薪の王もダンまち世界にやってきた 作:明日やろうは馬鹿野郎
【どれだけ救ったのだろう
どれだけ殺したのだろう
どれだけ廻ったのだろう】
男は一人、最初の火の炉。その篝火にて我が身を焚べながら考えていた
【ロードランを
ドラングレイグを
ロスリックを】
全ての武器を強化し、
果ては
【そういえば、時間を超えて次の地へ行き着く時はいつもこの…薪の王となった後だったな】
しかし、残念なことにこの世界は今いるこの地、ロスリックで完結してしまっている。それは幾度と無く火守女と共に火継ぎを終わらせてきた、そしてその都度灰として墓所で目覚める男自身が一番分かっていることだった。
しかし、今の男の頭はなぜか冴えていた。それは度重なる死と周回で人間性が薄まってきたからだろうか
【今私は最初の火の炉の『篝火』で『休息』している。つまり転送ができる状態だ。
そして今の私は曲がりなりにも薪の王、ただの不死人だった時とは比較にならない程の力、最初の火の残り火を得ている状態とも言っていい。
ならば、今ここで転送を行えば前よりも広い…それこそ『世界を跨ぐ』規模での転送も不可能ではないのでは?】
しかし本来ならここでは転送はできない。だが思い至った男は止まらない。
最初の世界で気づいた段差と篝火、二つの奇跡を使って
左手に弓を持つことで
ありとあらゆる方法で世界を捻じ曲げる事を試み数十回。時間が迫りいよいよ次の周回が始まろうとしていた時、遂に試みは成功した。
【やった、やったぞ……!】
転送時独特の感覚と共に、男は成功を確信した。
男は一種の賭けに出ていた。
周回時の
そこに先述したスペルスワップ、呪死による石化を利用した外見の保存、
真上に投げた解呪石に
これを全くの同時に行う事で男は姿形を保ったまま、完結した世界を脱出することができたのだ。
〜しかし、そんな男にも一つだけ誤算があった。
それは薪の王としての力があまりにも強すぎた事。ロスリックにおいては各地に薪の王がいたが、その周辺ではそれぞれの薪の王の世界が一部顕現していた、ファランの城塞、罪の都などがそれだ。
つまり、ロードラン、ドラングレイグ、ロスリック。それぞれの世界の一部が転送されるとき、転送先一帯に一緒になって顕現してしまったという事だった〜
もちろんゲームではこんなこと出来ません。ロード中にゲーム強制終了すると高確率でデータぶっ壊れます。その後の主人公がなんかほかの世界行ったみたいな妄想の元に描きました
以後男はどんな方針で行動するか
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先に神を塵殺する
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先にダンジョンを破壊する
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それ以外(今話感想にて案募集)