錬金術師で改造人間だけど何か質問ある? 作:カラグリヤッホイ
231:名無しの質問者
まさか、ツヴァイウイングのライブでノイズが出るなんて……
232:名無しの質問者
やべーなマジで。正直現実感ない
233:名無しの質問者
マジで笑えねー。ツヴァイウイングは無事だっていうけど……
234:名無しの質問者
天羽奏が怪我しちゃったみたいでな……
235:名無しの質問者
クソが!
236:名無しの質問者
狙ったみたいだよな
237:名無しの質問者
ノイズって人の多い所にばっかり出現するとかあるのかね?
238:名無しの質問者
ふつーに山間部とかに出てくることもあるみたいだしやっぱランダムじゃない?
239:名無しの質問者
被害者……何人だっけ?
240:名無しの質問者
10万超えて3976人。多分ノイズ災害の中では最大規模
241:名無しの質問者
は~~~?もう終わりだよこの世界
242:名無しの質問者
ちくしょ~~!
ちくしょ~~なんでこうなったんだ!
243:一般錬金改造マン
おのれノイズ許すまじ
244:名無しの質問者
>>243 禿同
245:名無しの質問者
>>243 珍しく意見があったな
246:名無しの質問者
まあブちぎれるのは分かるがどうしたんだイッチよ
247:一般錬金改造マン
後輩が巻き込まれた。生きているけど一時期意識不明の重体だった。今は話せるようにはなってるらしい。面会謝絶が解けたら見舞わねば。
248:名無しの質問者
うわまじか
249:名無しの質問者
それは確かに許せんな
250:名無しの質問者
これはマジ切れ不可避
251:名無しの質問者
あー、なんかいいニュースねーかな
252:名無しの質問者
ホントそれな。連日この災害のことばっかで気が滅入る
253:名無しの質問者
そういえばノイズ災害って見舞い金出るんだっけ
254:名無しの質問者
口止め料でしょ
255:名無しの質問者
あー、巻き込まれて生き残ったら誓約書書かされるんだっけ
256:名無しの質問者
何のためだろうな
257:名無しの質問者
まあ、ノイズはホントに災害だからな。見舞金くらい大目に見ようぜ。なんせ、死者数の数だけ家族がいたんだし
258:名無しの質問者
まあツヴァイウイングが生き残ってくれたのはマジでよかったかも。復帰できるなら、彼女たちの歌にまた勇気づけられる人がいるかもしれない
259:一般錬金改造マン
個人的にいま朗報があったんだけど、こんな状況なせいで素直に喜べない
260:名無しの質問者
>>259 どうした
261:名無しの質問者
>>259 朗報?ええやん聞かせてよ。こんな状況だからこそ明るいニュースが聞きたい。
262:名無しの質問者
笑顔になれればそれでよし!
263:一般錬金改造マン
じゃあ、超個人的ニュースだけど……探してた幼馴染が、保護されたみたい
264:名無しの質問者
おおお!
265:名無しの質問者
それって確か6年前南米でいなくなっちゃったっていう幼馴染!?
266:名無しの質問者
すげーな、それは奇跡だわ。喜んでいい!
267:名無しの質問者
そういえば、なんでイッチはその幼馴染に執着してるんだ?初恋か何か?
268:名無しの質問者
やだー、あまずっぱい~
269:名無しの質問者
デバガメニキ……!
270:一般錬金改造マン
そんないいもんじゃないよ。ただ、一方的な話……俺があの子を家族同然だと思ってるってだけ。そりゃ、6年も前だから色々あるかもしれないけど
271:名無しの質問者
うおっまぶし
272:名無しの質問者
ピュアな感情だった、反省
273:一般錬金改造マン
それに、あの子の両親が残したものはうちの両親が管理してるんだ。遺産の相続人はあの子だからさ、もし父さんと母さんが死んだあとだとちょっと俺じゃ管理できない。年齢的に。弁護士さん雇えなかったら国に持ってかれちゃう。それだけは避けたいし。
274:名無しの質問者
ん?それどういうこと?
