ありふれない化け物共で異世界最恐?   作:A6M2Zero

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原作突入とは言った。しかし召喚までとは言ってない!!騙して悪いがネタが無いんでな。中学校卒業から原作突入まで全カットだ。


第1話 憂鬱な日常

月曜日。それは、学生·社会人問わず最も憂鬱な日。おそらく全人類の九割がこれからの苦行にため息を吐き、昨日までの天国を想うだろう。

 

「はぁ~〜だりーなぁ〜オイ〜」

それは、多田春樹や南雲ハジメ(原作主人公)ら陰キャsも例外ではない。しかし、春樹、ハジメの場合は、単にめんどくさいだけでなく、片方は友人のクソボケに辟易し、もう片方は学校の居心地がすごぶる悪いのである。

「おはよう。ハジメ。また親父さんにゲームのテストプレイ任されたのか?」

「おはよ。春樹。うん。それも期日ギリギリで。また徹夜でクリアまで突っ走る事になったよ。」

彼…ハジメの父は、ゲームクリエイターでハジメはよく開発中のゲームのテストを任されている。それも期日ギリギリで。その結果深夜にゲームのテストプレイをする事になり結構前に教室でぶっ倒れた事がある。

春樹とハジメは、いつもどうり始業チャイムがなるギリギリに登校し、徹夜でふらつく体を春樹に支えられながら教室に入る。

 

入室一番に、ハジメは大半の男子共に舌打ちやら睨まれるのだが、どうやら反応するのも億劫らしい。時々バランスを崩しながら自分の席に向かうハジメ。だが、それが気に食わないやつがいるらしい。

 

「よぉ、キモオタ! また、徹夜でゲームか? どうせエロゲでもしてたんだろ?」

「うわっ、キモ〜。エロゲで徹夜とかマジキモイじゃん〜」

 

何が面白いのか全く理解できないが本人達はゲラゲラと笑っている。

 

ハジメに声を掛けてきた男子生徒(クソ野郎)檜山大介(ひやまだいすけ)。陽キャ。原作では自分の物にならないからと言ってヒロインを殺害したメンヘラ男。毎日飽きもせず(春樹)とハジメに絡んでくる暇人共の筆頭だ。近くでバカ笑いしているのは斎藤良樹(さいとうよしき)近藤礼一(こんどうれいいち)中野信治(なかのしんじ)の3人。前はあと3人くらいいたのだが俺がお話した(脅した)らいつの間にかいなくなっていた。

ハジメは、檜山の言う通りオタクだ。と言ってもキモオタと言われるほど身だしなみや言動がアレという訳ではない。髪はちゃんと短めに切り揃えているし寝癖もない。消極的だが受け答えは明瞭。大人しいが陰気さはない。信じられるか?アイツ1年後魔王呼ばわりされるんだぜ?……話を戻そう。単純に創作物、漫画や小説、ゲームや映画が好きなだけだ(親の影響もあるだろうが…)世間一般の風当たりは強いがこんなに敵意や侮蔑をあらわにするのか?

 

その答えが彼女。

 

「南雲くん、多田くん、おはよう! 南雲くん今日もギリギリだね。もっと早く来ようよ」

 

その瞬間。ハジメに恐ろしい眼光を照らす檜山ら

 

ニコニコと微笑みながらハジメに接する彼女はこの事態の原因だ。

 

名前は白崎香織(しらさきかおり)。この学校で二代女神と呼ばれる美少女だ。そしてハジメに猛アタックをしているが全然気づかれない可哀想な子。

 

「あ、ああ、おはよう白崎さん」

 

殺気をはらんだ恐ろしい眼光を感じ取ったのかハジメは顔を引き攣らせ挨拶を返す。はよ爆発しろ。なんて火に油を注ぐ事をせず穏便に済まそうかとした直後

「南雲君。おはよう。毎日大変ね。多田君も。」

「香織、また彼の世話を焼いているのか? 全く、本当に香織は優しいな。多田。お前は、ハジメの意識を改めさせる事も出来ないのか?」

「全くだぜ、そんなやる気ないヤツにゃあ何を言っても無駄と思うけどなぁ」

「一つの情報を鵜呑みにするヤツに言われたか無いね」

 

助かった!助かったぞハジメ!3人の中で唯一挨拶をした女子生徒の名は八重樫雫(やえがししずく)、白崎さんの親友。前に静御前と呼んだら暫く待たされた後竹刀持って来て危うく顔面偏差値がマイナスに振り切れる所だった。よくハジメや白崎さん関連で相談する。苦労人。ファンの脳を焼く。無自覚だからたちが悪い

 

次に天之河光輝。キラキラネーム。何でもできる完璧超人。正義感が強いのは良いのだが、些か思い込みが強い。

 

