薪の王もダンまち世界にやってきた 作:明日やろうは馬鹿野郎
今回も独自設定あり。怪文注意!
オラリオ商店街、この活気づいている場所にある人気の無い路地裏で一人の男が襲われた
「აჰ... აჰ... ჰეჰ, აჰ...」
ーほう、これはこれはー
しかし、件の男は逆に襲った側の男を返り討ちにしてしまった訳だが
襲われたその男〜旅装備一式に身を包んだ薪の王〜は、迎撃に使った
何を隠そうこの男、
こちらに害をなそうとしてきたのならばその相手はもう敵である。基本的には殺す……しかし土下座してきたのならば別だが。あの禿頭は幾度もこちらを陥れてきたものの、何故か憎めなかった……
この男から得た情報によると、こいつは『ロキ・ファミリア』なる物に所属している、このファミリアには『フィン・ディムナ』という小人、『リヴェリア・リヨス・アールヴ』というエルフなる人物、『ガレス・ランドロック』といったドワーフ?という種族、『アイズ・ヴァレンシュタイン』といった暴風を扱う少女など、他にも多様な人物が属している一大組織のようだ。
他には……『ダンジョン』という異形が湧いてくる巨大な土地 そこを探索する『冒険者』 その冒険者を管理、統括する『ギルド』
そしてそのギルド、ファミリアの主である
神
怒りで意識が持っていかれそうになるが何とか耐え、情報を吟味し続ける
冒険者は各々のファミリアの主である神からファルナなる物を貰い、その力を頼りにしてダンジョンへと潜る。そこで様々な物を回収して地上で売って富を得ると共に神にステータスの更新をしてもらい、それにより自らの格を上げる。そしてまたその力を頼りに潜る……
成る程成る程、大変理にかなったシステムだろう。何やらこのダンジョンは古来より異形が発生しては度々地上に出、害をなしていた。そうするとそれに対抗する力を与えた神はまさに救世主だろう。
しかし神は元々娯楽のために地上へ降りてきたらしい。その一環として人に力を与えて死地に向かわせ、戦いを見て楽しんでいたというのも一つの事実だろう。
ふざけるな
良いように言えば、この世界を紡いでいくのに神は居てはいけないからダンジョンには行けない、
巫山戯るな
その祝福を与えた時点で介入していると分かっているのか。
神は大人しく指を咥えて眺めているだけでよかったのだ。降りてきたとしても、何もせず傍観者であれば良かったのだ。
フザケルナ
こちらの神も、前居た世界の神も、何も違いなどありはしない
しかし、この忌々しい神のおかげでダンジョンから異形どもの侵攻が抑えられていることも事実。先ずはこの侵攻という面を解決しなければ神共がいなくなった後困るのは人間だ
ーどうすればいいー
男は暫し考え込み、そして一つの案を思いついた
ー我々の、不死の巡礼地でこのダンジョンに蓋をすればいいー
そう、ロードランやドラングレイグ、ロスリックにいた敵は自分からはけっして持ち場を離れようとはせず、侵入者に対しては容赦しない。いうなれば『侵入者に対しては全力で攻撃する迎撃に最適な土地』だ。
そうすれば神の玩具となり果てた彼ら冒険者は踊らされることがなくなり、これ以上異形によってここオラリオでは被害は出ない。そうして足止めをしている間にこの私がダンジョンを壊し、これ以上異形が発生しないようにすればいい。ダンジョンから異形が発生するのならばダンジョンを壊せば異形は発生しないのだから。
ーこれで懸念はなくなる。あとは神共についてだ。ー
現在の選択肢は二つ。
前者はより確実に、より多くの神を殺せるだろう。しかし当然不確定要素が多く、神の玩具とかした人々がこちらを襲ってくる可能性も十分に在り得る
後者は逆にダンジョンを破壊した後ということは、これを理由に活動していた冒険者の数は格段に減少し、神の玩具も少なくなることは容易に予想できる。しかしこれでは逆に興味を失った神が雲隠れし、神を塵殺できなくなる可能性が高い。これはつまり今後も神共により弄ばれる人が出てくるということだ。
ーどうするべきかー
人間性を喪い、もう物も言えなくなった廃人と化した哀れな人だったモノの前で男は一人考え込んだ
どうなることやら
文字震わせたりとかいろいろやりたかったけど断念
以後男はどんな方針で行動するか
-
先に神を塵殺する
-
先にダンジョンを破壊する
-
それ以外(今話感想にて案募集)