2018.11.30 修正
Side:木場祐斗
イッセー君が武藤神父と大切な話をしている一方で、僕達は引き続き敵の釣り出しを兼ねたエクスカリバーの複製品の探索行動を行っていた。しかし、収穫が得られない事に業を煮やしたのか、薫君が瑞貴さんに人員の更なる投入を提案してきた。
「ねぇ、瑞貴
しかし、瑞貴さんは薫君が口にしたのとは別の人名を出し、その人物に協力してもらう事を提示してきた。
「いや。ここは二人ではなく、レオ君の力を借りた方がいいだろう。隠密行動が得意なポケモン達に協力してもらえば、情報が早く集まるからね。ただ、如何に状況がそれを許してくれないとはいえ、こんな事でレオ君の力を借りるなんて、果たして義父さんが許してくれるかな?」
……よく考えてみると、イッセー君の一の舎弟を自称するだけあってそれに何ら恥ずかしくない程の力量を持つセタンタ君に加え、エクスカリバーを所持した名うての「はぐれ」
それが凄く気になって、二人に尋ねてみた。
「瑞貴さん、薫君。先程から名前の挙がっている人達についてなんですけど……」
そこで、僕が完全に置いてけぼりになっている事に気づいた二人は、申し訳なさそうな表情で僕に謝ってきた。
「確かに、何も知らない祐斗にしてみれば、僕達の会話はさっぱりだったか。ゴメン、祐斗」
「オレもちょっと考えなしだったよ。もう考えなしに行動しないってイチ兄に誓ってるのに。反省しなきゃダメだよね、やっぱり。それとゴメン、祐斗兄」
僕の問い掛けに対してまずは謝罪で応えた二人に慌てて気にしない様に伝えると、改めて返答を求める。
「あ、いえ。それについては、二人とも気にしないで。それよりも、セタンタ君とはこの間の面会の際に顔を合わせているから、その為人と力量は知っているけど、他の二人について教えてもらえませんか?」
すると、瑞貴さんは暫く悩んだ末に条件付きで答えを返してきた。
「……そうだね。この際だから、バリーさんについては教えてもいいだろう。ただし、レオ君の事については流石に教えられないよ。けして祐斗や他の皆を信用していない訳じゃないけど、レオ君の詳細を知る事で他の悪魔が手を出さない保証が全くないし、そうなればレオ君を弟の様に可愛がっている一誠が確実に敵に回るだろう。それなら、あえて知らない様にした方がお互いの為じゃないかな?」
……正直なところ、イッセー君が弟の様に可愛がっているという「レオ君」の事が知りたいと思ったんだけど、それをやって親友を部長達の敵に回すのは悪手以外の何物でもなかった。因みに、僕はその時にはおそらくイッセー君側に就くだろうから、敵にはなりようがないと思う。ただ不安要素をいちいち増やす必要性など何処にもないので、その「レオ君」については聞かなかった事にする事を伝える。
「瑞貴さん、解りました。その「レオ君」に関しては聞かなかった事にします」
その僕の言葉に対して、瑞貴さんはまず感謝の意を告げてきた。
「助かったよ、祐斗。それで、バリーさんについてだけど……」
そして、瑞貴さんが「バリー」という人物について説明しようとした、その時。瑞貴さんの方から、携帯端末の着信音が鳴り響いた。
Side end
Overview
時は、兵藤一誠が武藤礼司にその心中を明かし始めた頃にまで遡る。
「クソ共が! 数だけは多いぜ! だがな、それだけじゃ俺を抜く事はできねぇんだよ! ガキ共には、指一本触れさせはしねぇぞ!」
武藤礼司の教会にコカビエル一派の「はぐれ」悪魔祓いの大軍が攻めて来た。目的は奪われた
……しかし、その目論見は目の前の巨漢によって文字通り木っ端微塵にされていた。
「ブッ飛べやぁ!」
