今回は番外編です。本編(十話時点)とは関係無し。UA2500記念だったんですけどね。コレ
脳内OP「夢轍~ユメワダチ~」
1946年7月29日深夜
太平洋上に浮かぶビキニ環礁・・・その沖に数多の黒鋼の城が浮いていた。その城はアメリカ、ドイツ、日本・・・様々な国籍を持つ鉄で出来た船。その中にアメリカ、ドイツの建造したものとは違う三脚マストを持つ船がいた。
その
・・・ん・・・時間か・・・
既に長門は満身創痍だった。もう艦内に浸水が発生していた。だがそれは長門だけではなく周りの艦も同じだった。
7月1日と7月25日に実施された核実験ーー米軍呼称、クロスロード作戦と呼ばれたーーにより集結した70隻以上の内既にほとんどが沈んでいた。その内に長門の最後の僚艦となった帝国海軍軽巡洋艦 酒匂もいた。あの新型爆弾が直上で炸裂したのだろう。艦上構造物が薙ぎ倒され、炎上。後ろから沈んでいった。
長門は二度、この新型爆弾の炸裂を耐えていた。
二度目は海中で炸裂したようだ。巨大な水柱が現れそれにアメリカの戦艦ーー確かアーカンソーという名だったーーが飲み込まれ、煙突から黒煙が吹き出していた。
あれでは酒匂はどうなったのだろうな。作戦に参加することもなく、アメリカ軍に鹵獲され使いつぶされるとは・・・可哀想な奴だ。そう長門は思った。
今まで
私はあの戦争で何もすることが出来なかった。主役は戦艦から航空機に変わり私が前線に出るときにはもう祖国は疲労しきっていた。迫りくる連合軍に何も出来ず本土は焼かれ沖縄は敵に落ちた。先輩が航空機相手に戦う中、私は港に繋がれて動けなかった。それは
そして祖国は降伏し、私は艦首の
しかし祖国の人間は私が健在な姿に見入ったようだった。
何故だ?私はもう何の力もない。帝国海軍連合艦隊旗艦と言う経歴だけだ。
・・・しかし生きる力になれたのならそれでよい。もう艦長も
そして今。二度の新型爆弾の炸裂に耐えたのだ。もう十分だろう。もう後の時代に残す物は無い。
浸水の勢いが増し、艦体が傾斜していく。一時間もしないうちに漁礁の仲間入りだろう。
もういいか・・・
右舷の副砲塔が海水に浸かりはじめた。
もし・・・
もし『次』があるのならば・・・
次こそ・・・
次こそ『本物』の・・・
本物の『希望』に・・・
1946年7月30日早朝
ーーーービキニ環礁沖の標的艦艇群を監視中の駆逐艦DD-499 レンショーより定時報告。
ーーーIJN 長門の艦影を発見出来ず。
ーー沈没したと思われる。
ー通信終了。1100まで監視作業に戻る。
大切にされた物には魂が宿って付喪神になるそうですよ?
次回はちゃんと本編出すので許してください。
追記
投稿してたらUA3000超えているなんて・・・ワケわからないですよ!?(CV.緒方恵美)
脳内ED「墓標」
第二次世界大戦の軍艦で登場してほしい艦艇
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キングジョージⅤ世級戦艦
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金剛型戦艦
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ペンシルベニア級戦艦
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シャルンホルスト級戦艦
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ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦
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リシュリュー級戦艦
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扶桑型戦艦
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ネルソン級戦艦
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アメリカ駆逐艦
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アメリカ巡洋艦
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日本駆逐艦
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日本巡洋艦
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イギリス駆逐艦
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イギリス巡洋艦
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フランス巡洋艦
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ドイツ駆逐艦
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ドイツ巡洋艦