちょっとガブ!!なんなのこの失礼な人達は!!!」
優子は怒りながらつぐみに詰め寄る。
つぐみ「えっとぉ……。」
そうしてつぐみは話を切り替える。
つぐみ「あ、クララちゃん達も同じクラスだね?」
さくら「え?」
優子「えぇ。ソフィア様と同じ選ばれたB組ですのよ!!」
??「選ばれたですてぇ?笑っちゃーう。」
来夢「誰?」
さくら「今度は何……。」
朝妃「ごきげんよう、クララ。」
優子「モニカ。何しに来たの!?」
朝妃「私と同じクラスじゃなくてさぞ悲しんでるだろうと思って慰めに来たんですのよ?」
優子「悲しむわけないでしょ?わたくしは学年で一番のリリィ、ソフィア様と同じクラスなんだから。」
朝妃「そんなのまぐれに決まってるじゃない。高校から入学のリリィが、中等部からのエリートリリィに勝てるわけないもん。」
さくら「あんたねぇ!言わせておけば!!」
つぐみ「朝妃ちゃん!」
さくらとつぐみは朝妃に詰め寄るも、朝妃は2人をどかし、聖恋に近づき……
つぐみ「わぁ!!」
朝妃「まぐれちゃん?」
聖恋「なんだとぉぉ!?」
一触即発の雰囲気となる聖恋と朝妃。しかし、優子が止める。
優子「負け惜しみはお辞めになったら!!いくら中等部で成績優秀でも、実戦で実力が発揮出来なきゃどうかが問題ですわ。」
朝妃「負け惜しみですって?失礼ね!!」
優子「先に失礼なことを言ったのはモニカでしょう!?」
朝妃「モニカ?前は『モニカ様』って言ってたじゃない。」
萌・のの花「「えぇぇぇ!?」」
朝妃「私たち、中等部ではずーっとペアを組んで訓練を受けていたの。」
優子「昔の話よ。」
朝妃「昔ぃ??2人で石川葵ちゃんと腕を競ったこと忘れたの?」
花蓮「えぇ!?ガーデンを渡り歩いて技術を学んだ天才リリィ、相模女子の石川葵ちゃん!?」
さくら「意外とすごい2人だった……。」
優子「昔は昔!!!!わたくしは今Bクラスに選ばれたんですの!!これは運命なんですの。」
さくら「運命?」
優子「そう。わたくしはソフィア様と共に戦う運命なの。」
さくら「いや、別に戦場で一緒に戦えるでしょ。」
さくらは呆れながら突っ込む。
優子「残念ながら同学年でシュベスターの契りを交わすことは禁止されておりますが。」
来夢「そうなの?」
来夢は優子に近づき聞く。
朝妃「当たり前でしょう?!シュベスターの契りは、上級生と下級生が結ぶものなんだから!!」
来夢「へぇ……。」
さくら「未来さん伝えてなかったんだ……。」
優子「もしかしてあなた、シュベスター制度を知らない?」
来夢「うん。」
さくら以外「えぇぇぇぇぇ!?」
朝妃「上級生と下級生で結ばれる姉妹契約のことよ!?」
さくら「おメダイを交換することで契約が成立する。これをシュベスターの契りを交わすってことなの。シュベスターの2人は強い絆で結ばれ、姉は妹に、様々なことを教えるの。」
来夢「へぇー!!みんなはもうお姉様はいるの?」
さくら「来夢、ほんとに何も知らないのね…。」
一同がザワザワと話始める。
優子「ソフィア様は?」
聖恋「え?あぁ、俺?」
優子「誰と交わしたいんですか?」
聖恋「俺は……1番強いやつ!!かな?」
さくら「幸恵さんか、百合亜さんか、日葵様か。聖恋ちゃんに合ってるような気がするけど。」
つぐみ「優等生同士って感じ!!」
優子「で!!ソフィア様、ミカエラ様がお好きなんですか!?」
聖恋「え?あっ…」
優子「そうなんですのね!」
さくら「でも、どうなるかは分からないけどね。」
花蓮「分からないよー?イースター祭で日葵様の卵を見つけたら!」
さくら「たしかにそうだけどさ?確率、かなり低いと思うよ?」
来夢「イースター祭?」
朝妃「あなたそれも知らないの?」
つぐみ「イースター祭は、先輩たちが自分で飾り付けした卵に、おメダイを入れて隠すんだよ!」
花蓮「だから、それを見つけたら、シュベスターになれるってこと!!」
来夢「へぇー!!お姉様…か!私も欲しい!」
すると、優子は来夢に話しかける。
優子「ねぇ、あなた。」
来夢「ルチア。」
優子「え?」
来夢「岸本・ルチア・来夢。だからルチアだよ?」
優子「岸本…。残念だけど、あなたのシュベスターになってくれる人なんて、いないと思いますわ。」
来夢「え?」
さくら「あんたっ…!!!」
