最強のステータスを得て、素晴らしき異世界で転生を!   作:思いツッキー

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自分がこのすば世界に行けたら…。
この妄想を前提で、かつ描きやすい様に描いていきます。
キャラとか細かい所は違和感だらけですが、許せる方だけどうぞ。…誤字脱字許してね。


この女神様から最強のステータスを!

山田太郎さん、残念ですが貴方は不幸な事故によりその生涯を終えました。…貴方には今、3つの選択肢があります。」

俺が目覚めた時、そこは真っ暗。本ッ当に真っ暗な空間にポツンと大きな光が不自然に目の前の女を照らし出すだけの空間が広がっていた。

「ん…あれ?俺、…なんでこんな所に…?」

「山田太郎さん、残念ですが貴方は不幸な事故によりその生涯を終えました。死んだショックでまだ意識が朦朧といるでしょうけど、私の話を聞きなさいな」

ビリ、パクッ、ボリボリ…

いつの間にか現れた椅子に腰掛け、ポテチの袋を開け中身を貪り出しながらふざけたトンデモ発言してくる青い髪をした変な女。普段は事なかれ穏便主義な俺も、いきなりの事につい口調を荒げてしまう。

「あぁ… ?…何、アンタ?どう言う事?」

我ながら沸点は低い方である。

「まぁ、落ち着きなさいな。私は女神アクア。水の女神にして日本担当の神様よ。さっきも言ったけど、アンタには今3つの選択肢があるわ。」

ボリボリ…

(…こいつ、さっきまで貴方呼びだったのに急にアンタ呼び…。こっちが素だな。しかもポテト喰いながら…。つかアクアって神様の名前だったけ?水を表す意味の言葉だと思ってた。どっちにしろ目の前の女神は碌でもないな。それが日本担当の女神って、日本の神様ですら無さそう!…ヤバい!いきなりの事で思考がパニックってる!……とりあえず目の前の女神、チェンジ!!)

「今、失礼な事思い浮かばなかった?」

ボリボリ…

「…思ってない」

ボリボリ…

「…まぁ、良いわ。今日は死者が多くて私、イライラしてんのよ。次がつっかえているの。だから手短にいくわよ。…まず一つ。この日本で記憶を全部消して生まれ変わって、もう一度人生をやり直す。2つ、てん…」

「つか、まず喰うのをやめろよぉ!!」

もぐもぐ……ごくっ…!!

「うっさいわね!女神にナメた口聞いてんじゃ無いわよ!!アンタの転生先、気色悪い新種のエイリアンみたいなグロい深海魚にするわよ!!黙って私の説明聞いてなさい!」

「…………。……はい、ごめんなさい。」

…怖かった。転生先云々より、その迫力にビビった。…大声とか怒られるの、嫌いです。すいません。

「ったく!調子乗んないでくれる!?…続きから説明するわよ。…2つ目。転生せずに、このまま天国に行く。これ先、言っとくけど、天国なんてアンタ達人間が思ってる程、良い所じゃ無いんだからね。…肉体は無いから何も出来ない。ただただ先人達と会話だけしながら毎日毎日来る日も来る日もただボッーと過ごすだけの所よ。何か思いついても思考や感情だけは残るのに魂だけの肉体が無いから行動に移す事も出来ない。だからエッチィ事したくなっても発散も出来ない。…まぁぶっちゃけ地獄みたいな所ね。」

「…えっ、そうなんですか?エロい事は兎も角、なんかもっと心穏やかに暮らせる夢の様な…?」

「それはアンタ達人間の妄想よ。そんな都合いい所なんてある訳ないでしょ。」

…神様が言うと身も蓋もない。

「どう、ここまで聞いて?希望に合った選択肢はあったかしら?」

「…いや、まだ3つ目聞いてないから一概には言えないけど。…無いな。俺、生前何もかも中途半端で早く楽に死にたいけど自殺する勇気は無いって言う奴だったからさ。もう一度一から人生やり直しも面倒だし、天国も今聞いた話じゃなぁ…。」

