転生したらゲド・ライッシュだった   作:色々残念

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思いついたので更新します


第42話、健全化と秘伝の治癒

Lv6→Lv7

 力:SSS1541→I0

耐久:SSS1798→I0

器用:SSS1637→I0

敏捷:SSS1624→I0

魔力:SSS1763→I0

 

 幸運:A

耐異常:B

 神秘:A

 精癒:B

 格闘:D

敵感知:I

 

《魔法》

 

【リトルフィート】速攻縮小魔法

 

【スティール】速攻窃盗魔法

 

【ムードメーカー】詠唱変化魔法

 

詠唱前半

 

「心理之王、御調子者、調子者」

 

詠唱後半

 

「箒星よ、歩みを速めよ」思考加速

 

「道化の星よ、運命を変える奇跡をここに」運命改変

 

「恒温の星よ、その熱を燃やせ」不測操作

 

「流れる星よ、空を開け」空間操作

 

「眩い星よ、重なりあえ」多重結界

 

《スキル》

 

【龍の手】

・あらゆるものを倍加する

 

【創薬師】

・薬品作成時、発展アビリティ創薬と薬師の一時発現

・作成した薬品の品質向上

 

【竜鱗鎧化】

・体表に魔素を吸収して自己修復する装甲を形成する

・耐久に応じて強度上昇

 

【断ち切る力】

・周囲の空間を断ち切る

・攻撃には使用できない

 

【竜撃会心】

・弱点となる部位に攻撃が当たった時、特大ダメージを与える

 

【射手の嗜み】

・遠距離武器装備時、発展アビリティ狙撃と千里眼の一時発現

・遠距離武器の攻撃力増大

 

【戦場の支配者】

・反応速度上昇

 

【特殊火遁術】

・触れた対象を内側から熱する

・発動中と発動後、一定時間熱無効

 

【健全化】

・状態異常回復

・スキルを使用した対象に一定時間の状態異常無効を付与

 

【秘伝の治癒】

・自身を含め、周囲に自動回復の効果と風耐性上昇の効果を一定時間付与する

 

Lv7にランクアップしてみると回復系のスキルが2つも発現していたようだ。

 

「健全化」と書いて「レストレーション」と読むスキルは状態異常を回復し、スキルを使用した相手に一定時間の状態異常無効の効果も付与することができる。

 

自分自身にも「健全化」を使用することが可能なので、厄介な毒が相手でも「健全化」を使える状態なら問題ない。

 

「秘伝の治癒」と書いて「ヒーリング」と読むスキルは、自身を含めた周囲に自動回復効果と風耐性上昇の効果を付与することが可能なスキルだ。

 

自動回復効果と風耐性上昇の効果は長時間続くものではないが、それでも回復が可能となるのは悪いことではないだろう。

 

新たな2つの回復系スキルは使用する度に精神力を消費するが、凄まじく消費する訳ではないので、回復系スキルを多用しても直ぐにマインドダウンになってしまうようなことはなかった。

 

スキルで状態異常の回復や治癒が可能になったことで、鞄から解毒剤やポーションを取り出して飲むという手間が省け、ダンジョン探索がよりスムーズになるのは確かだ。

 

それでも素早い精神力の回復にはマジックポーションが必要になるので、ポーションが不要になってはいない。

 

ダンジョンに向かう時には、これからも各種ポーションを用意しておかなければいけないな。

 

ちなみに新しい発展アビリティの敵感知は、近くにいる敵の位置や数が正確にわかるというもので、目で見なくても敵の位置と数が把握できるようだ。

 

視覚に頼ることなく敵を感知することが可能な敵感知は、ダンジョン内で役に立つ発展アビリティだろう。

 

ランクアップしてLv7になったことを担当アドバイザーの人に報告する為にギルドに向かい、ギルドの職員に頼んで担当アドバイザーの人を呼び出してもらった。

 

「今日は、何の報告かな?」

 

エナジーポーションを片手に握りしめながら聞いてきた担当アドバイザーの人。

 

「ランクアップしてLv7になりました」

 

