風ノ迅~a vision of the future~ 作:kikoumaster
253ルート
俺、B級狙撃手隊、玉狛第一VSネイバー…
…これも駄目だ!
レイジさんを別のヤツに…
小南は…
烏丸は…
太刀川さんに対応…
忍田さん…
が~駒が足りない!!
予想では敵のネイバーは5人以上8人以下、強力な敵は4か5人…4か5人共、S級並みの力でその中でも1人、別格は誰が相手しても抑えられない。
もう2人も弱くはない…A級上位以上かも…
このルートも駄目か~
もう253のパターンでも…
ブラックトリガーが俺、天羽だけでは…
風刃を誰かに預けて…
俺がフリーで動いて…
…
…
…
「おい!迅!!林籐さんが呼んでるぞ」
はあ!?いけない…ボゥーとしてしまった
「ああ~レイジさん、了解」
俺は伸びをしながらソファから立ち上がると…
「疲れてるのか?」
レイジさんが心配そうに尋ねてくる…いかんな、全く…
「え~分かる…そうなんだ…告白の返事をどう答えたらいいか…悩んでてね…」
真顔で答える。
「…」
レイジさんの顔は胡散臭そうな顔をしてる。
「…あ~信じてないでしょ~その顔」
「馬鹿やってないでさっさと行け」
呆れた口調で催促してくる。
「へいへい」
俺は支部長室に向かう。
昨日からずっと考え事してたらいつの間にか眠ってたか…
254ルートは…後にするか…
本当~実力派エリートには休みが無くて困るね~
林籐支部長との話が終わり自室のベッドで寝転びながら…
とにかくせめてもう1人、ブラックトリガー使いが欲しいなあ
天羽のブラックトリガーでも無理だしな
風刃は適合者が多いから本部に預けて…最上さんの形見だけど、少しでも戦力を増やさないと対応できないし…
しかしそうすると俺は一気に戦力としてはS級からA級になるからなあ~
ブラックトリガー使い以外との戦闘になるし…
まだ敵の狙いが分からない以上、これ以上戦力を割く訳にもいかないし…
…
…
…
ああ~いかん!また寝てしまったか~
腹減ったなあ…飯食うか
食堂に入ると…
ん?
あれ…これは…
俺の分の夕飯か?
今日の当番はレイジさんか…
本当、レイジさん…ありがとう~
今日のメニューは肉肉増し増し野菜炒めか
「いただきます~」
…
…
「ご馳走様でした」
食器を洗って自室に戻るとお腹が満たされたからか更なる眠気が襲ってくる。
今日はこれ以上何も起きないな…
よし寝よう~
久しぶりにベッドで寝る…感…じ…あた…ま……つか…い…す……
スヤスヤ…
「んあ~良く寝た~よし本部行くか」
俺は久しぶりに纏めて寝たおかげか頭がスッキリしていた。
おお~今日こそ攻略を~
洗面台で顔を洗い食堂に行くが…誰もいない。
まだ陽太郎も他の連中も寝てるようだから本部に行くとするか…
そのまま外に出て揚げ煎食べながら本部に向かう。
ふと角から凄いスピードで走ってくる人物を予測した俺は脇に寄るとやはり未来視通り、30ぐらいの人が通り過ぎるのを見る。
あ…
いや…
行こう…
ふと目に留まった男性の未来が見えたが、俺はワザと見逃した。
確かに俺が声をかければ助かるかもしれない…
しかしそれが巡り巡って最悪になるのが見えているから俺は無視する。
この人が15分後に信号無視して車に轢かれる未来が見えたが…
助けると今度は角から曲がるトラックが信号無視したこの人を避けてコンビニ突っ込んで死傷者多数な未来が見えた。
本当、未来視ってのは碌なもんじゃない…選択しなければいけない。なら最初から見ない振りを決め込むしか無い。
でもこれに頼らないと積むからな~困ったもんだ。
行こう…本部へ