薪の王もダンまち世界にやってきた 作:明日やろうは馬鹿野郎
ダクソの独自解釈注意。考察勢じゃないから色々杜撰だけど許して
男は静かに激怒した
いや、その言い方には少し語弊がある。
正しくは、
男は不死人だ。使命を帯び、度重なる死の末に故郷を、親しかったはずの人の名を、果ては自身の名をすら忘れ、けれど使命だけは忘れずに、その身を『火継ぎの使命を果たす物』として認識することで亡者化を防ぎ、だが故にそれ以外の事は忘れ果てていた。
少しばかり昔話をしよう。
男自身忘れて久しいが、一度目の火継ぎを成し遂げた時には男はまだ自分を見失っておらず、火を継いだ事を誇りに思っていた。自らが犠牲となることでこの世界を遺せる。また昔のような世が戻ってくると…
そのような誇りや希望はその火継ぎの後意識を失い、気が付くと
しかし男はまだ諦めてはいなかった。『今回は私の薪としての力が足りなかったから戻されたのかも知れない、もっと強く、もっと早く、もっと賢くなり、強く信じて継げば大丈夫だ……』
思い返せば、男はこの時既に狂い始めていたのかも知れない。
しかしそのような妄想も、全ての敵を倒し、全ての土地に伝わる奇跡を、賢者から学び、ウーラシールにて生まれた魔術を、
その周回で男はカアスという蛇のー彼自身幾度となく出会ってはいたがー言葉に初めて乗り、そのまま闇の王となった。
しかし世界に真の闇を齎し、そして尚不死院に戻され 、永遠に火継ぎは終わらないと知った、
それから次の地、ドラングレイグに着くまでは十数万回程火を継いでいたがその道中、アイテムスワップ、スペルスワップなど世界の歪みを見つけていた。しかし男はこれらを完全にマスターしたもののこれで何かを成すことはしなかった。
その後彼に転機が訪れたのは最後の火継ぎの舞台ロスリック、そこから遠く離れた吹き溜まりという土地。そこの一角にある輪の都で彼は自らの不死の使命の正体ーダークサインの正体と不死人の真相、そして火継ぎの本当の意味ーすなわち火継ぎは神が神であるための延命措置であり、そのために神は我ら小人に火の封を施し、全て忘れ、惚けさせたーを知る。
そうして男は、神の敵となったのだ
ーなんということかー
そんな男は今、とある白髪赤目の少年に
ここまでならば男はまだここまで怒ってはいなかった。それでも殺意にまみれてはいただろうが。問題はそれ以外の数多の人。塵も積もれば山となるとはよく行ったものだ。良く目を凝らさなくとも分かる程の神の印と言うべきモノ。あの世界で数え切れないほど神を殺してきたからか、それとも不死としてその身を限界まで極めたからか、おぞましい程の『印』のオーラが伝わってくるその光景を目の当たりにし、不死は危うく卒倒しそうになっていた。
ーこれは、調査が必要だろうー
装備を密かに普段着と遜色ない、周囲に溶け込むような『旅装備一式』に変えた男は決心した
書き終わって気づいたんだよね。何も進展していないって
早く殺し合わせたい……片方死なないけど
以後男はどんな方針で行動するか
-
先に神を塵殺する
-
先にダンジョンを破壊する
-
それ以外(今話感想にて案募集)