俺がそう答えた瞬間、片手に握りしめていたエナジーポーションを一気に飲み干していた担当アドバイザーの人は、エナジーポーションを気付け薬代わりにしているみたいだ。

 

「はぁ、きみがLv6になってから、まだ3ヶ月しか経過してないのに、もうランクアップしたんだね。今度は何を倒したのかな」

 

軽くため息を吐いて、此方を遠い目で見ながら言ってきた担当アドバイザーの人は、ランクアップした理由が聞きたいらしい。

 

「漆黒のイル・ワイヴァーンを倒したことが、ランクアップした理由だと思いますよ」

 

嘘をつく必要もないので、倒したモンスターのことを正直に担当アドバイザーの人に教えておく。

 

「漆黒のイル・ワイヴァーンって、またきみは異常な個体と遭遇したんだね」

 

不思議なものを見るかのような目で此方を見た担当アドバイザーの人は、その後頭を抱えていた。

 

「まあ、異常な個体とは、よく遭遇していますね」

 

俺はダンジョンでは通常種よりも明らかに強力な色違いのモンスターと遭遇することが多いので慣れてしまったが、担当アドバイザーの人は全く慣れていないようである。

 

「うーん、とりあえず漆黒のイル・ワイヴァーンに関する情報を教えてくれると助かるかな」

 

通常種とは違うモンスターの情報が少しでも欲しいようで、情報提供を頼んできたギルドの担当アドバイザーの人。

 

「わかりました」

 

以前教えてもらった竜の壺の情報は役立ったので、そのお礼としてギルドの担当アドバイザーの人に、漆黒のイル・ワイヴァーンの詳しい情報を教えておくと「何でこんなの倒せたの」と担当アドバイザーの人は再び頭を抱えていたな。

 

そんなことがありながらもギルドへのランクアップ報告を終わらせた俺は、漆黒のイル・ワイヴァーンのドロップアイテムである黒い甲殻を持って、椿の工房へと向かった。

 

工房の中に入ると椿は休憩中だったらしく、俺が以前提供したウォーターボトルを使って水分補給をしていたみたいだ。

 

「休憩中に悪いが、ちょっといいか椿」

 

椿がコップに入れた水を飲み干したところで話しかけてみると、振り向いて此方を見た瞬間から、俺が持っている黒い甲殻に目が釘付けだった椿。

 

「その黒い甲殻は、どんなモンスターのドロップアイテムなのか教えてくれんか」

 

黒い甲殻を見つめながら目を輝かせている椿は、ワクワクしているように見える。

 

「これは漆黒のイル・ワイヴァーンのドロップアイテムだ」

 

どんなモンスターのドロップアイテムであるかを教えながら、物凄く興味津々な椿に黒い甲殻を渡してみた。

 

「これは羽根のように軽いが、凄まじい強度があるのう」

 

黒い甲殻を持って重さを確認しながら、凄まじい強度があることを理解していた椿は、とても楽しげに笑う。

 

「忙しいかもしれないが、その甲殻で、軽装のアーマーを作ってくれないか」

 

「構わんぞ、手前もこの黒い甲殻を加工してみたいと思っていたところなのでな」

 

俺の専属鍛冶師でもある椿に鍛冶仕事を依頼してみると、椿は快く引き受けてくれた。

 

「急いではいないから、好きに時間を使って軽装のアーマーを作ってくれ」

 

特に急いではいないので、此方は椿に時間の指定をすることはない。

 

「うむ、任せておけ」

 

自信たっぷりに胸を張っていた椿に任せておけば、あの黒い甲殻を軽装のアーマーに加工してくれるだろう。

 

椿に漆黒のイル・ワイヴァーンのドロップアイテムの加工を任せて、ミアハ・ファミリアのホームである青の薬舗に戻ると、青の薬舗は客で賑わっていた。

 

客の数が落ち着くまで俺も接客に加わっておくと、しばらくの間は忙しく働くことになる。

 

