転生してもメガネで冴えない小デブなのでヤケクソ 作:リデルJr.
突如、一陣の風が吹いた。
そう言っとけばなんかカッコいい入りができるってデブは知ってるんだ。口内で徐々に短くなっていくシガレットの先端をペロペロしていると、まさにハリケーンとも呼ぶべき突風が教室内に侵入した。コートはバサバサとはためき、原稿用紙は手から零れ落ち空を舞う。その中心に居るのがデブじゃなければ、さぞ絵になっていたであろう光景が、まさに自然の奇跡で完成した。
ファサファサ(髪の毛)とバサバサ(コート)とヒラヒラ(原稿用紙)とビュービュー(いたずらな風さん♡)の
片付けである。
ページ番号を振り分けていなかった為、繋がる文章同士で原稿用紙を拾っていく。計22枚全て回収し終え一息ついた。そして今度は飛ばされないように、たった今
3人の男女が教室の中に入ってきた。
「なーはっは! 悠久の時を待ち侘びたぞッ、比企谷ァァ八幡ンンン!!」
3人からの反応は悪い。だがその程度でこの
「ふむん……。よもや盟友にして宿敵たるこの我の顔を忘れたわけではあるまい。しかしここは敢えて名乗ろうではないかッ! 我が名は、現代に蘇りし最後の剣豪将軍・材木座ァァァ義輝ゥゥ也ィィィィ!! お主も名乗りを上げえい、八幡ンンン!!!」
「……お前ってそんなキャラだっけ?」「気持ち悪い……」「……木材屋くんね」等と小声で呟かれたり、3人で連携して内緒話をしているようだが、そんなものに我が屈する訳なかろうて!
「さてはお主、我が盟友にして相棒たる八幡ではないなぁ、んん?」
したり顔で頷きながら、駄菓子のチープな箱からシガレットを取り出し、咥える。そしてやれやれといった様子で肩をすくめる。
「しかぁし、今日はお主が偽者の比企谷八幡であろうともなにも問題はぬわぁぁい! ……気になるか? (イケボ)」
「気にならないから早く出て行ってちょうだい」
「」
よ、よもや我がただの暴言に負けるはずなかろうて! 我を認めさせたければその3倍は持ってこいというのだ!
「……ぬかしおる。(どっ)」
「……はぁ」
「」
あ、危なかった。我の思考を止めるとは、この女、中々出来る! だが我は戦国最強の武神の子孫で、ラストサムライ故に実質ノーダメだ!!
「……さて八幡! 今日はこの我が手ずから依頼を持って参った故、盛大に
「『奉仕部』とは自己改革を促し悩みを解決する手助けを行う部であって、個人を盛り上げる為だけに
もう、ホントにのび太君はダメだなあ(教育者失格)!
\テッテレー/
MC催眠セット!
強気なあの子に使って従順にさせちゃおう!