また一人、巨漢-バリー・ジャイアン-によって殴り飛ばされ、ある程度離れた所で味方を巻き添えにして爆発していた。巻き込まれた者達は高熱によって体を焼かれるか、爆風によって吹き飛ばされた挙句に地面や壁に勢い良く叩きつけられる為、尽く戦闘不能に陥っている。ただ不思議な事に、爆発した張本人も体中から煙を出しているものの、五体満足であった。
ここで、今までの戦闘を見ていた悪魔祓いの指揮官が戦術を変えるように指示を出す。
「クッ、奴の
確かに、バリーの神器は自身の肉体、または自分の触れた対象を爆発させる巨人の悪戯。それ故に、実は爆発を引き起こす対象については爆発の影響を受けないという特性がある。実際に味方を巻き添えに爆発した悪魔祓いのダメージがあくまで殴り飛ばされた時のものだけであるのが、その証拠である。
……故に、バリーにはこの様な事もできる。
「考えが、甘いぜぇっ!」
バリーがそう吠えながら右腕を横に振り抜くと、次の瞬間には距離を置いて包囲していた筈の悪魔祓い達がまとめて爆破された。強烈な爆風と高熱を浴びて、吹き飛ばされていく悪魔祓い達。彼等の指揮官は、予想外の光景に焦りの色を隠せないでいる。
「な、何だ! 一体どうなっている!」
……ここでタネ明かしをしよう。と言っても、そう難しい事ではない。バリーは単に
「そんな事は別にどうだっていいだろ? テメェ等はなぁ、ただ黙って俺にブッ飛ばされてりゃいいんだよ!」
そして、バリーはもう一度空気を殴り飛ばす事で悪魔祓い達の殲滅を再開した。
「クソッ! このままでは、奴一人の為にこちらが全滅しかねん! フリード・セルゼンは、聖剣使いはあの様な子供に一体何を手こずっているのだ!」
悪魔祓いの指揮官は確実に戦力を削られていく光景を目の当たりにし、同行した最大戦力が全く機能していない事実に苛立ちを隠せないでいる。……しかし、彼は知らなかった。
「ガッデム! この間のガキンチョといい、今日のコイツといい、何でエクスカリバーがこうも通用しないんスかねぇ! この間のガキンチョは
「ハッ! 何言ってやがる! 剣を透明にすることしか芸のねぇオモチャが通用するのはなぁ、エモノが見えなきゃ戦えねぇなんてド低能だけなんだよ! そんなチンケなオモチャに頼らなきゃ戦えねぇテメェは、三下の雑魚でしかねぇよ! 解ったら、大人しくその聖剣を俺に寄越しやがれ! そしたら、気絶させる程度で済ませてやるぜ?」
透明の聖剣を携えた白髪の悪魔祓い -フリード・セルゼン- は、自分の思い通りにならない現実に苛立ちを隠せずにいた。
「キィーッ! だったら、コイツはどうだ!」
フリードはそう言うと、自分の姿もまた透明にする。これを見たセタンタは、もはや呆れ果てたと言わんばかりに溜息を吐いた。
「テメェ、唯のアホだろ? 剣を透明にしても間合いを見切られている上に、間合いは槍と剣でこっちが上。だから、自分も透明になって優位に立とうって考えなんだろうけどな。それだったらなぁ……」
セタンタはそこまで言ってから、視線を左にずらす。
「まずは、その薄汚ねぇ殺気をどうにかしてこいやぁ!」
そしてそのまま、その手に持った紅い槍 -魔槍ゲイボルグ- を突き出した。その次の瞬間。
「ギャアァァァァッ!」
透明の聖剣を持っていた右手を正確に突き刺され、更にゲイボルグの特性である「分裂」によって内側からバラバラにされたフリードの姿が現れた。フリードは右手をバラバラに切り刻まれた激痛の余り、口も裂けよとばかりに絶叫を上げている。それによって上空へと放り出される形となった透明の聖剣は、やがてセタンタの左手へと収まった。
