異女子   作:変わり身

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{口}の話(中①)

 

 

 

ワタシには、かけがえのない大切なお友達が居た。

 

優しくて、明るくて、可愛くて、隣に居るだけで元気になれる、とっても素敵な女の子。

夢見がちでちょっとワガママな所もあったけど、それも愛嬌。ワタシはあの子の事が心の底から大好きで、何をするにも一緒だった。

 

中学生活は勿論の事、高校と大学も揃えて進学。学校でもお休みの日でもいつも並んで歩いて、電話やメッセージでのおしゃべりは毎晩のお楽しみ。

高校を卒業してあの子が一人暮らしを始めてからは、ワタシもその部屋に入り浸るようになっていて……いつかはルームシェアしちゃおっか、なーんて二人で真面目に考えちゃってたり。

 

過言とか、大げさとかじゃない。ワタシの人生の半分は、間違いなくあの子との思い出で創られていたのだ。

 

 

――うん、そう。全部、過去形のお話。

 

 

 

 

 

 

「――……」

 

 

朝方、ワタシの住むアパートのベランダ。

早くも暑さの気配を纏う風を浴びながら、ワタシはぼんやりと欄干にもたれていた。

 

三階という高くも低くも無い位置からではあったが、街の景色はそれなりに見通せる。

ゆっくりと動き始める街中の姿を、起き抜けの頭で一人ぼーっと眺めている。それが、ここに越してきてからの習慣だった。

 

 

「……どうしよっかなあ、今日から」

 

 

ぽつり。

眼下を通り過ぎたワンちゃんのお散歩している人を眺めていたら、自然と呟きが落ちていた。

 

 

……大学の夏休みは、小中高のそれより少しだけ長かったりする。

スタートが七月下旬から八月頭にずらされる代わり、終わりが九月下旬ごろにまで伸びるのだ。

 

ワタシの学校では大体二か月弱くらい。その内の十日ほどは必修課題とそのレポートに当てる必要があるけれど、それ以外は完全フリー。

一人暮らしで親元の管理から解き放たれ、就活とかのあれやこれやもまだ遠い。旅行でも留学でもバイトでも、好きな事何でもやり放題のフィーバータイムなのである。

 

ワタシも入学前の早い段階から夏休みを楽しみにしていて、いろーんな予定を立てていた。

 

遠いとこに旅行してみようかとか、それとも運転免許取りに行こうかとか、ちょっと頑張って語学留学みたいのにチャレンジしてみようか、とか。

出来る出来ないは置いといて、そりゃもうキャッキャと計画を練っていたものだった。

 

……まぁ、どれもこれも今となっては全部ダメになってしまった予定達である。

 

かつて夢見た充実の夏休みなんてものはどこにも無くって、目の前に横たわるのはスッカスカの予定表。

課題とレポートも早い内に終えてしまい、学業を休んでいた二週間分のあれやこれやも昨日の補講で修正終了。

 

そう――今日から休みが終わるまで、やる事が、無い。

 

 

 

「……タマちゃん……は、ダメだよねぇ」

 

 

ふと年下のお友達に連絡しようかと思い立つけど、あの子はまだ中学生。

夏休みはつい数日前に終わっている筈だし、平日にちょっかいかけるのは流石にダメだろう。

 

……なーんて思いつつ、メッセージでスタンプだけ投げてみる。反応ナシ。撃沈!

 

 

「ん~……あ~……」

 

 

ゆらゆらとスマホを揺らし、無意味に唸り。

しかし何をする気力すらも湧かないまま、時間だけが過ぎてゆく――。

 

 

「……、?」

 

 

そうして街を眺めていると、景色にどこか違和感があるような気がした。

 

なんだろう。うっすら気になりその元を探してみれば、ウチの近くの路地の土手壁に、見知らぬ大穴が開いている事に気が付いた。

……昨日までは、絶対に無かった筈のそれ。ワタシは一度ぱちくりとして――すぐにピーンとビックリマーク。

 

 

(昨日の、トンネル?)

 

 

昨日補講を受けに行った際、学校内にいきなり現れた謎のオカルトトンネル。

たぶんあれ。あれがウチまでついて来ちゃってる。

 

 

「わーお……」

 

 

咄嗟に薄紅色を求めた指が、左の耳朶を掠めた。

 

何ひとつ意味の分からないまま、いつの間にか忍び寄っている謎トンネル。

ここまで来られると流石にはっきりとした不気味さを感じざるを得なくって、一滴の寒気が背筋を伝い……しかしそれ以上何が起こるでもなく、上がっていた肩がゆっくりと下がってゆく。

 

やがてはぼんやり気分も元に戻り、そのままなんとなーくトンネルを眺め続けて……。

 

 

「……気には、なるよねぇ」

 

 

