Angel Beats! 星屑の記憶   作:刻焔

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短い文章ですがどうぞ!


第01話 孤独な世界

目が覚めるとそこは、見知らぬ教室だった。

 

「あれ、どこだここ」

 

辺りを見渡すと多くの机や椅子が並んでおり、人は誰もいなかった。

別方向を見ると窓があり、空は日が落ち星が煌めいていた。

 

「夜か、そりゃ誰もいねぇか」

 

俺は席を立ち、教室を出ようとして疑問を感じた。

 

――――そういや俺、なんで教室で寝てたんだ?

 

思考を巡らし思い出そうとするが、寝る前の記憶が一切思い出せないでいた。

 

――――なんで思い出せないんだ

 

「まぁいい、帰るか」

 

俺は止まっていた足を再び動かし始める

が、またすぐに止める事になった。

 

「……どこへ?」

 

いくら考えても答えなどでなかった。

 

――――あれ、どうしてだ、自分の家がどこにあるかわからない、この学校の名前も、地域の名前すら出てこないなんて

  なにか、なにか覚えていることは

 

全力で何かを思い出そうとして、一つだけようやく思い出せた事があった

 

「月斑 燕、俺の名前だけか」

 

自分が記憶喪失だと悟り、悔しさゆえかその場に膝をついて涙を流し始めた。

 

「くそ、くそ!なんで記憶がないんだ!なんで無くしちまったんだ!!」

 

何度も床を殴りつけ、暴れまわった。

それこそ拳から血が流れるまでに

 

そんな中、胸ポケットから一冊の手帳が滑り落ちた。

俺はその手帳を手に取り、ページをめくる。

 

特にメモは書かれておらず、新品そのものだった。

 

そして最後のページに

 

「天上学園・月斑 燕・三年F組・寮 2024号室」

 

――――俺は学生寮で暮らしてたのか、ならひとまず寮へ行ってみるべきだな

 

俺は外を目指し、走り出した。

寮の部屋に行けば記憶の手掛かりがあるかもしれない、そんな希望を抱きながら

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

どうにか学生寮に辿り着く事ができた俺を待っていたのは、絶望だった。

 

部屋は二人部屋のようだが、住んでいるのは俺一人だけらしい

それをいいことに、部屋のあちこちをひっくり返すようにあさるが、手掛かりとなる物は何一つ出てくる事はなかった。

 

「……手掛かりどころか、自分の部屋に何もないなんて」

 

この時の俺は、すべてに絶望し、孤独な部屋の中で一人、立ち尽くしていた

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

一方その頃

赤い髪をした少年が、燕と同じように目を覚ましていた。

 

「……ここは、どこだ?」

 

燕とこの少年は違う点がいくつも見られた。

一つ目は、屋外で目覚めたこと

二つ目は、そばに人が居たこと

三つ目は、ここが死後の世界だと告げられたこと

四つ目は、死ぬことができないという体験をしたことだった

 

胸を一突きされた少年は、重力に逆らうことなく

その場に倒れ、ピクリとも動かなかった。

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

どれくらいの時間がたったのだろうか

俺は考えるのを止め、ベットに倒れこんだ。

 

――――そうだよ、これはきっと夢だ。

   朝起きたら何もかも思い出してる。

   思い出せないのは、思う出す必要がないからだ、これは夢だからな。

 

現実から目をそむけ、暗い部屋の中で一人、眠りについた。




さぁ始まりました。始まってしまいました。

燕「始まったはいいけど、良いのか?こんな見切り発車で」

それを言うな!不定期更新のタグはついてるから多分問題ないはずだ!

燕「失踪だけはするなよ」

はい、失踪だけはしないよう頑張りたいと思います。
それでは皆様、感想・アドバイス等がございましたら、どうぞご遠慮なくお願いします。

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