「……よっと。これで二本目の回収完了ってとこか。薫の奴に負けてられねぇし、何より一誠さんの負担もこれで減らせる。正に一石二鳥ってヤツだな」
セタンタは天閃の聖剣を回収した薫に負けたくないという対抗心と一誠の負担を減らせるという一誠の舎弟としての矜持の両方を満たせた事で満足した。すると、ようやく痛みを堪えられる様になったフリードがまるで呪詛の様に一つの言葉を繰り返す。
「……殺す。殺す、殺す、殺す、殺す殺す殺す殺す殺す殺す……、殺す! あのガキンチョとお前、そしてあのイッセーとかいう悪魔は絶対に殺す!」
フリードは殺すべき標的として新たにセタンタを加えたが、その際に一誠もまた対象となっている事をつい口を出してしまった。……それが、セタンタの逆鱗に触れる行為である事に気づきもせずに。
「アァッ? テメェ。今、一誠さんを殺すって言ったか? テメェ如きが、あの一誠さんを? ……ハハッ。身の程知らずってのは、ここまで笑えるモンなんだな。何せ、一の舎弟である俺の目の前でそんな事を平気でほざけるんだからな」
セタンタは身の程をわきまえていないとフリードを嘲笑うと、次の瞬間には眦を釣り上げて大声で吼えた。
「……だったら、一誠さんの手を煩わせるまでもねぇ! テメェの心臓は、この俺が貰い受ける! 祖先から代々受け継いできた、クランの猛犬の名に懸けてなぁ!」
質量すら感じさせるほどの威風と覇気をフリードにぶつけている今のセタンタは、アイルランドの大英雄であった祖先の名を受け継ぐに相応しい風格を纏っていた。
……だが皮肉にも、これによってフリードの頭が完全に冷めてしまった。状況不利を悟った彼は撤退を決断したのだ。
「……武器はもうないし、右手を直さないといけないから、今日はここで帰らせてもらうよん。しかし、忘れるなよ。貴様等全員、俺様が殺してやるから。それじゃ、バイチャ!」
フリードはそう言うと、懐から閃光弾を取り出してセタンタに放り投げた。それと同時に、激しい閃光が辺り一帯を照らし出す。セタンタは激しい閃光を左腕を眼前に掲げる事でやり過ごすと共に、己の視覚以外の感覚を信じて右腕だけでゲイボルグを繰り出した。しかし、手応えこそあったものの仕留めるには至らず、結局はフリードを取り逃がしてしまう。セタンタはフリードを仕留め切れなかった事に舌打ちをしつつも、深追いは無用という判断を下した。
「チィッ! 逃げ脚だけは早いと来たか。……まぁいい。今は「
……自分が何を為すべきなのかをしっかりと弁えている辺り、確かに祐斗が評した通り、セタンタの本質は主に対して絶対的な忠誠を誓い、主とその家族、そして主達が住まう「家」を護る事を使命とする「番犬」なのだろう。
そこで、セタンタは自分の次の役目を確認する為に他の場所の戦況を確認するが、既に戦闘は終わりかけていた。
「どうやらあっちも逃げに入った様だな。バリーさんも中々やるぜ。さて、連中が完全にいなくなったら、バリーさんに頼んで神父に連絡を入れてもらうか。レオの奴も既に手を回したみてぇだし、早ければ明日にも一誠さん達と一緒に連中の元に殴り込みを掛ける事になるかもな。……ヘヘッ。何だかワクワクしてきたぜ」
セタンタはそう言うと、ニヤリと不敵な笑みを浮かべる。彼は、心底慕う一誠や兄貴分の瑞貴、更に一誠の親友でここ最近自分と肩を並べられる程に急速に腕を上げてきた祐斗と肩を並べて戦える事を心から楽しみにしていた。
なお余談であるが、バリーから知らせを受けてから一誠と別れて孤児院へと戻ってきた武藤礼司から説教と共に叱られたという。
「えぇ、解っていますよ? 一誠君の負担を減らしたい為に透明の聖剣を奪い取った事はね。……ですが、だからと言って、それを今やっては駄目でしょう! いつも言っていますし、先日同じ事をした薫君にも言いましたが、貴方はもう少し先と周りを見据えてから行動しなさい!」
