今回はヴァリダンの方を中心に書いてまいりますが正直自信ないです。ざ
それでは、どうぞ。
そして2日後ヴァリダン王国国王の書斎にて
「ゲイガン殿からご報告であります、王よ」
「なんだ?例の武器は手に入ったか?」
「いえ断られた、と」
「そうかならばいい、下がれ。俺も暇ではない。次の戦の準備、植民地の政治方針、難民の受け入れ、宰相たちとの会議、兵の訓練、なにより妻たちとの今夜があるのでな。フフフ」
「(コイツ今夜もやんのか…)ですが同伴していた兵も2人惨殺されたと」
「それが今更どうした?この国が建国されて何人死んだと思っている?」
「え、えーと…わかりませぬ、無知で申し訳ございません」
「俺も知らん」
「え?」
「『え?』ってなんだ『え?』って、俺だってなんでもは知らんぞ?まぁしかし2人以上と言うのは確定だ」
ヴァリダン王国は建国され実に1400年。今に至るまで軍事国としてその名を轟かせ、独自に発達した戦法、武器、魔法、魔具で敵国を討ち滅ぼして来た。その数々の戦の中での犠牲者数なんて知ったこっちゃない。
これからも変わらない、国の前に立ち塞がるものを躊躇なく叩きのめす。この後、国が滅ぶまで。
「以上だ。過ぎたことを気にしても仕方ないだろう」
「し、しかし!国が侮辱され、兵を獣の餌にされたのですぞ!?」
「くどい!俺がいいと言ったらそれでいいんだ!お前の兵や国を思う気持ちはわからんでもない、しかしそれは今のお前が考えることではない」
「!…わかりました」
「うむ、それにゲイガンどもも旅で疲れただろう、今日は休ませて報酬を出してやれ。殺された者の家族にはその金額の2倍と葬儀代を出してやれ。
墓が建ったら教えろ俺も後日墓参りに出る。そしてゲイガンを呼べ、理由は聞くな」
「わかりました、王よ」
「良し下がれ」
「は」
パタリ、と扉が閉められ1人になりしばらく、ゲイガンが書斎に来た。
「失礼します王よ、モイハル・ゲイガン、ただいま参りました」
「うむ、早速だがゲイガン。あの報告ほぼ嘘だろう?あまりにも出来すぎているだろ、あの報告書は」
「いえ真実でございます王よ。交渉の余地もなく、我々を目にした瞬間斬りかかられ、部下2人は惨殺、キリキ・シラギは国を侮辱したのです」
「…そうか」
「王よ、私は悔しくて堪りません!部下を目の前で殺され!剣を折られ!それでも私は力が及ばず、むざむざと逃げることしか出来ませんでした…」
「…」
「王よ、私に仇を果たさせてくださいませぬか?」
「と言うと?」
「今回の3倍の兵力をお貸しください」
「ほぉ!そんなにか、そんなに強いのか彼の者は。我がヴァリダンの兵20と貴様に対して1人でか」
「はい…申し訳ございません…」
「いやいい、ならば俺が行こう」
「王が直々に!?」
「なんだ?文句があるのか?」
「い、いえ」
「ならばいくつか質問だ」
「なんなりと」
「貴様と俺はどちらが強い?」
「王でございます」
「兵60と俺は?」
「無論王でございます」
「貴様に兵力60と俺は?」
「聞くまでもございません」
「キリキ・シラギと俺は?どちらが強いと思う?」
「…」
(※皆さんどちらだと思います?w僕は無論新羅ですねwww)
「ふはははははは!良い良い!そうかそんなに強いか」
「おそらくは…」
「それなら無駄に行くより良い。俺はなるべく民を死なせるわけにはいかんのだ」
「ではそのように」
「しかし貴様もついてこい、キリキ・シラギにトドメを刺す権利を与えてやろう」
「おお!ありがたき幸せ…」
「うむ、ならば決まりだ行くぞ」
「い、今からですか!?」
「早い方が良かろう?」
「それもそうですが…」
「ならば行こう」
「承知しました馬を用意させます」
「いやそいつに早く会いたい、魔法陣で行こう」
「は」
そして装備を2人は装備を整え、念の為と護衛の2名とドワーフの街へと今回は魔法陣での転移で向かった。