最後に、投げやり気味な言動の男子生徒は坂上龍太郎といい、光輝の親友だ。短く刈り上げた髪に鋭さと陽気さを合わせたような瞳、百九十センチメートルの身長に熊の如き大柄な体格、見た目に反さず細かいことは気にしない脳筋タイプである。

 

 

 

 龍太郎は努力とか熱血とか根性とかそういうのが大好きな人間なので、ハジメのように学校に来ても寝てばかり、春樹のような陰キャ·やる気がなさそうな人間は嫌いなタイプらしい。現に今も、ハジメや俺を一瞥した後フンッと鼻で笑い興味ないとばかりに無視している。

 

「おはよう、八重樫さん、天之河くん、坂上くん。はは、まぁ、自業自得とも言えるから仕方ないよ。」

苦笑交じりにそう返すハジメ。

「よう八重樫、天乃河、坂上。ハァ。坂上のおっしゃる通りです。許してくだしあ。」

ため息まじりに春樹は言う。

「てめぇ、なに勝手に八重樫さんと話してんだ? アァ!?」という言葉より明瞭な視線がグサグサ刺さる。雫も香織に負けないくらい人気が高い。そんな八重樫をタメ口で呼んだ春樹にヘイトがいくつか移る。

 

「それが分かっているなら直すべきじゃないか? いつまでも香織の優しさに甘えるのはどうかと思うよ。香織だって君に構ってばかりはいられないんだから」

 

 

 

 光輝がハジメに忠告する。光輝の目にもやはり、ハジメは香織の厚意を無下にする不真面目な生徒として映っているようだ。

 

 ハジメとしては「甘えたことなんてないよ! むしろ放っておいてくれ!」と声を大にして反論したいのだろうが、そんなことをすれば檜山らに強制連れション(と言う名のイジメ)が実行され連行されるだろう。光輝自身、思い込みが激しいところがあるので反論しても無駄であろうこともハジメ、春樹、八重樫の3人が口を閉じさせる原因だ。その中でも距離が近い八重樫、春樹の心労は計り知れない。

 

 そして〝直せ〟と言われても、ハジメは趣味を人生の中心に置くことに躊躇いがない。なにせ、父親はゲームクリエイターで母親は少女漫画家であり、将来に備えて父親の会社や母親の作業現場でバイトしているくらいなのだ。ハジメ曰く既にその技量は即戦力扱いを受けており、趣味中心の将来設計はばっちりらしい。ハジメとしては真面目に人生している(つもり)。なので誰になんと言われようと今の生活スタイルを変える必要性を感じなかった。香織がハジメを構わなければ、そもそも物静かな目立たない一生徒で終わるハズだったのである。春樹もハジメと関わりがある為よく天乃河にハジメ関連でありがたいお言葉(説教)をよくいただく。正直めんどくさい。どれくらいめんどくさいかと言うと嫁と姑の関係くらいである。

「いや~、あはは……」

 

 それ故に、ハジメは笑ってやり過ごそうとする。が、今日も変わらず我らが女神は無自覚に爆弾を落とす。

 

「? 光輝くん、なに言ってるの? 私は、私が南雲くんと話したいから話してるだけだよ?」

 

 

「クッソwww」

 

 ざわっと教室が騒がしくなる。男子達はギリッと歯を鳴らし呪い殺さんばかりにハジメを睨み、春樹は笑いを必死に堪え内心良くやった!と白崎に拍手を送っている。檜山達四人組に至っては昼休みにハジメを連れて行く場所の検討を始めている。ハッ!檜山ァ!ザマぁねぇぜ!

 

「え? ……ああ、ホント、香織は優しいよな」

 

 どうやら光輝の中で香織の発言はハジメに気を遣ったと解釈されたようだ。完璧超人なのだが、そのせいか少々自分の正しさを疑わなさ過ぎるという欠点があり、八重樫も苦労している。そこが厄介なんだよなぁ~とハジメは現実逃避気味に教室の窓から青空を眺め春樹は八重樫に同情した。

 

「……ごめんなさいね? 二人共悪気はないのだけど……」

 

 この場で最も人間関係や各人の心情を把握している雫が、こっそりハジメに謝罪する。ハジメはやはり「仕方ない」と肩を竦めて苦笑いし眠りにつくのだった。




主人公空気は想像してなかった。

第二次世界大戦の軍艦で登場してほしい艦艇

  • キングジョージⅤ世級戦艦
  • 金剛型戦艦
  • ペンシルベニア級戦艦
  • シャルンホルスト級戦艦
  • ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦
  • リシュリュー級戦艦
  • 扶桑型戦艦
  • ネルソン級戦艦
  • アメリカ駆逐艦
  • アメリカ巡洋艦
  • 日本駆逐艦
  • 日本巡洋艦
  • イギリス駆逐艦
  • イギリス巡洋艦
  • フランス巡洋艦
  • ドイツ駆逐艦
  • ドイツ巡洋艦
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