これにはセタンタも流石に反発したものの、「次はコカビエルが直々に攻めて来る可能性が高い」と言われた事で、孤児院の子供をより危険に晒す結果になった事を悟り、己の行動が先走りとなってしまった事を反省するのだった。
Overview end
Side:木場祐斗
僕の知らない「バリー」という人物について説明しようとした瑞貴さんは、それを中止して懐から携帯端末を取り出すと、着信元を確認した。
「義父さんからだ。何か進展でもあったかな? ……もしもし、義父さん? そちらで何かあったんですか?」
瑞貴さんは武藤神父からだという事で、携帯端末の通話機能を起動させて武藤神父から話を聞き始める。……しばらくして、瑞貴さんは少々呆れた様な表情を浮かべた。
「……そうですか。どうやら薫は別働隊に尾行されていたみたいですね。解りました。こちらへの連絡、有難うございます。因みに、こちらの収穫は特にありませんでしたので、今日はこのまま解散します。それと、セタンタには「お疲れ様」と「ご愁傷様」と伝えて下さい。それでは」
瑞貴さんはそう言うと、携帯端末を操作して通話を終了した。それを見計らって、カノンちゃんが連絡内容を確認する。
「瑞貴兄さん。お義父さんからは何て?」
すると、僕にしてみればもう笑うしかない様な事を瑞貴さんから伝えられた。
「どうやら、向こうはまずエクスカリバーの奪還を優先したようだね。義父さんの教会と孤児院が「はぐれ」の悪魔祓いの集団に襲撃されたらしい。尤も、薫がこうして持ち歩いているから完全に無駄足だった上に、バリーさんの空気を殴り飛ばす遠隔爆破によって壊滅し始めていた所に、孤児院に残っていた者達の中では最強だったセタンタに主力であろうフリード・セルゼンを撃退された事もあって、襲撃部隊は既に撤退したみたいだけどね。襲撃部隊の撃退後に、バリーさんが義父さんに連絡を入れていたよ。それと、ライバルの薫に対抗したのか、あるいは舎弟として一誠にかかる負担を少しでも軽くしたかったのか、セタンタもまたフリード・セルゼンが携えていた別のエクスカリバーを奪い取ったらしい。剣や自分を透明にしていたという事だから、おそらく透明の聖剣だね」
……この時点で既に事態は半分以上終息に向かっているんじゃないのかな? そう思ってしまった僕はけして悪くないと思う。ただ、ここで瑞貴さんは意外な事を言い出した。
「この分だと、義父さんはセタンタにそれはそれはありがたい説教をするんじゃないかな? エクスカリバーを取り上げることは本来なら悪い事じゃないんだけど、現状ではむしろ悪手になってしまうんだ。何せ、これで孤児院にコカビエルが直々に攻めて来る可能性が高くなったからね。取り上げるとするなら、コカビエルが簡単に動けない状況を作ってからでないと駄目だよ。その辺りの状況判断が、薫共々まだまだ甘いね」
武藤神父はエクスカリバーを奪い取るという偉業を為したセタンタ君に対して、褒めるどころか「軽率に過ぎる」として逆にお説教するつもりの様だ。しかも薫君はどうも既に説教を受けているようだ、瑞貴さんの話の途中から心なしかシュンとなっている。尤も、薫君はあくまでこれ以上の犠牲者が出ない様にというある程度は先を見据えての行動だったし、セタンタ君はおそらくライバルである薫君への対抗意識と同時にイッセー君の負担を少しでも軽くしたいというイッセー君を思っての行動なのはまず間違いないだろうけど。ただ、武藤神父としてはどちらも考えが足りていないという事で余り褒めるわけにもいかなかったのだろう。
