アサルトリリィ×仮面ライダー livedevil of ルドビコ女学院 作:黒破リンク
(またタイトルが変わりました。予告詐欺してすみません。)
次の更新から、1ヶ月シリーズ更新に切り替えようかなと思います。
いちか「幸恵!!……ちょっと休憩にしよう。」
来夢以外「「はい。(はぁーい!)」」
いちかは、来夢と向き合い、話しかける。
いちか「それ、お姉さんから貰ったのか?」
来夢「貰ったって言うか…。」
いちか「形見?」
そう言ういちかに、来夢は無言で頷いた。
そしていちかは、幸恵の話をし始める。
いちか「幸恵はさ、未来様のシュベスターだったんだ。」
来夢「え…?」
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過去……
未来「幸恵、後ろを向いて。」
幸恵「はい。」
そうして、未来は幸恵の首元におメダイをかける。
未来「戦死したリリィ達が眠るこの慰霊碑の前で、誓いましょう。」
幸恵「未来様…。」
未来「これからは、お姉様よ?」
2人「「ふふふ。」」
未来「さぁ、私にも。」
幸恵は頷き、未来の首におメダイをかけようと自分のおメダイを外そうとするが、外れず焦る幸恵。
幸恵「あれ…。あ…。うーん…。」
未来「ふふ、落ち着いて?」
そして未来は、幸恵の両手を握る。
未来「落ち着いてやれば、できるわ。」
いちか『だけど、未来様が亡くなる1ヶ月前、幸恵はシュベスターの契りを解消された。』
未来「私はもう、このペンダントを外すわ。」
いちか『未来様はそのまま、ガーデンを去ったんだ。』
来夢「でも、お姉ちゃんは…。」
未来『あなたはリリィに向いてない。』
いちか「幸恵はまだ、未来様のことを引きづっている。でも。あんたなら、前を向かせることが出来る気がするんだ。」
来夢「私が…?」
いちか「幸恵をよろしく。」
そう言って、いちかは去っていった。
追いかけようとする来夢だったが、途中で追うのをやめた。
来夢「でも…私は…!」
そう呟く来夢。すると突然、来夢は頭痛に魘され、座り込む。
来夢「ダメ…!痛い…!!」
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同時刻。
幸恵「理由も教えてくれなかった…。」
そう言って、1人泣く幸恵。
幸恵「お姉様が戦死なんて…。」
すると、いつの間にか隣に居た佳世は、幸恵に話をし始める。
佳世「幸恵さん、実は私、ずっと違和感を感じてるんです。」
幸恵「え?」
佳世「未来様のこと。」
そして、佳世は話を続ける。
佳世「調べたんですけど、資料にはただ、戦死としか書かれてなかった。不思議なくらい、他には何も。」
幸恵「佳世…。もう、いいの。」
そう言って、幸恵はペンダントに手をかける。
幸恵「もういいのよ。」
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座り込む来夢を見つけた聖恋は、来夢に駆け寄った。
近くにいたさくらもすぐに駆け寄る。
聖恋「来夢!?来夢!!大丈夫か!?」
さくら「来夢ちゃん!!」
来夢「聖恋ちゃん…!さくらちゃん…!」
息を荒げながら、来夢は話す。
来夢「私、思い出せないの…。あの時、お姉ちゃんが私の前に立って…!ヒュージの前に向かっていって…!それから……それから!!」
聖恋は思わず叫ぶ。
聖恋「いいんだよ、思い出さなくて!!未来は…。思い出して欲しいなんて思ってない!!」
来夢「でも!!」
聖恋「未来は、リリィとして立派に戦って死んだんだ。ただそれだけだ…。」
そう悲しそうに言う聖恋。
来夢「ほんとに?ほんとにそれだけ?!」
さくら「私たちだってもうリリィなんだよ。いつ同じようになるか分からない。それでも戦うって決めた。そうだよね?」
来夢「……うん!!そうだね。」
来夢は頷き、アステリオンを持って立ち上がる。そして聖恋と向き合う。
来夢「ごめん。」
聖恋「来夢、俺と変わる?」
突然問いかける聖恋に、来夢は驚いていた。
来夢「え?」
聖恋「訓練の班。幸恵様に教わるのが嫌なら──」
来夢「全然、嫌じゃないよ。」
聖恋「え、でも──」
来夢「幸恵様ね?お姉ちゃんのシュベスターだったんだって。あのお姉ちゃんのシュベスターだよ?きっとすっごく強くて、かっこよくて…きっと頼りになる!」
聖恋「…辛くない?」
来夢「うん。私、幸恵様に教われてすっごく嬉しい。」
聖恋は頷き……「それなら良かった。」と来夢に言う。すると来夢は、聖恋の右手を握り、「ありがとね、聖恋ちゃん。」と言って、いちかたちの後を追った。さくらもその後を追った。1人取り残された聖恋は、来夢が走っていった方向を呆然と眺めていただけだった。