275:名無しの質問者
親戚とかいねーの?
276:一般錬金改造マン
いない、少なくとも国が調査した範囲では。何でうちの両親が管理してるのかと言えば、遺書が残ってたから
277:名無しの質問者
ん?それおかしくね?死んだのって事故みたいなもんだよね?
278:名無しの質問者
遺書残す余裕があったのか?
279:一般錬金改造マン
紛争地域でのNGO活動だから……先に遺書を書いてたみたい。もし自分たちに何かあったら幼馴染が成人するまで遺産を管理して欲しいって。
280:名無しの質問者
なるほどなあ
281:名無しの質問者
そこまで幼馴染を愛してたのならどうして死ぬ可能性があるようなことやってるんだ。残される方は辛いってもんじゃないんだぞ
282:名無しの質問者
>>281 こういうのって理屈じゃないんだよな
283:名無しの質問者
愛っていうのもいろんな形があるわけで
284:名無しの質問者
もしかしたら幼馴染の子に自分たちの活動を通じて何かを教えたかったのかもしれない
285:一般錬金改造マン
幼馴染が施設行きにならないようにうちの両親養子縁組の準備もしてるんだよ。あの子が受け入れれば、だけどね
286:名無しの質問者
分かるかねらーどもよ。これが純粋なる愛だ
287:名無しの質問者
これは純愛、俺は詳しいんだ
288:名無しの質問者
ええ話や……
289:名無しの質問者
マジで言い話、この絶望的な事件がある中での清涼剤ですわ
290:名無しの質問者
忘れるな、幼馴染の両親は死んでるということを
291:名無しの質問者
救いはないんですか?
292:名無しの質問者
マジで救いあってほしい……
293:名無しの質問者
まあ、幼馴染が見つかったというのは間違いなく喜ぶべきニュースだ。中二病抜いて会いに行けイッチよ
294:名無しの質問者
間違っても錬金術師で改造マンだなんて言うなよ
295:名無しの質問者
幼馴染ドン引きして会ってくれなくなるぞ(経験者
296:名無しの質問者
>>295 悲しいなあ
297:名無しの質問者
>>295 やってしまったな
298:一般錬金改造マン
いろいろ手続きとかあるみたいだし、幼馴染もまだ日本にはついてないみたいだから2週間後に会いに行くぜ!話したい事が沢山あるんだ。
299:名無しの質問者
久しぶりに会う幼馴染……これ会話持たないやつでは?
300:名無しの質問者
ありうる
301:名無しの質問者
気まずい沈黙が見える見える
302:一般錬金改造マン
……たしかに!どどどどうしましょう!?
303:名無しの質問者
このイッチ、何も考えてなかった
304:名無しの質問者
童貞みたいにがっつくなよ。いや童貞かwwww
305:名無しの質問者
そもそもイッチの幼馴染が女の子だと確定したわけではないし
306:名無しの質問者
男の可能性も十分にある
307:一般錬金改造マン
あ、女の子です
308:名無しの質問者
は?死ね
309:名無しの質問者
>>309 ストレートな殺意で草
310:名無しの質問者
>>305 そもそも語り口調から女の子だったのは確定的に明らかだっただろ
311:名無しの質問者
どどどどど童貞ちゃうし!くらい言って見せろよ
312:名無しの質問者
忘れてるがこのイッチ14歳やぞ
313:名無しの質問者
ピチピチギャルじゃん
314:名無しの質問者
ギャルってなんだよ
315:名無しの質問者
会話デッキ作っておくべきでは?
316:名無しの質問者
何それおもしろいwww
317:名無しの質問者
イッチ安価だ安価!幼馴染にあったら何するか決めようぜ!
318:一般錬金改造マン
絶対に変態行動をとらせようとするので嫌です。乗り始めたおまいらほど信用できないものはない
319:名無しの質問者
えー
320:名無しの質問者
まあ確かに敵に回すとめんどくさくて味方にすると役立たずのクズニートというのは掲示板の民の特徴だが
321:名無しの質問者
断る理由はっきりしてて草
322:名無しの質問者
実際イッチ幼馴染にあってどうしたいとかあるん?
