薪の王もダンまち世界にやってきた   作:明日やろうは馬鹿野郎

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アンケート見ててこんなにも見てくれている人がいるんだ……と少し感動しました
これからも素人ながら頑張っていきますのでどうぞよろしくお願い致します



下準備

しばしの逡巡の後、男は決意する

それは神よりも先にこの世界に蔓延るダンジョンを破壊する事だった

 

本来であれば今すぐにでも神という神を鏖殺したい所ではあるが、それでは冒険者等残された人々に対しあまりにも無責任というものだろう。故に今は耐え忍び、ここに人がいる原因となっているダンジョンを壊し、憂いを断つ。それが最善の策だと男は判断した

 

しかしここでまずは一つ問題が生じる。何か?

それはどうやってダンジョンという存在を破壊するか。

これはどうしようも無い問題である。この地にぽっかりと空いた大穴とも言うべき、そこに悠然と佇む岩の様な……

……

……

……

 

いや、まだ早計だ。火の力を与えて無理やり命を与え、ロードランに居た『古竜』達の一部のような、朽ちない古竜が命を与えられ、ボロボロのどう見ても生きてはいない様な状態であるにも関わらず尚生きていたというあの状態にするというのも考えた。

 

しかしあれは古竜独特の『朽ちることの無い』岩の如き存在出会ったためであり、第一その状態まで持っていかせるのには時間がかかりすぎるだろう。

 

どうすべきか……熟考の後

 

ーまずはダンジョンを探索しよう。何か分かるやもしれんー

 

そう、男は考えついた

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

件の殺した男から頂いた(奪った)ダンジョンの情報が書かれている書物を腰に提げ、『黒革装備一式』で闇に紛れ、それに追加して『霧の指輪』『静かに眠る竜印の指輪』を装備し、できうる限り気配を絶った男は、血塗れた『暗銀の残滅』をしまって()()()()()()()()ダンジョン入口で傍から見ればまるで変人と見紛われる行動を繰り返していた

 

しかし本人にとっては至って真面目な、というより失敗は許されないほどの事であり、男はこれまでに無いほど真剣な眼差しで行っていた。それは

 

ー……右に一歩、後ろにローリングしてバックステップ、直後に反転

してもう二回。右手にある『無』で1,2,3,4回強攻撃して左手で3回弱攻撃。またバックステップ二回重ねて間髪入れずに『無』で戦技構え!……よし、成功だー

 

そう、世界を歪める下準備を行っていた(任意コード実行)のである。周回中に気晴らしにと世界を歪めて(バグ技を使用して)いたところ偶然にも『無』…としか言いようが無いものを取得し、恐る恐る研究を重ねていたのだ。

 

驚くべきことにこの『無』、扱い方しだいで何にでも化けるという特徴を持っており、これまでにも男はかなりの数のモノを変換させてきた。マグマ池を召喚してそのまま焼け死んだのは良い思い出である

 

そして今、男が変換させた姿は『霧の壁』だった。

 

ーよし、あとはこれと同じものを転送してきた時についてきた『城下不死街』に設置してそれぞれを繋げば完了か。と、その前にー

 

 

彼の地へと向かおうとした男は寸前になって思いとどまり、とある奇跡を使用する。その奇跡の名は『死者の活性』

 

使用後、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を一望して満足したのか、男は改めてダンジョン内部へと入り霧の壁を設置。そのまま城下不死街があった所へと向かっていった。

 

こうしてダンジョンは霧の壁によって実質的に封鎖されたのだった

 

しかし気付いているのだろうか、こうして意気揚々と自分にとっての未知を求めてダンジョンに潜るその姿。それはまるで

自分が『神の玩具』と呼んだ彼ら冒険者と同じであるということに……

 

 




次回いよいよダンジョン攻略

なお作者は戦闘描写が苦手。というより書いたことない

wikiみながら頑張る
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