優子「何よその表情!まるで恋する乙女…ううん、少年ですわね!」
突然優子が指を指しながら距離をつめようとするも、聖恋は来夢とは別の方向に去ろうとする。しかし優子はそれを良しとしなかった。
優子「ちょっと待ちなさい!わたくし、無視されるのは慣れていませんの。」
聖恋「なんだよ。」
優子「ソフィア様ほどのリリィが、どうしてそれほどまでに…あの人にこだわりますの?」
聖恋「じゃああんた、なんで俺に構うんだよ。」
優子「それを乙女に聞きますの!?もう、デリカシーがありませんわー!……え?まさかソフィア様、本当に岸本さんの事を?」
聖恋「未来に、頼まれたんだよ。『何があっても来夢を守って欲しい』って。」
優子「でも、未来様はもう…」
聖恋「未来はずっと、俺たちの目標だった。俺は必ず未来を超えるリリィになって、約束を守って見せる。」
そう胸の前で拳を握り言う聖恋。
優子「じゃあ、ソフィア様は岸本さんのために、リリィになったって言うの?」
と言われ、聖恋は優子に詰め寄る。
聖恋「だったらなんだよ!!………あんたには関係ない。」
そう言って聖恋は去っていく。
優子は「不純だわ。でも、美しい!報われぬ恋!」と言い、聖恋の後を追った。
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通信室?…
泉・ローザ・莉奈、小阪・アナスタシア・涼子の2人は、G.E.H.E.N.A.の職員と通信をしていた。
莉奈「今のところ、何も変わりありません。新入生の中で、見込みのある生徒は、天宮・ソフィア・聖恋。入学試験第1位の生徒です。」
男性職員1「天宮…。」
女性職員1「2年生は?」
莉奈「イルマ女子から転校してきた、一之宮・ミカエラ・日葵が優秀です。」
男性職員1「岸本・ルチア・来夢は?」
莉奈「ご指示のとおり、福山・ジャンヌ・幸恵の指導を受けています。」
涼子「ですが!!」
男性職員1「なんだ。」
涼子「幸恵さんはまだ、未来さんの死を引きづってるようです…。」
女性職員2「何か勘づいているか?」
涼子「いえ、そんな様子はありませんが…。」
男性職員1「では問題ない。来夢は未来の妹。必ず開花するはずだ。」
男性職員2「黒木・フランシスカ・百合亜の様子はどうだ。」
莉奈「最近は休まず登校しています。」
女性職員2「身体に変化は。」
涼子「いえ。特には。」
女性職員2「そう。それは良かった。」
男性職員2「大事な研究材料だ。しっかりタッグを組むこと。」
2人「「はい。」」
すると、ケイブを知らせるサイレンが鳴る。
莉奈「ケイブだ!」
涼子「失礼します!!」
そう言って2人は走り去る。
物陰から1人の男子生徒が出てくる。
ヒロミ「今の会話は一体…。……急いで外へ出なければ!」
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芽衣「何事でござるか!?」
つぐみ「ケイブだよ!」
さくら「これはケイブを知らせる警告音!」
莉奈『ケイブ発生、ケイブ発生。』
芽衣「ケイブ?」
優子「ヒュージの群れが、現れたんですわ。」
莉奈『場所は原宿、明治神宮前。』
花蓮「近いね…。」
莉奈『各自、戦闘の準備につけ。』
聖恋「……!!」
来夢「待って聖恋ちゃん!」
聖恋は無言で走り去り、来夢はそれを追いかけていた。
さくら「来夢ちゃん!聖恋ちゃん!」
つぐみ「勝手に動かない方がいいよ!」
来夢「でも!」
つぐみ「学園の指示があるはずだから!」
来夢「……私、行ってくる!!」
さくら「来夢ちゃん!!……あー!もう!私も行く!!」
そう言ってさくらは腰に『リベラドライバー』を巻き、来夢の後を追う。
優子「わたくしも行くわ!」
一同「えぇー!?」
芽衣「どうするでござる!?」
花蓮「指示を待つしか…!」
涼子「ねぇ!あなたたち!」
突然涼子が現れた。そして皆に問いかける。
涼子「みんなの力になりたい?」
一同「はい!」
涼子「こっちこっち!」
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戦場……
莉奈『現在!ケイブによって現れたヒュージはスモール級、ミドル級と、ラージ級が数体。テンプルレギオンの指名はない。各自で戦闘に向かうように。』
戦場を駆ける一輝。腰には『リバイスドライバー』、手には『ローリングバイスタンプ』を持ち、そのままバイスタンプを起動した。
一輝「…行くぞ!!」
『俺っち!スイッチ!ワンパンチ!』