特に気負いなく、理由もなく、衝動だってないままに。

ワタシはからっぽだった今日の予定に、ゆる~く『トンネルくん』と書きつけた。

 

 

 

 

 

「――あ、まだある」

 

 

もっとも、そんなやる気に満ち満ちている訳でも無い。

のんびり朝ご飯を食べて、だらだら身支度をして、玄関を出るまでにたっぷりのろのろもたもたとした。

 

もしかしたらこの間に消えちゃってるかもな~、ともぼんやり思っていたけれど――しかしトンネルはさっきのまんま消えず動かず、同じ場所でその大口を開けていた。

 

 

「ふーん……?」

 

 

昨日のと違い、そこそこに深めの穴だ。

 

どこからどう見ても何の変哲もないトンネルで、暫く観察していても変化はない。

真正面に立ってみれば向こう側の景色が丸く見え、吹き抜ける生ぬるい風が髪を揺らした。

……パッと見は、大丈夫っぽい。

 

 

「おじゃましま~す……」

 

 

薄紅色のイヤリングを転がしつつ、トンネルに足を踏み入れてみる。

カツン、とワタシの軽い足音が通路の中を反響し、それを二つ三つと重ね、異常は無し。

 

そうして進みがてらに壁をぺたぺた触ってみるけれど、なんだかフシギな感触だ。

硬くはなく、柔らかくもなく、冷たくもなければ温かくもない。石やコンクリートに見えるのに明らかに別物で、自然と首が傾いた。

 

 

「……キミ、なんなの?」

 

 

ぽつりと零してみるものの、当然ながら無反応。

そのまま何事もなくトンネルを抜け……そして振り向いた時には、通路は綺麗さっぱり消えていた。

 

……予想通りではあったけど、やっぱり少し動揺する光景ではある。

半ば反射的に通り抜けた土手壁に触れて確かめて……ふと、どこからか視線の感覚。振り返ると通行人の一人がぽかんとした顔でワタシとトンネルのあった場所を見比べており、ワタシはにこーっと笑顔だけ残して立ち去った。

 

 

(うーん……やっぱり、他の人にも視えてるんだ)

 

 

まぁ人一人通れる穴が開くのだから、当たり前ではあるのかな。よく分からないけど。

 

ともあれそうして人目を振り切り、適当な街角で立ち止まる。

身支度で無駄に時間をかけたおかげで、時刻は既に十時過ぎ。街の活気も相応にあり、人も車もくるくる流れ、行き交っていた。

 

 

「…………」

 

 

ワタシはイヤリングに指を這わせ、その風景をじっと見る。

 

まるで間違い探しに臨むように、目を皿にして観察を続け――少し遠くの民家のブロック塀に、またトンネルを発見した。

この辺りの家々をまじまじ眺めた事なんて無かったからちょっと自信ないけれど、普通あんな所にトンネルなんて掘らないと思うし、たぶんオカルトトンネルだろう。

 

やっぱり、ワタシについて来ているのには間違いないっぽい。

また左耳に囁きを聞きつつトンネルのもとに近付いて行き、ふと違和感に眉を顰めた。

 

 

(……なんか、深くない?)

 

 

というか、長い。幾ら近づいても向こう側の景色が見えず、延々と内側の壁が続いている。

 

民家のブロック塀の厚さなんて、三十センチあればかなり分厚い方だと思う。

なのに、それ以上の距離がトンネルの中に続いていて、真正面から覗き込むと向こう側には何故か街の景色が見えていた。……おうちは?

 

 

(く、空間そのものに開通してる感じですか……?)

 

 

『そんなバカな』が通ってしまうのがオカルトだとはもう理解しているけど、こういう分かりやすくトンデモな光景を目の当たりにするとちょっと驚く。

暑さとは別の理由で汗が一筋流れたものの、とはいえ怖いって程でもなくて。ワタシは深呼吸をひとつして、そっと足先を前へ進めた。

 

 

(うひゃ~……ワタシ今、どこ歩いてるのかな~……)

 

 

分かりません。

でも絶対ヒトが足を踏み入れちゃいけないとこっていうのは、なんとなく。

 

そうしてホラーハウスの中を歩いているかのようなハラハラドキドキを抱きつつ、トンネルに足音を響かせながら進んで行き……。

 

 

「……?」

 

 

途中、踏みしめる地面の感触が少し変わった。

 

確認すると、平坦だった地面に僅かな凹凸が生まれていた。

ざらざらというか、ぷつぷつというか。丸い小石を固めたものの上を歩いているような感じだ。

 

 

(……なんだろ)

 

 

普段だったらあんまり気にするものでも無いけれど、今この状況だとその小さな違いが妙に気になる。

 

ワタシは少し警戒心を引き上げ、脚運びを慎重なものにして――しかし結局何も起きないまま踏破。辿り着いたトンネルの向こう側で拍子抜けつつ振り返ると、目の前にはパターン通りにただの塀。