「アンタの中途半端な苦労話なら全部知ってるわよ。ここに来た時点で、その人間の人生も体験も、思考や魂だって女神には筒抜けなんだから。だからアンタがどんな人間なのかも知ってんの。」

…プライバシーも何もねぇな、神様って。

「そこで、アンタには耳寄りな第3の選択肢よ。アンタが人間嫌いな癖に寂しがり屋でゲームや漫画、果てはそう言うアンタに都合の良いファンタジー世界を自分で想像しちゃう位、妄想や幻想好きなのは神々の方でも把握してるわ。そこで、異世界転生ってヤツよ。実はね、元々魔物のいる世界なんだけど、最近それに加えて魔王軍の侵攻にまで晒されている世界があるのよ。今までは異世界転生なんて選択肢存在しなかったんだけど、その魔物や魔王のせいでその世界の住人たちは皆んなこっぴどい死に方しちゃうもんだから、皆んなビビって転生嫌がって天国行っちゃうから、その世界の人口がどんどん減って行ってんの。そこで、他の世界で死んだ人間を、記憶や人生経験を引き継いだまま転生させて新たに人口増加と、魔王討伐を目指して貰おうというわけよ。どう、興味あんでしょ?」

「…でもそれ、俺も転生したら魔物や魔王にこっぴどく殺されちゃうじゃん。…しかも魔王倒せって。闘いの無い平和な日本出身の人間に務まるわけないって。」

「馬鹿ね。そこで私たち神様の出番よ。ただ、転生させて即死されましたじゃ、意味ないもの。転生しても即戦力になる様に転生する際には何か好きな物一つ持たせて上げてるの。それは伝説の武器…。最強のステータス…最強の特殊能力など、何でも一つ好きな物を。転生特典ってヤツね。」

そう言って女神はバサッと紙の束を放り投げた。それは乱雑かつ、どれも一枚たりとも重ならない様に足の踏み場もない様に床に広がった。よく見ると、その紙一枚一枚にその転生特典なる武器やステータスや特殊能力の詳細が記されていた。…俺はそれを一枚一枚手に取りながら女神に質問を投げかけながら眺める。

「…女神様、しつもーん。」

「何かしら。まぁ、アンタの人生にかかった選択だし何でも受け付けて上げるわ。」

「うーん。取り敢えず、転生特典ってのは、この中の物だけか?」

「なかなか良い質問ね。普通は皆んな投げた紙の中の物で勝手に選択肢を絞るんだけど。…それは今までの転生特典で与えられてきた実際のサンプル例よ。その中に無い物でも、可能なら叶えてあげられるわよ。」

「ふーん。じゃ、質問その2。転生特典を選んだとして、実際異世界転生した際に、言葉や文字が通じないとかはないよな?」

「そこは、ほら。女神様のパワーで親切設定よ。転生させる際に頭に、こぅ、ぐゎ~って負荷かけて一気に言葉とかマスターさせるわ。……たまに頭がパーになっちゃうけど…」

転生特典の紙を眺めていた目線を一気にあげる。…最後、小声で何かとんでもなく不吉な事言わなかった?

「ねえ、なんか最後小声でトンデモ無い事言わなかった?」

「…言ってない。」

「…今の間は?」

「…ほぉら〜、これが異世界転生の説明書よ〜。分厚いから重要な所だけ教えるわね。」

そんな事を言いながら女神は何処からか、それはタウンページを超える鈍器の様な分厚い本を開いて見せてくる。

「うわ、分厚ッ!?……いや、もういいよ。どうせ一度死んだ身だし。それより特典はしっかり選ばせてもらうからな。」

「そう?じゃ、早くしてよね。まだ後がつっかえてんのよ。」

…イラッ。こいつ、俺が少し前向きに異世界転生考え出したら、またナメやがって。

俺は胡座をかき、一つ一つ眺めて長考する事にした。

……………………。

 