「お、おいグビンまたヴァリダンからだ!」
「何ぃ?」
「またか…で、そんな慌ててどうした?」
「そ、それがヴァリダン王が来たんだ!」
「「なにィ!?」」
「失礼する」
「「「ええ!?」」」
「そんな驚くな、俺は幽霊ではないぞ?」
「王よ、お1人で行かないでください!見失ってしまいます!」
「ふははは良いではないか」
「ん?お前はこの間『来るな』と言ったはずだが?今度こそは斬り殺すぞ?」
「いやコイツは俺について来させたのだ、気にするな。そしてキリキ・シラギ。」
「なんでしょう?」
「俺と手合わせしよう」
「拒否権は」
「ない」
「…わかりました」
「おいキリキ!?」
「何も言うなオヤジ、ここで揉めた方が色々とみんなに迷惑が掛かる。実力で黙らせた方が良い。そうとなれば早速やろう、前と同じく街の広場でよろしいか?」
「うむ」
街の広場へと向かう道中、当然ながらヴァリダン王は皆から注目の的となっていた。
「なぜヴァリダン王がこんなところに!?」
「俺が知ってる訳ねぇだろ!」
「ねぇおかーさん、ガバルおにーちゃんどうかしたのかな?」
「どうだろうねぇ?けどガバルに限ってそんなことは無いと思うんだけどねぇ?」
「ヴァリダンに目ぇつけられてこの街は大丈夫だろうか?」
上がっているのはこの街と新羅への不安だった。
ヴァリダンは軍事国家、何か問題が起これば戦争へと発展しかねない。それが皆には不安でしかなかった。
「…おい王様」
「なんだ?」
「街に手ェ出すなよ?」
「お前次第だな。お前は報告上では極悪人になっている」
「ゑ?」
「くふふ、俺はそうは思っておらんのだがね」
「んじゃやる必要ないだろうに」
「けど俺はお前に興味があるのでな」
「さいでっか…そして着きやしたぜ」
「うむ、そのようだな」
広場に着いた一行は早速手合わせの準備を始めた。
今回と前回との相違点はギャラリーの存在だ。
「良い良い、観衆がいると気分がアガるなぁシラギよ」
「そうだなぁ…みんななるべく気をつけて観ろよ?おいそこ賭けを始めてんじゃないよ」
「ふははは!良いではないか好きにさせとけ」
「ったくもう」
「それでは今回も、私ファルシュ・カリゲリが審判、見届け人はここにいる全員とさせていただきます」
「応」
「うむ」
新羅は前回と同じように龍峯を蜻蛉を取った。
「ほう、それがお前の刀か。良いな」
「お褒めに預かり光栄の限り」
「ハッそこまで心の無いその言葉も無い」
ヴァリダンはバスターソードをやや上段気味の中段に構えた。
「それでは…始め!」
言葉と同時に新羅はヴァリダンとの距離を一気に詰め、龍峯を力いっぱい振り下ろした。
「チィィィィィィイイイイエエェェェェェェ!!!!」
「なんの!」
ギャイン!!チリチリチリッ
ヴァリダンは即座に反応。新羅の、薬丸自顕流の、薩摩の初撃を受け止めた。
「!?」
「どうしたそんな驚いた顔をして、俺の顔に何か付いてるか?」
「いや、これ止めたのはアンタが初めてだったもんでな。たまげたんだ」
「ふははそうか」
「そうなのよ、よし、仕切り直そう。俺も本気見せてやる」
「うむ良いだろう」
ス…とお互いの剣を話し元の場所に戻った。
そして新羅は龍峯を鞘に戻した。
「よっしゃ来い」
「よし行くぞ」
ヴァリダンは先程と同じように構え、新羅へと突っ込んで行った。
「ぬおおおおおおおおおおおおおおお!」
「フンッ!!」
ギャイン!!
「っ!?なんの!」
剣が振り下ろされるのを見計らって新羅は抜刀、バリィの要領で弾き返し、抜いた勢いで上へ挙げた龍峯で蜻蛉を取った。
しかしヴァリダンも弾かれた剣を渾身の力で振り下ろした。
が。
「そこまで!勝者シラギ!」
今回はここまでです。
今回はウイスキー飲みながら書いたんでぐちゃぐちゃになってると思いますw
それでは、コメントや評価(なるべく高めでよろ♡)