……正直な話、主犯格がコカビエルでなければ、僕は武藤神父の監視役だけしていればよかったのかもしれない。それだけ、武藤神父の孤児院には人材が揃っていたのだ。
そんな事を僕が考えていると、瑞貴さんは事態が一気に動き出した事を告げると共に、残る問題点について武藤神父が言及した事を伝えてきた。
「だけど、これで取り戻すべきエクスカリバーはあと一本となった。それにレオ君が隠密に秀でたポケモンを襲撃部隊に潜り込ませたらしいから、近いうちに向こうの戦力規模と活動拠点、それに今後の行動指針も判明する事だろうね。エクスカリバーの奪還については、これで目処が立った形になったか。ただ、残る問題として、コカビエル本人が出陣してきた時の対策をどうするか、だね。義父さんが言っていたけど、こればかりは政治的な問題も絡んでくるから、現場の判断という訳にはいかないらしい。グレモリーさんからの連絡を受けた悪魔勢力の上層部がどの様な判断を下すのか。そして、既に奪われたエクスカリバーの内、二本は既に奪還済みという報告を受ける事になる教会や天界の上層部が義父さんに対してどの様な命令を下すのか。これらによって、今後の動き方が大きく変わってくるとも言っていたよ。……どうやら義父さんは次にどう動くべきか、大体見当はつけているみたいだ。その辺りは流石だよ」
昨日から武藤神父と接し始めてからその言動を見聞きしてきたけど、僕は本当に不思議でならなかった。
神父としては知識が非常に豊富で仁愛に篤く、人を救い守る事に対しては一切妥協せずに自ら手を
……いや。ひょっとすると、逆なのかもしれない。有能だからこそ疎ましく思っていた所に、武藤神父が信徒を救うためとはいえ異教の儀式を執り行った事でこれ幸いと本部から追い落とした可能性がある。末期症状を思わせる組織である以上、その可能性の方がむしろ高い筈だ。こんな状態だから、エクスカリバーをまんまと奪い取られたのかもしれない。
僕は今まで僕達を弄んだ挙句にゴミの様に見捨てて殺した十字教教会とそこに所属している者達の事を心底憎み、恨み、そして殺し尽くしたいとすら思っていた。だけど、エクスカリバーの盗難と正に神父の鑑であるにも関わらずどう見ても役が不足しているとしか思えない武藤神父への待遇を通して、余りに無様な十字教教会の現状を実感した事で、そんな感情を抱き続ける事がかえって馬鹿らしくなってしまった。こんな下らない者達が運営する呆れた組織に積年の恨みやら何やらをぶつけても、きっと達成感などないだろうし、むしろ虚しさしか感じないだろうと悟ってしまったからだ。
……こんな事に心身を費やすくらいなら、皆と一緒に幸せになる事に一生懸命になった方がずっといい。それが、「家族」が僕に望む事であり、僕が「家族」と交わした誓いだから。
僕は、心の底からそう思った。
その後、僕達はその場で解散となり、薫君とカノンちゃんは義父である武藤神父と合流して孤児院に、一方で瑞貴さんと僕はそれぞれの主に現状報告をする為に駒王学園へとそれぞれ戻っていった。
……全てが終わった、今だからこそ思う。イッセー君に課せられた試練は、まだまだこれからだったのだと。
Side end
いかがだったでしょうか?
武藤礼司が運営する孤児院ですが、神器保有者や異能所持者を保護するという設立目的の関係上、即戦力級のレオナルドを始めとする将来有望な人材が非常に豊富な上、主に一誠と礼司が能力の扱い方や襲われた時の対処法を指導した事で、バリーを筆頭として孤児院防衛の戦力として数えられる者も何人かいます。
……それ故に、あの白いのがその存在を知れば、喜び勇んで乗り込んできそうですが。
では、また次の話でお会いしましょう。