 

 

「……これって、不法侵入かなあ?」

 

 

今まさに通り抜けた民家を眺めながらぼんやり呟くけど、答えなんて出る訳もなく。

 

「――……」はたと、イヤリングに指をやる。

そして周囲を窺えば、通行人の一部がこっちに視線を向けていて……ワタシは溜息と共に指を離し、足早にその場から立ち去った。

 

……うーん。あれも、どうなんだろなぁ。

 

 

 

 

 

 

その後も、ワタシの行く先々に件のトンネルは現れた。

 

道端の壁や塀には勿論の事、高架下の柱や立ち入り禁止の場所を隔てるフェンス、果てはお店のショーウィンドウなどにまで。

本当に気付けば視界のどこかにトンネルが開いていて、ワタシが入って来るのを待っているのである。ホントにそうかは知らないけれど。

 

で、そんな一途なトンネルくんだが、足を踏み入れたものもあればスルーしたものもある。

立地的に行けない場所に開いていたり、人目の多い変に目立っちゃうとこに開いていたり。色々な意味で入るのムリなケースも多かったから。

 

だから、見つけた数の割に実際に入ってみた数はそんなにではあるんだけど――それでも、分かってくる事は幾つかあった。

 

 

「――まーた、変わってますね~……?」

 

 

街中の一角、ワタシの学校近くの裏通りにあったトンネル内部。

向こう側に抜ける出口の少し手前で、ワタシは天井を見ながらそう呟いた。

 

そこにあったのは、丸みを帯びた変な出っ張り。

まるで電球のようにぶら下がるその塊は、これまでのトンネルには無かったものだ。

 

ワタシは少しの間それを観察した後、念のため真下を通る事を避け、端っこを歩いて通り過ぎる。

……壁もなんだか変に湿っていて、あんまり触らないように気を遣った。

 

そのまま特に何事もなくトンネルを抜け、明るい場所でほうと一息。もうお馴染みとなったトンネル消失を確認し、ふむと腕を組んだ。

 

 

(最初は床のざらざらぷつぷつ、次でその部分が盛り上がって、壁の形もでこぼこしたり、なんか湿ったり……それでさっきは、天井の出っ張りと)

 

 

――そう、あの後何度かトンネルを通っている内に確信したのだけれど、どうもこのトンネルは通る度、何かしらの変化が起こる性質を持っているようだった。

 

床や壁の質感や、その隆起と沈降、湿り気などなど。

その一つ一つはどれも些細な物ではあったけど、それら全てが次のトンネルにも引き継がれていて、今となっては始めて通った時のトンネルからはだいぶ離れた形になっている。

 

思えば、深くなったり民家を通り抜けたりも、変化の内だったのだろう。

何が起こっているのか、そしてそれが何を意味するのかは分からないものの……どうにも、胸がざわざわとしていた。

 

 

(今のところ、害らしいものは無い……けど)

 

 

ワタシは無事だし、トンネルの消えた後の場所にも異常らしい異常は残っていない。

現状、別に何か悪い事が起こっている訳では無い。それは確かではある。あるんだけれど……。

 

 

「……もう、やめとこっか?」

 

 

問いかけるように、イヤリングへと触れた。

 

なんとなくの気まぐれと好奇心に流されここまで来たけれど、これもう割と不穏な感じでは……?

たぶんこのあたりが分水嶺というかなんというか、そんな気がしなくもなくもなくなくない。

 

 

(でもなー、何もしなくても追いかけて来ちゃうよねぇ……)

 

 

放置を決め込んだところで、状況は何も変わらないのもまた確か。

はてさてどうしたものかしらん。ワタシは暫くむつかしい顔で腕を組み――。

 

 

「……って! ……むから……さぁ!」

 

「……くださ……! ホント何も……、……!」

 

「……?」

 

 

その時、表通りからの喧騒が耳に届いた。

 

どうやら何人かの男性が何かを言い争っているらしい。

正直、うるさいなー以外の感想は無かったけれど……ふと、どちらの声にも聞き覚えがある気がして、ひょいと裏通りの角から顔を出してみた。のだが、

 

 

「――頼むってぇ! 何か知ってたら教えてくれよぉ!!」

 

「だぁから知らねって言ってんじゃないスか勘弁してくださいてぇ!」

 

 

――見えたのは、長いアゴの青年と、彼に掴みかかる爽やかな風貌の青年。

ワタシの知り合いのアゴ君と、昨日の爽やか先輩の姿がそこにあった。

 

 

「えぇ……? なんで……?」

 

 

いやまぁ、学校近くだから居てもおかしくはないけども……多分お互い知り合いじゃ無いよね……?

