シャーレ所属顧問、サオリ先生   作:ベレッタM92F

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えー、はい。
風邪かと思ったらコロナでした。
別そこまでは良かったんですが、小説書くためのパソコンを隔離部屋とは違うとこに置いてきてしまったので書けませんでした。(スーパー言い訳タイム)
スマホで書くには面倒すぎやったんや…ストーリー書くの。
じゃあストーリーじゃなくて良くね?ということにようやっと気づいたので書きました。

PS.トキ10連で出ました(火種投下)


閑話―まとめ

《風邪を引いたサオリ先生―その後》

 

目が覚めた。

起き上がってみるが、変な怠さもない。

ということは……

 

「治った、か……」 

 

再度自己確認するが、咳もない、測ってみても熱もない。

今までで最もひどい風邪だと思ったが、治るのも一番だったな。

昔に比べて、いい環境で休めたからか……

ベッドから下りて水を取りに行く。

そういえば、昨日はセリナと、ミドリと、フウカの三人が看病してくれたんだったな。

もしかしたら、それ以外の子達も来ていたかもしれないが。

私のために来てくれるとは、本当に優しい子達だ……

 

……あ、と昨日のことを思い出す。

ミドリとフウカは一緒にベッドに入ったが、移してないだろうか。

水を一口飲み、自分のデスクまで歩き、スマホを取ってモモトークを確認してみる。

沢山の通知が入っていて、一瞬驚きながらも、目当ての相手の欄を探す。

どうやらあの後、自身の学校まで戻り、次の日、つまり今日も普通に過ごせているようだ。

 

風邪を引いたときはどうしようかと思ったが、何とかなって良かった。

モモトークを一つ一つ返信しながら、今日のするべき事を考える。

あー、書類仕事したくないな……

ふと、入り口に箱が置いてあるのが見えた。

郵便物のようだ。

それを中に入れ、開けてみる。

 

「……何故かひんやりする」

 

中には一枚の手紙と―腐らないように保冷剤が沢山入れられたお肉の箱だった。

 

「……」

 

手紙は真っ黒にひび割れたような模様が入っていたので、中を読む気にはなれなかった。

……暇なのか?

 

どうやって食べようか、なんて考えながら、私はお肉を冷蔵庫に入れ、手紙は捨て…ずに机に投げ置いたのだった。

 

 

 

……そういえば、起きる度に服が変わっていたが、変えてくれていたのだろうか?

 

 

 

《メイドに振り回されるサオリ先生》

 

「……」

「……むふー」

 

ミレニアムに用事があり、それの解決後暇だったのでブラブラをしていると、突然アスナと出会った。

かれこれ五分は顔を見合っている。

挨拶はしたが、どうにも……話が始まらない。

こちらから話しかければいいだけなんだが、アスナは元気に喋りまくるイメージしかないからか、声をかけづらい。

後は前の……野生の勘か、私に隠し事があることに気づいている。

とはいえ、黙っておくのもいけないか。

覚悟を決めて話しかけた。

 

「……なぁ、私の顔に何かがついてるか?」

「ううん、ご主人様ってて綺麗な顔だよね」

「え……急になんだ?ありがとう……」

「あとモデルさんみたいな体型だ。運動とかしてるの?」

「よく言われるが……これと言って何も……ご飯もよく食べるし……仕事が激務くらい……」

「でもいつもスーツ姿だよね……よしっ、いっしょにお買い物に行こっご主人様!」

「何故っ!?」

 

アスナの謎の思い付きで、急遽ショッピングモールに行くことになった。

 

 

 

……のだが、何をしているかと言うと―

 

「これかな、いやこっちかな……」

 

―着せ替え人形化だった。

本当に何故…?

 

「そろそろ、思惑を教えてほしいんだが……」

「ん?えっとね、ご主人様ってお洒落とか全然しないから、もったいないなーって!」

「もったいないとは……?まあお洒落は嫌いじゃないが……そういうのはアスナの方が似合うと思うぞ?」

「私もするよ?その後デートしよ!」

 

デート?

急になんなんだ……いや暇だったし、別に構わないが……

この後も、小一時間ほど続けられ、私は目を回した。

出来た姿は少し昔の私の格好を思い出す、動きやすい格好だった。

違うところを挙げれば、明るめのファッションというとこか。

 

「じゃんっ!どうかな?」

「どうかなと言われても……だが、うん、悪くない」

「頑張った甲斐があったね!じゃあ次私!次はご主人様が選ぶ番だよ!」

「……こういうことは得意じゃないんだが……」

 

女の子の買い物の付き添いは何度かあったが、着せ替えをするのもされるのも、今日が初めてなんだが。

とはいえ、選んでもらった……頼んでないが、まあ選んでもらったし、できるだけ頑張ってみるか。

 

二十分ほど悩み、出来た姿はミニスカートでシャツ姿、腰にジャンパーというなんとも無難な格好だ。

元が可愛いから無難が一番失敗しないことに気づいたからな。

 

「あー……あまり、お気に召さないかもしれないが……」

「ううん、ご主人様が悩んでくれただけで凄い嬉しい!じゃあ遊びに行こっか!」

「ああ、そうだな」

 

 

 

二人分の服を支払い、店を出る。

しかし、突然の事だし、まだ私はこの辺のことを詳しくないんだが……

 

「大丈夫、気の向くままにいってみよー!」

 

ナチュラルに心を読まれたな……

言われた通り、なんとなくで歩いてみる。

アスナは私の腕に自身の腕を絡ませ、歩く。

機械が多いイメージだったが、案外他と変わらない場所もある。

通りゆく人々も、変わらず……

だが、この影ではまだ困っている子どもがいるだろう。

尽力せねば、な……

 

「先生、目がギュってなってるよ」

「ん、ああすまない、ちょっと考え事をな」

「……困ってる子達のため?」

「……驚きすぎると、声も出ないな」

「優しいね、先生は」

「……」

 

……何か、おかしい。

アスナは、もっと激しく遊び回るような子だ。

こんなに落ち着いているのは……風邪か?