「ねぇ〜、まぁだぁ?もういい加減転生して欲しいんですけど〜。後つっかえてるって言ってんじゃない〜。」

先程まで、寝転がり日本産の携帯ゲームで遊んでいた女神アクアが気怠そうに声をかけてくる。

「…ちょっと待て。色々見てると、なんだかどれもこれも。」

足りている様で足りない。どれも素晴らしい物なのに、一つしか貰えないとなると、選べ無い。武器は貰っても、不意打ちや盗まれた際など役に立たないかも知れない。特殊能力についても、選択肢があまり無く、想像するにも幅が広すぎて絞れない。よってステータスに限定するまでは絞れたが。…例えば、力のステータスをもらっても相手が素早く攻撃が当たらなければ意味ないし。逆に早くても攻撃力が貧弱じゃ相手を倒せない。なら魔力や魔法はどうか。…ダメだ。魔法はMP切れや敵に接近された時、詠唱が間に合わなかったり、攻撃範囲で味方や自分も巻き込む可能性を考えると。…それ以前に、詠唱覚えられるか自信無い。…ヒーラーやサポーター能力は。…地味。自分でバッタバッタ敵を倒してみたいが、攻撃スキル覚えられる可能性が低いと考えると寧ろ死ねる。…どうしたモンかなぁ。何とか全部貰える方法ないかなぁ。願い事百個にして下さい!みたいな…。

……。…………。

…転生特典は一つ。…一つ。…物は試しで交渉してみるか…。

「あのー…女神様?」

「なぁに。やっと決めたの。優柔不断なんだから。それと、私の事は敬愛を持ってアクア様と呼ぶ様に。」

寝転がり、既に3袋目のポテチを摘みながら胸を張るアクア。

イラッ……。

「……はい、アクア様。転生特典なんですけど、状態異常耐性、デバフ耐性含む全ステータスを、転生先世界で最強最高にして下さい。」

「…………はぁ?話聞いてた!?一つよ!一つ。特典は1人ひとつなの!欲張ってんじゃ無いわよ!妄想オタク!」

イライライライラ…

「…だから、一つじゃないですか。自分が持てる全ステータス能力 (生命力・力や防御力・魔力・魔法抵抗力・知力・素早さ・器用さ・幸運値・耐性・その他諸々etc)を最強最高に。」

「いやいやいや、カッコの中多すぎだから!?誰が一言で言い表せと!?トンチか!?一休さんか!?ふざけんじゃ無いわよ!?」

「……でも、ほら。魔王倒さなけりゃいけないわけでしょ?アクア様が能力くれたら、必ず倒せますって!倒してきますって!これで魔王倒せたらアクア様の株、爆上がりですよ?お願いします!強くて優しい水の美人女神様アクア様ー!!」

「………」

…うん、駄目か。神様に喧嘩売ったな、コレ。

「もう、しょうがないわね!今回だけだからね!あっ、それと魔王倒したら必ずアクア様に感謝して崇拝しアクシズ教会に入信する事!!」

……チョロッ!!それでいいのか水の女神!?アクシズ教は知らないけど!!

「…はい!水の女神アクア様!」

「それじゃ。山田太郎さん、貴方の異世界転生に幸福を。そして願わくば数多の勇者候補の中から貴方が魔王を打ち倒す事を祈っています。」

 

アクアの祝福の言葉と共に俺の体は天から降り注ぐ光に包まれ、どんどん浮き上がって、不思議な空間から離れていく。いよいよ異世界転生だ。今まで人生分、異世界を楽しむぞっ!何とか高ステータスも手に入ったぽいし。……魔王なんてめんどいの誰かに任せて楽な冒険でのんびり暮らそ。あとアクシズ教は知らん!!今度こそ、中途半端じゃない幸せな人生を掴むぞー!!




このすばの世界観いいですよね!
本編以外でも他の方が書かれたの2次創作でも、面白い作品が溢れてます。
自分が描くストーリーはこんな感じで進んでいきます。

自分の描くキャラの口調とかはブレブレで違和感だらけですね。
アクア、めっちゃやさぐれてます。「今日は死者が多い」とかの発言も何の伏線もありません。
これからも、不定期で描きやすい様に描いていきます。
あ、あと次回から隣国のドラゴンナイトみたいに主人公の名前変わります。
だって、厨二っぽくない主人公の名前思いつかなかったし…。山田太郎って…。
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