優子「だって、あなたの入学試験、酷かったじゃない。訓練用ヒュージモデルを前に、動けなくなっていましたでしょ?」
さくら「鳴海さん…!!あんたねぇっ!!!」
さくらは頭に血が上り、優子に詰め寄ろうとしたが、聖恋が叫ぶ。
聖恋「それ以上!!…それ以上言ったら許さない。」
聖恋は怒り、優子に叫ぶ。
優子「い、嫌ですわソフィア様。精々足を引っ張らないで欲しいと言っただけですのに。」
すると、チャイムが鳴り響く。
花蓮「訓練、始まるよ。」
そう言って、一同は移動し始める。
来夢は1人、頭を抑え始める。
聖恋「来夢?!」
さくら「来夢ちゃん…!?」
来夢「……聖恋ちゃん、さくらちゃん、私入学試験ちゃんとできなかったの?」
聖恋「来夢はちゃんと戦ったよ。」
さくら「じゃなきゃ、合格出来なかったでしょ?」
来夢「でも…。」
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訓練場……
莉奈「教導官の、泉・ローザ・莉奈だ。これからお前たちに指導にあたる。」
涼子「私ね、泉先生のリップの色がとっても可愛かったから、リップの色の名前を調べて見たの〜。」
莉奈「いつ調べたの…?!」
涼子「調べてね、それをクイズにしたからね、一緒に考えてね?」
さくら「え?何、急に。」
涼子「泉先生のリップの色の名前はなーんだ!次のうちから選んでください。」
1:ヌーディーバイオレット
2:グラマラスローズ
3:コットンキャンディーわがままピンク
さくら「いやどんな色よ!!」
涼子「1だと思う人ー。」
挙手したのは莉奈、花蓮、つぐみ、芽衣。
涼子「泉先生1だと思うんですか?」
莉奈「いや、1しかないだろう。」
涼子「じゃあ2だと思う人ー!」
挙手したのは、のの花、萌、優子。
涼子「じゃあ3番の、コットンキャンディーわがままピンクだと思う人ー!」
挙手したのは誰もいなかった。
涼子「じゃあ、泉先生、正解をお願いします!」
莉奈「1の、ヌーディーなんとかだ。」
涼子「嘘ですよね!本当はなんですか!?」
莉奈「2の──」
涼子「泉先生?泉先生の本当の答えを教えてくれるまで私は喋りません。」
さくら「いや圧力すご。」
莉奈「…コットンキャンディーわがままピンク。」
聞こえない声で答えを言う莉奈。
涼子「なんですか!?」
莉奈「っ…!!コットンキャンディーわがままピンクだぁぁッ!!」
さくら以外「可愛いー!」
さくら「いや何この時間…。」
涼子「とっても可愛いところがある先生だからね?よろしくね?」
さくら「……?」
涼子「じゃあ私の自己紹介。同じく、教導官の、小阪・アナスタシア・涼子よ。」
そうして、プロフィールを見せる涼子。
さくら「いや何このステータス!?」
涼子「大きな胸がチャームポイント。苦手なことは階段を降りること。真下が見えないのー!よろしくね。」
莉奈「これからしばらくの間は、上級生の指導による基礎訓練だ。基礎訓練が進み次第、団体戦の訓練を開始する。」
涼子「団体戦はとっても重要よ?」
莉奈「我がガーデンでは、ギガント級以上のヒュージを倒す方法として、9人1組でのノインヴェルト戦術を採用している。」
来夢「ふえぇぇ…。」
聖恋「パス回しをすることで、強力なマギを持つエネルギー弾に育てあげ、最終的にヒュージにぶつける、必殺攻撃です!」
涼子「よく出来ましたー!」
莉奈「レアスキルを発動するのが好ましいが、焦ることは無い。」
来夢「レアスキルって…?」
さくら「レアスキルって言うのは、リリィが持つ、特殊能力みたいなもの。それぞれ自分に合ったものを持ってるはずなんだ。」
莉奈「入学したてだとまだ覚醒したことがない者も多いが、訓練や実践の中で覚醒する者もいるだろう。」
一同「はい!」
涼子「私のレアスキルは、『Z』。掌に収まる範囲の時間を巻き戻すことができるのよ。」
莉奈「実践向きではないスキルだ。どちらかと言うと、回復に優れている。」
涼子「とっても役に立つのよ!?リリィ時代は、すぐに回復にあたれるように、応援団を作って、テンプルレギオンが戦うすぐ側で応援したの。その時泉先生はテンプルレギオンメンバーでね〜?」
莉奈「そういう道もあるが!リリィ達の使命は、ヒュージから市民を守ることだ。」