 

「……ごめん、もう時間だ。もう、行かなきゃ」

「な、あっおい!」

 

アスナは突然どこかへ走っていった。

……風のような時間だったな……

しかし、本当に大丈夫だろうか……?

 

 

 

 

 

「……ほんとーに、優しいね。昔から、いつも」

 

 

 

 

 

《スイーツパラダイス》

 

「先生、お願いがあります」

 

ハスミが突然シャーレに現れ、そう言葉を放った。

 

「……まずは、久しぶり」

「あっ、すいません。そちらが先でしたね。お久しぶりです。再開できて、嬉しく思います」

「それで、お願いというのは……」

「それはですね……

私と、スイーツパラダイスに行っていただきたいのです」

「……はあ」

 

 

 

ハスミは何故そんな願いを言ってきたのか、トリニティに向かうついでに詳しく教えてくれた。

ハスミはダイエット日々悩んでいるらしい。

いつものように悪戦苦闘しながら過ごしていると、なんやかんやあってスイーツパラダイスの招待券を二枚貰ってしまったそうだ。

最初は涙を流しながら他の人にあげようとしたが、何しろ渡してきたのが自分のことを敬愛してくれている後輩からで、易々と人に渡すのは……となったらしい。

 

じゃあどうするか、そうだ、ダイエットに使おう。

となった。

もう一人に沢山食べてもらい、それを見て我慢力を高めよう、と。

しかしそんな事に他の人を巻き込むわけには……という時に、シャーレの事を思い出したということだ。

 

「ふむ……確かにシャーレは生徒の悩みを助ける立場だから、喜んで協力するが……いいのか?」

「何がですか?」

「私でだ。というかダイエットのことも聞いて良かったのか?女の子はあまり聞かれたがらないらしいが」

「先生には私の事は全て知っておいてほしいのです。そもそもあまり隠してはいないのですが」

「なるほどな……」

「ところで、先生。ミレニアムやゲヘナには行ったという噂を耳にしたのですが、どうしてトリニティには来てくれないのですか?」

 

ぐっ、困ったな……

明確な理由というのはあるんだが……

その理由は…アズサ、あいつだ。

私は前からアリウススクワッドを探してはいるが、こちらの直接の認識はできるだけされたくない。

だが今のところあいつはまだ繋がっている状態。

しかるべき時まで遭遇したくないんだが……

そんなことを言うわけにもいかなく。

 

「たまたまだ。どちらも仕事のためだったからな、近いうちに行こうとは思ってたんだが」

「そうでしたか。それは良かったです」

 

上手く、誤魔化せたか?

……いつかは、私の事を話すときが来るだろう。

その時までは黙ることを許してくれ。

 

 

 

そうして目的のスイーツパラダイスの会場に着いたのだが……

 

「で、では先生、どうぞ……!」

「あ、ああ。それじゃあ、いただきます」

 

そうは言ったものの、食べづらい……!

私の前には一口サイズのケーキが沢山あるが、その反対にいるハスミには一つもない。

そしてそんな状態でなんともいえない顔をしているハスミの前でパクパクと食べ進めていいものだろうか?

 

「せ、先生?どうされました?」

「……なんでもない」

 

しかし私は頼まれた身、やるしかない。

まずはイチゴのショートケーキを……

 

「はむっ」

「!」

「んぐんぐ……こ、これは……!」

「ごくり……!」

 

ほどよいクリームの甘味にイチゴの酸味がマッチしていて…

 

「おいしい…!」

「そ、そうなんですか……!」

 

ハスミは一段と絶望に染まった顔になった。

次は、このチーズケーキに。

!、これは……!

 

「これも、おいしいな」

「うぅ……!」

 

私は多種多様なスイーツを食べ続けた。

モンブランにプリン、マカロンにミニパフェまで。

美味しいと全てに漏らしてしまうが……

やっぱり、そうだな。

ケーキの一つをフォークで刺し、ハスミに近づける。

 

「な、何を……」

「私は美味しいものほど皆で食べたい。ハスミも食べたそうだったしな」

「で、でも、私にはダイエットが……!」

「言おうか悩んでいたが、やはりダイエットは必要か?私には痩せてるように見えるが……それに、食べてる姿の方が似合うと思うぞ?」

「……う、うぅぅ……!」

 

ハスミは悩み続けたが、最後にはパクッと食べていた。

その表情は花のように明るい笑顔が。

 

「おいひい……」

「やはりそちらの顔の方が似合う。とても可愛らしく見える」

「か、可愛く………私、決めました」

「なんだ?」

「ダイエットは明日から頑張ります!」

 

結局するのか……まあ本人が望むのなら、好きにすればいい。

こうして二人仲良く、スイーツを食べたのだった。

 

 

 

次の日のモモトークには、強い悲しみが籠っていた。

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