323:名無しの質問者
両親任せじゃなくてお前も探してたんだからなんかあるんだろ
324:一般錬金改造マン
……驚くほどなんもない
325:名無しの質問者
はぁ?
326:名無しの質問者
なんじゃそれ
327:一般錬金改造マン
いや、普通に会いたいとかそういう一般的な感情はあるよ?例えばその、幼馴染のことが恋愛的な意味で好きだから、とか6年前の約束が、とかそういうのはない。ただ、彼女をずっと心配してたのはそうだけどさ
328:名無しの質問者
まあ、6年前の話だしなあ
329:名無しの質問者
6年経てば人は変わるぞ。お前もそうだろ
330:名無しの質問者
改造人間()になったしな
331:名無しの質問者
錬金術師()も忘れるな
332:一般錬金改造マン
おまいらの隙あらば弄ってくるスタイル嫌い。事実だけどさ。帰ってきたらまた遊ぼうぜ、っていうのがそれっきりになったのが引っ掛かってるのかも
333:名無しの質問者
あー、そういうやつ
334:名無しの質問者
このイッチ掘ったら面白いぞ
335:名無しの質問者
乗せてもっと吐かせろ
336:名無しの質問者
子供の純情を玩具にするな
「篝矢、よく聞け……あの子が保護されたらしい」
「あの子って……もしかしてクーちゃん?」
「やっぱり覚えてるよな、やはりバルベルデで捕虜にされてたらしくてな……なまじ見た目がいいもんだから隠されてたらしい。ノイズ出現のどさくさで保護できたそうだ」
「そうなんだ……とりあえず良かったけど……大丈夫なの?怪我とか」
「詳しいことはまだ分からなくてな。国籍は日本だし拉致被害者だ。日本に帰ってくるとは思うが……」
ツヴァイウイングのライブでノイズが発生した襲撃事件からもうすぐひと月がたとうとしている。今日までに3回、俺はノイズを駆除している。内訳は日本に2回、アメリカに1回……戦闘を重ねるごとに俺に継承されたご先祖の戦闘技術が体に馴染んできたのか、危なげなく駆除できている。
被害者をゼロには、出来ていないのが悔しいところだ。少なくとも減らせてはいるのは確実だが、所詮は俺一人……ノイズは大群だ。民間人だけならまだ何とかなるが、自衛隊などのノイズに向かっていく人たちを助けるのは難しい。特異災害対策機動部二課との協力も考えたが、この国の上の政治家たちがレナス=アルマを欲しがらないわけないので、却下だ。現場での協力は十分にあり得るだろう。
昨日ちょうど北海道までノイズを狩りに行っていた俺が朝起きると今日は休みを取ることにしたという父さんから6年前消息を絶ってしまった幼馴染、雪音クリスがバルベルデ共和国の捕虜施設から保護されたという話をされた。捕虜にされていた、という事情から察するにあまりいい生活はしてないだろうな……。
正直、会って何を話したらいいかは分からない。向こうだってそれを望んでいるか……嫌われてるかもしれない。けど、あの子……クーちゃんには渡さなければならないものがある。うちの両親もクーちゃんが生死不明となってから時間が許せばNGO活動に相乗りする形で南米を中心に捜索していた。
両親からしてもクーちゃんは親友が残した忘れ形見なわけで、生きてるかもしれないなら必死にもなるだろう……クーちゃんのご両親もわざわざ俺の父さんを指名して遺言書を渡したほどだ。それほど仲が良かったに違いない。
「てことはクーちゃんに会えるんだ……」
「ああ、と言ってもいろいろ手続きがあるからな……大体2週間ぐらいは見ておけ」
「わかった。じゃあ俺、バイオリン手入れしておくね」
「暇があったら何時もやってるじゃないか」
「クーちゃんに返すんだから、ピカピカにしておきたくて」
クーちゃんの両親、