流石に何やってるのか気にはなり、静かに耳をそばだてた。

 

 

「本当はお前もあいつらの残りなんだろ? だったら頼むよ、ルートでも良いから教えろって、ちゃんと金払うからさ……」

 

「る、ルート? 何? いやガチで意味分かんないっつーか、残りって何の――」

 

「もう新しいとこ見つけないとヤバいんだってぇ……幻覚が、俺……な、なぁ、だからさぁぁぁ……!」

 

「きゃー! 話聞いてぇぇぇ!」

 

 

……そうしてアゴ君が酷い目に遭ってるのを見る内、輪郭が朧気ながらに見えて来た。

 

昨日は貸したものがどうこうと言っていた爽やか先輩だけど、そもそもがビル会に関わりあるような人だ。たぶん彼自身も色々と『常用』していたのだろう。

 

でもそのビル会のあれこれで警察が睨みを利かせてしまい、それらが入手できなくなった。

そうして切羽詰まった末、例の騒動の生き残りである私やアゴ君に最後の望みをかけている……とか。結果的にその望みは大外れであるとはいえ、ありそうな話ではある。

 

 

(……あ、じゃあひょっとして昨日目の前でトンネル消えたの、禁断症状的なのと勘違いしてるとか……?)

 

 

オカルトの存在を信じていなければ、あんなの幻覚以外の何物でもない。

何かしらの心当たりがあり、今の自分が幻覚症状の起きる状態なのだと思っているのだとすれば、あの爽やか先輩の取り乱しようにも納得がいった。

 

そうして次々と補強されていく推測に一人頷いていると、アゴ君達の方でまた怒鳴り声。

爽やか先輩は更に強くアゴ君を締め上げ、手近な壁に押し付けた。

 

 

「ぐえーっ!?」

 

「わ、分かった……! ならクロユリの連絡先よこしてよ。お、お前が知んなくても、あいつなら知ってんだよ……そう、絶対……!」

 

「は、はぁ……? クロユリちゃんて、あ、あんた、」

 

「みんなあいつもだって言ってんだよ! なぁ、頼むって、俺助けると思って……!!」

 

 

おっと飛び火。

まだ諦めていないしつこさにウンザリすると同時、スマホに手をやり冷や汗ひとつ。

 

 

(……キャンプの時、アゴ君にアドレス教えちゃってるな~)

 

 

勿論今連絡されてもブロックはするつもりだけど、爽やか先輩みたいな半グレ気取りに連絡先を握られれば、何されるか分かったものじゃない。

 

ならせめて、先にこっちでアゴ君の連絡先の削除とかしといた方がいいかな。

焦り混じりにそう思い立ち、手早くスマホを操作して――と、そうなる前に、アゴ君が爽やか先輩を強く突き飛ばしていた。

 

 

「す、すんません、無理っす! 流石にダメって分かんますて! 売れんて! だからなんつーかそのすんませんさいならぁ!!」

 

「ぐ……お前、待っ――」

 

 

そして再び掴みかかる爽やか先輩を躱すと、だばだばと不格好に走り逃げ――。

 

 

(――あっ)

 

 

瞬きひとつの直後、そこに出現していたトンネルに逃げ込んだ。

言うまでも無く、件のオカルトトンネルである。

 

私の視界の中という事で、ちょうどその場所に出現したのだろう。

当のアゴ君はきっと何一つ状況を理解しないままトンネルの奥へと走り抜け――瞬きをひとつした直後、そのトンネルは跡形もなく消えていた。

 

 

(……ワタシ以外も、通れるんだ)

 

 

うーん、トンネルくんって実はあんまり一途でもない?

なんて内心嘯きつつ……とりあえず、アゴ君の連絡先をお友達のグループに移してみるなど。

 

 

「……ぁ、あれ? これ、また……っ」

 

 

そして一人残された爽やか先輩といえば、トンネルのあった壁を確かめながら青い顔で震えている。

 

……まぁ先輩から見れば、今まで話していたアゴ君が壁の中に消えていったのだ。

昨日のワタシと同じような幻覚に思えた筈だし、もしかしたらアゴ君と会話していたという事にすら疑いを持っているのかもしれない。

 

たぶんいろんな事が自業自得なんだろうけど、種類は違えどオカルトに振り回されているその姿には、ちょっぴりの同情を禁じ得ず、

 

 

――その憐みの間が、悪かった。

 

 

「――な、なぁ! 今っ、ここに人居っ……、…………――」

 

 

周囲に同意か何かを求めたかったのだろうか。

いきなり叫んで振り向いた爽やか先輩とバッチリ目が合い、「っ」時間が止まる。

 

あまりにも突然の事で、ワタシは咄嗟に身を隠す事も出来ず――爽やか先輩の蒼白な顔に、歪んだ笑みが浮き上がったのがよく見えた。

ひーん。

 

 

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