風ノ迅~a vision of the future~   作:kikoumaster

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第7話 最初の分岐点

 さて…メガネくんは無事、記憶消去せずに帰宅させて明日にはボーダー隊員の補欠入隊扱いを無理矢理ねじ込んであるしで本当これからだな~

 

 そして2日後、メガネくんはボーダー入隊…C級隊員の入隊式は既に終わってるからモニター越しで観察する。

 本来、入隊式で様々な説明があるが今回は特別な事情で入隊が遅れた人用のプログラムではあるが…たった2時間での説明では難しいだろう。

 

 だがそこは問題ではない…大事なのはボーダーへ入ってる事だ…

 

 俺は安心して次の行動に移る…

 

 

 それから3日後…メガネくんはいよいよ接触しているようだ…

 

 俺はボーダー本部の屋上から…まあこんなに離れていたら見えないが大丈夫…メガネくんは見えている。

 

 ウウウウウウウウウウー!!!

 

『門発生《ゲートはっせい》門発生《ゲートはっせい》』

『座標誘導誤差7.66』

『近隣の皆様はご注意ください』

 どうやら事が起こるようだな…

 

 立入禁止区域でメガネくんと民間人…そして例の渡航者がゲートから現れるトリオン兵と対峙するな~

 

 よし!やはりメガネくんはトリガーを起動した!

 

 …

 …

 …

 ドコーン!!!!

 

 爆発の音と共に煙が立ち上るのが見える…

 

 おおお~派手にやってんな…

 

 どうやら予想以上に強い力だな…

 

 後はメガネくんに任せよう

 

 メガネくんがトリガーを起動した事も確認できたしな…

 

 

 

 

 

 次の日…

 

 今日は三門市立第三中学校の付近にあるビルの屋上から…

 

 最近やたらと屋上にいるけどまだ接触する時ではないから…

 それにここでメガネくんがトリガーを使うか、使わないかで未来の道が変わるからな…

 

『緊急警報』

『緊急警報』

『門《ゲート》が市街地に発生します』

『市民の皆様は直ちに避難してください』

『繰り返します』

『市民の皆様は直ちに避難してください』

 

 俺の風刃を握る手が固くなる…

 

 もしメガネくんがトリガーを使わなければ…死傷者が多数発生する…

 その後は嵐山隊が着てトリオン兵を処理するだろう。

 死傷者の中に嵐山の家族がいそうな未来が見えるが怪我だけで済む事を祈るしかない…

 

 すまない嵐山…(嵐山の悲しい顔が見えている)

 

 

 しかしメガネくんがトリガーを使えば…死傷者は0人(避難中に転んで怪我をする子達はいるようだが…)

 メガネくんがどちらを選ぶかは未知数だ~

 

 でもボーダーに入ったばかりのメガネくんはトリガーを使う事を選ぶと感じている…

 

 実際、昨日は起動したから…

 

 試験に落ちても記憶を消されてもルールを破っても…

 

 メガネくんには…

 

 それを成す心がある。

 

 そしてそれは次の事件で更に試される…

 

 だからどうか俺の想像通りの……であってくれ…

 

 俺に最初の分岐の正しい道を示してくれ…

 

 頼む…

 

 

 

 

 

「…いや、もう一度言うけど…オサム死ぬぞ?」

「…」

「おとなしく他のボーダーを待とうぜ…な?」

「な…」

 学校からボーダーの基地は遠い

 待っていたら手遅れに…

 

 モールモッド1匹を倒すのに僕が20人必要で18人は死ぬ…

 

「行くか行かないか、決めるのはオサムだ…でも俺は行かない方がいいと思う」

 

 空閑…空閑のトリガーなら…

 …いや、さっきトリガーは絶対使うなって言ったばかりだぞ

 

 僕は…

 

 

 

 

 「…空閑は…」

 




自分が思うにここでトリガーを起動するの選択が空閑から聞かれます。
多分ここが最初の分岐点なのでしょう

勿論、空閑のトリガーを使ってもらう選択もあるけどそれは三雲修ではない

そして迅悠一にとっても最初の選択として固唾を呑んで見守っているんでは(原作だといそうにないけど私は近くに潜んで見守っていたかなと)
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