雅律さんはバイオリニストなだけあって、楽器をいくつか所有していた。その所有していたバイオリン……高価なものから安価な練習用のものまで、俺が無理言って手入れと管理をさせてもらっている。もともと雅律さんに触りとはいえ弾き方は教わってたし、ずっと倉庫に仕舞いっぱなしにすれば楽器に異常が出てしまう。
クーちゃんがいなくなってしまった……当時の俺は理解してはいなかった。ご両親が死んだということすらもだ。すぐに戻ってくると思っていた、けどいない期間が1か月になり、半年が過ぎて、1年になってようやく……いなくなってしまったことを理解した。クーちゃんは生きてるかもしれない、という両親の会話を盗み聞きしてそれなら俺がクーちゃんが帰ってくるまで楽器を手入れして彼女に返すと両親に頼み込んだ。
それからずっと、幼馴染のいなくなった空白を埋めるように時間があればバイオリンに向き合って、手入れをしている。それが、今や俺にとって唯一クーちゃんがいたという証だから。今日は休日だし早速やろうか、と思っているとリビングにおいてある両親製のノイズ探知機に反応があった。
「……行ってくる」
「……気を付けてな。無理だけはするんじゃないぞ」
異空間から鉄仮面と皮手袋を取り出して父さんにそういうと、父さんは苦虫を嚙み潰したような顔をしてそう言ってきた。俺はそれに大丈夫と返して、刻罪の剣を背負いイノーフボトルで転移をするのだった。
「灼風狼火!」
転移した俺は、周りが岩だらけの山岳地帯であることを確認してから炎の剣を抜いた。風の星霊力を引き出して真一文字に振るうと炎と風の大竜巻が俺に向かってくるノイズをただの炭の塊に変えていく。岩肌は炎の剣と技の熱量で熱くドロドロとマグマのように溶ける。
「冷気の渦よ凍結しろ!フリジットフォトン!」
水の星霊力を練り上げて氷に変えて射出する。着弾時に爆発する氷の華がノイズたちに機銃掃射の用に降り注いでいく。今日のノイズは人がいない場所に出現したのはちょうどいい。俺が現れたことによってすべて俺の方に向かってきてくれている。実にやりやすくて助かる。
剣戟がこちらに迫るノイズをカウンターで次々と切り捨て、錬金術が遠方のノイズを殲滅する。そうしていくのを繰り返していくと目に見えてノイズの数が減っていった。今日のノイズさんは比較的小規模な出現で済んでいるようだ。これなら被害を出すことなく終わらせることが出来る。
「紅蓮剣!」
飛び上がった俺が炎の剣を密集しているノイズに向かって投げつける。ノイズ集団の中心部に刺さった炎の剣はまるで爆撃機から投下された爆弾のように大爆発を引き起こしてノイズの大部分を仕留めた。着地点にいる残りのノイズに向かって6属性の星霊力を込めた拳を地面に向けて打ち込んだ。
「ダオスコレダー!」
俺を中心に光の衝撃波が周りを駆け抜けて残ったノイズを全て殲滅した。俺は周りにノイズと被害者がいないことを確認して突き刺さってなお周りを燃え上がらせる炎の剣を引き抜き、自分の背中に仕舞う。焼け焦げた自分の手を初級の治癒術、ファーストエイドで治療しているとバラバラバラ……とヘリコプターのプロペラ音が聞こえてきた。
「重役出勤だな、二課さんは」
愚痴る様にそう言って俺はイノーフボトルを取り出す。左手に持ったままの刻罪の剣を背中に背負いなおし、イノーフボトルの蓋を開けようとしたところで慌てたようにヘリコプターのドアが開き、人が3人飛び降りてきた。自殺志願かとも思えるほどの高さから飛び降りてきた3人だが、風鳴弦十郎が残り二人を抱えて見事なまでの着地を披露した。
「待ってくれ!」
開口一番、そう言ったのは俺がライブ会場襲撃の件で命を救った、天羽奏だった。
イッチ父 異端技術者にしては相対的にまとも。けどやっぱりどっかマッドだが主人公にかける愛情は本物、ノイズ許すまじ 某結社に誘われたけど入らなかった。
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