涼子「燃えたわぁぁっ!」
突然の大声に、莉奈は驚く。
莉奈「あぁ、燃えたな。まずは、テンプルレギオン入りを目指して、頑張って貰いたい。」
涼子「がんば。」
涼子は一人一人に、エールを送る。聖恋の隣に立ち、ちらっと聖恋の胸元を見た後に、
涼子「ガンバ。」
聖恋「……はぁ?!」
涼子「がんば。」
莉奈「指導にあたる上級生は、いずれも、我がガーデンの優秀なリリィだ。しっかりついて行くように。」
一同「はい!!」
涼子「泉先生しっかり笑ってらっしゃる。」
莉奈「笑うはずないだろう!何度言えばわかるんだ!」
涼子「なかなか笑わない先生だからね。」
さくら「いや無理あるって……。」
涼子「では皆さん、頑張りましょうね!」
一同「はい!」
涼子「いい返事ね。では早速、訓練開始ー!!」
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訓練開始時刻……
いちか「準備出来たかー。それぞれ使用するCHARMは、つぐみがグングニル。のの花は。」
のの花「はぁーい、ダインスレイフです!」
いちか「うん。来夢は……。」
すると、いちかは言い淀む。
いちか「ラベンダー色の…アステリオン…。」
来夢「ダメ…ですか?」
いちか「いや……。」
すると幸恵は、来夢の近くに寄る。その姿を、さくらは見ていた。
さくら「幸恵さん…?(まだ、未来さんのことを引きづってるんだ……。あのCHARMは、元々未来さんのだったから…。)」
いちか「まずはスモール級だ。みんな構えて。」
一同「はい!」
そして訓練が始まる。すると突然、佳世が突っ込んで来る。
佳世「うぉぉぉぉりやぁぁぁ!斬って、斬って、斬りまくりだぁぁッ!!」
さくら「危なっ!!」
佳世「教えることはそれだけだァァ!」
大二「全く、佳世さんは何やってんだか。」
暴れ回る佳世を止めたのは、百合亜だった。
百合亜「この人は戦闘時に人が変わるみたい。」
佳世「あ、あ、すみません。」
百合亜「いいえ。リリィにはそれぞれの戦い方があるわ。」
佳世「はい!ありがとうございます!」
そう言って、百合亜に握手する佳世。そして訓練用ヒュージをみつけ……
佳世「おっしゃぁぁぁッ!!行くぞぉぉぉ!!」
そう言ってヒュージを斬った後、去っていった。
大二「あれは……。」
百合亜「見習わない方がいいわ。」
優子・花蓮「「はい。」」
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一方……
萌「きゃぁぁっ!!!」
萌は逃げ回る。芽衣はひたすら駆け回り、聖恋は攻撃をし続ける。
萌「ミカエラ様、どうしたら!?」
日葵は模擬ヒュージを貫く。
日葵「初級模擬ヒュージは攻撃してこないわ。自分なりにやってみなさい。」
こころ「そこ!逃げてばっかでは何も終わらん!」
そう言ってこころは模擬ヒュージを斬る。
芽衣「すごいでござる!」
聖恋「はぁっ!!」
日葵「やるわね、聖恋。よく出来てるわ。」
聖恋「ありがとうございます!!」
萌「あの、私は?!」
萌は斬りながら日葵に語りかける。
萌「あの!!」
こころ「尻が丸見えじゃ!」
そう言ってこころは萌の尻をはたく。
萌「きゃぁ!?……ミカエラ様!?私は〜〜!!」
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のの花「もう!!上手くできませんわ!!」
いちか「スモール級は複数で攻撃してくる。だから、重心を落とし過ぎず、常に相手の動きを予測し続ける。」
幸恵「………。」
幸恵は突然来夢のアステリオンを掴む。
さくら「幸恵さん?」
幸恵「何してるの?」
来夢「え?」
幸恵「あなた、CHARM操作の基本も知らないの?」
来夢「ごめんなさい!」
幸恵「そんなことで……」
来夢「このCHARMは…初めてで…。」
幸恵「そんなことでそのアステリオンが扱えるはずないじゃない!!!」
幸恵は声を荒げる。
さくら「幸恵さん!?」
幸恵「…入学試験を見ていた時から思っていた。あなたは、リリィに向いてない。」
来夢「え……?」
……To be continued
幸恵が声を荒げた理由……それは一体なぜか。
次回、「祈り〜戦いと仮面ライダー〜」