客の数がまばらになり、神ミアハとナァーザだけでも接客に問題がなくなったところで、フレイヤ・ファミリアのホームに移動していき、調理場で監視役のオッタルさんと合流。

 

今日も女神フレイヤとオッタルさんに料理を作り、作った料理の感想を聞いたりした後、報酬の1000万ヴァリスを受け取って帰ろうとしたところで話しかけてきた女神フレイヤ。

 

「貴方の魂が更に深みを増しているけれど、ランクアップをしたようね」

 

笑みを浮かべて此方を見る女神フレイヤの目には、俺の魂が見えているのだろう。

 

「そうですね、Lv7になりましたよ」

 

神に嘘を言っても仕方がないので、ランクアップしたことを正直に認めておく。

 

「あらあら、追いつかれてしまったわね、オッタル」

 

監視役として着いてきていたオッタルさんを見て、にこやかに笑った女神フレイヤは、眷族であるオッタルさんの反応を待っているようだ。

 

「フレイヤ様、この身を更に高める為に、試練に挑む許可を頂きたい」

 

表情を変えることのないオッタルさんの言葉は静かだが力強く、強い意思が感じられる。

 

「許可するわ、貴方の魂の輝きを私に見せなさいオッタル」

 

そんなオッタルさんにフレイヤ・ファミリアの主神として、対応した女神フレイヤは女神としての威厳に溢れていた。

 

「感謝します、フレイヤ様」

 

女神フレイヤに頭を下げたオッタルさんの身体から溢れ出した戦意は凄まじい。

 

オッタルさんはランクアップする為の試練に、全力で挑むつもりのようだ。

 

「ちなみにどんな試練に挑むつもりなんですか?」

 

水を差すようで悪いとは思ったが、ちょっと気になったので、オッタルさんが挑むつもりの試練の内容を聞いてみる。

 

「バロールの単独討伐だ」

 

そう答えてくれたオッタルさんには残念なお知らせをしなければいけない。

 

「バロールは最近倒してしまったんで、復活するまでしばらくかかると思いますよ」

 

オッタルさんには正直に教えておいた方がいいと思ったので、最近バロールを倒したことを教えておく。

 

「そうか」

 

言葉短く、そう言ったオッタルさんだが、頭部の猪耳がへにゃりと倒れていた。

 

へにゃりとなっていた猪耳が語るように、オッタルさんが残念だと思っていたのは間違いない。

 

何故かオッタルさんに悪いことをしてしまったような気になった俺は、何か埋め合わせができないか考えてみる。

 

頑張って考えてみて、異常個体のモンスターとの遭遇率が高い俺と一緒にダンジョンに潜れば、オッタルさんがランクアップできるようなモンスターと遭遇するかもしれないと思ったので、協同でのダンジョン探索を提案してみることにした。

 

以前俺とパーティを組んでいた時に、色違いの白いウダイオスという亜種と遭遇したことを覚えていたオッタルさんは、確かに俺と一緒なら通常とは違うモンスターと遭遇できるかもしれないと判断したようだ。

 

「いつダンジョンに向かう」

 

乗り気になっていたオッタルさんの猪耳は、真っ直ぐピンと立っている。

 

元気を取り戻しているオッタルさんの猪耳を見て微笑ましい気持ちになりながら、これからの予定を確認してみたが、直ぐにはダンジョンに行けそうにない。

 

「すいません、今週は女神フレイヤに料理を作らなければいけないので無理ですね」

 

「そうか」

 

俺からの返事を聞いたオッタルさんの猪耳は、やっぱりへにゃりと倒れてしまっていた。

 

物凄く申し訳ない気持ちになったが、女神フレイヤとの約束を守ることも大切だ。

 

オッタルさんには、しばらく待っていてもらうとしよう。




健全化、秘伝の治癒

出典、オクトパストラベラー大陸の覇者、薬師テオ
健全化はテオのバトルアビリティであり、味方の状態異常を回復して、さらに状態異常無効化の効果を付与する 
秘伝の治癒もテオのアビリティであり、味方前衛全体にHP自動回復と風耐性アップ20%の効果を付与するというもの
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