『Come on!バ!バ!バ!バイス!Rolling!バイ!バイバイ!バイス!』
一輝「変身!!」
『バイスアップ!』
『ガッツリ!ノットリ!クロヌリ!仮面ライダーリバイス!』
『バイス!バイス!バイス!』
ジャックリバイス「はぁぁぁぁぁっ!!!」
一輝は戦っていると、いちか、幸恵、佳世、こころが戦闘している現場に着いた。
いちか「まずはスモール級からだぞ!」
こころ「合点承知!!」
佳世「おっしゃぁぁぁぁっ!!!」
佳世はルナティックトランサーを発動させ、ヒュージに突撃した。
佳世「お前だぁぁぁぁっ!!おりゃおりゃおりゃおりゃぁっ!!」
いちか「ブリ!ミドル級よりも先にスモール級だ!」
佳世「そんな雑魚、面白くもない!!」
ジャックリバイス「大丈夫か!!」
一輝は幸恵に声をかける。
幸恵「一輝さん…。」
ジャックリバイス「あいつ、すごい暴れっぷり。」
こころ「おみごと!」
いちか「全く!」
幸恵「ルナティックトランサー、発動ね!」
ラージ級ヒュージが現れる。
こころ「ラージ級じゃ!!」
ジャックリバイス「連携攻撃で!!」
幸恵「えぇ!」
佳世「おっしゃぁぁぁぁ!!」
こころ「佳世殿、話を!!」
攻撃を弾かれ、後退する佳世に駆け寄るこころ。
こころ「佳世殿!」
ジャックリバイス「っ!!」
一輝は佳世とこころを守るように攻撃を防ぎつつ、ダメージを与える。
佳世「あ、ありがとうございます…。」
こころ「もう、佳世殿が話を聞かないから。」
幸恵「こっちよ。来なさい!」
いちか「幸恵!」
2人はヒュージを誘導、そして攻撃を仕掛ける。一輝は援護に回り、ローリングバイスタンプを駆使して2人のCHARMに属性付与を施した。
ジャックリバイス「よし!!」
いちか「やったな!!」
佳世「さっすが幸恵さん!」
こころ「待て、ラージ級が2体に分裂した!?」
佳世「攻撃してきます!?」
幸恵はヒュージの攻撃を受けCHARMが弾け飛んでしまう。
ジャックリバイス「幸恵!!」
こころ「ラージ級が2体同時に攻撃してくるとは…!!」
いちか「大丈夫だ、幸恵。落ち着け。」
幸恵「えぇ。」
幸恵はCHARMを持ち立ち上がろうとした瞬間、未来の言葉を思い出す。
『落ち着いて。落ち着いてやれば、できるわ。』
幸恵「お姉様……。」
『私はもう、このペンダントを外すわ。』
幸恵「未来お姉様……。待ってぇ!!」
いちか「幸恵っ!!」
ヒュージは幸恵に攻撃を仕掛けるが、日葵と大二が止めた。
日葵「集中出来ないなら下がりなさい!!足手まといだわ!!」
ライブ「幸恵さん、大丈夫です?」
カゲロウ『おいおい、だらしねぇなぁ。』
ライブ『黙ってろカゲロウ。』
幸恵「日葵さん…大二くん…。」
ライブ「兄ちゃん、あいつは特型だ!注意して!」
ジャックリバイス「わかった!!……っ!!」
ライブ「兄ちゃん…?」
佳世「特型め…必ず仕留めてやるっ!!!」
こころ「佳世殿!!」
佳世とこころは走りヒュージを追いかける。
ジャックリバイス「がぁぁぁぁっ!!」
突然、一輝(バイス)は暴れ出す。
ライブ「兄ちゃん!どうした!!」
大二を蹴り飛ばした一輝(バイス)は、ヒュージを追いかける。
日葵「追いかけるわよ!!」
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聖恋「くそ…!次から次へと出て来やがって!!」
ヒュージに苦戦する聖恋。そこに優子が助けに入るが…
聖恋「邪魔するな!」
優子「はぁ!?助けてるんですわ!」
聖恋「助けなんていらない!俺は1人で戦える!!」
優子「っ!?ミドル級ですわ!」
聖恋「わかってるっ!!!」
聖恋はミドル級ヒュージに攻撃。優子はその援護に回った
優子「未来様を超えるため?」
聖恋「今は話しかけんな!」
怒りのままヒュージと交戦する聖恋。しかしヒュージの反撃を食らってしまう。
優子「今のあなたには無理ですわ!!」
聖恋「はぁっ!?」
優子「だってあなた、弱いもの。」
そう言い放つ優子。
聖恋「何ぃ!?」
すると百合亜がヒュージを相手取った。
百合亜「邪魔よ。」
優子「すごい…!」
聖恋「俺だってっ…!!」
優子「またミドル級ですわ!」
苦戦を強いられる聖恋。百合亜は射撃でヒュージに攻撃。
百合亜「邪魔だと言ったはずよ。」
優子「だから言ったじゃない!弱いのに張り切るから!」
百合亜「あなたも邪魔。」
そして百合亜はミドル級を華麗に撃破する。
百合亜「ミドル級2体、撃破。」
そう言って再び戦場を駆ける。
突如暴れるジャックリバイス。
G.E.H.E.N.A.の目的とは…。
次回「祈り〜私は無敵で最強のジャンヌ〜」
バイス「絶対見てくれよな!」