頑張れイッチー!あと半分だぞ!!
皆さんは覚えているだろうか...
去年、俺がやらかした100m走の事を...。
ゴール直前にこけて虹野さんに介抱されてヤンデレにさせてしまったり、清川さんに目をつけられたりと大失態を犯した。
しかし、今回は一味違う!!なんせ今回の種目は騎馬戦だからな!!
ちなみに今年も紅組です。
「何かお前、やけに気合い入ってないか?」
「そうか?」
「おう、何か嬉しそうな顔してるからよ」
「別に、平和に終わってくれれば良いと思ってな」
どうやら好雄も分かったみたいだな。当たり前だ馬鹿野郎!だって騎馬戦は男子女子と別れてやる事になってる、つまり!詩織達から誘われる事等あり得んのだ!!だーっはっはっはっ!ざまぁみろ詩織よ!今年は俺の勝ちだ!
「あのぅ........」
「ん?」
「あっ、如月さんだ。どうしたの?」
突然如月さんが現れると、何故か申し訳ないような顔を見せる。何かあったのだろうか?
「あの........、すみません。今、お時間空いてますか?」
「大丈夫だけど、何?」
「私の二人三脚の相手の人がお休みで、代わりに出てもらえないでしょうか?」
おっと?これはちょっとヤバいかもしれん。でも俺は此処
「好雄、出てやれよ」
「え?俺?」
「俺は騎馬戦が控えている、どうせ暇だろ?それに、如月さんと更に仲良くなるぜ?」ボソッ
「っ!」
「それで良いよね?如月さん」
「は、はい。それで、もしよかったら、少しの間練習に付き合って欲しいのですけど........」
「え、あ、ああ良いとも!この早乙女好雄で良ければお力になりますよぉ!」
「良かった、嬉しいです」
「なら早くやってこいよ、二人三脚って次だろ?」
「おう!早速練習してくるわ!........ありがとな」ボソッ
「ふっ、気にするなよ。友達だろ?」
そう言って好雄は如月さんと一緒に何処かへ行ってしまった。
や っ た ぜ
すまないな好雄、これ以上ヤンデレ候補者を増やす訳にはいかないんでね。それにお前と如月さん、結構お似合いだよ。だから友として背中を押してやった訳だ、優美ちゃんの事は諦めろ。流石のシスコン相手に俺では手がつけられん。
「あっ、〇〇くん見つけた」
「へ?」
好雄の背中を見届けたと思ったら詩織がやって来た。何故だ、確か詩織も騎馬戦だが男女別れてやるのに何しに来たんだよ。
「ど、どうした詩織?」
「実はね、ちょっとお願いがあるんだけど、良いかな?」
「まぁ聞くだけなら(ふざけんなよアホ!!もうこの時点で危険を察知したよ!!どうせ『勝ったらご褒美にデートさせて?』って言うんだろ!?もうヤンデレと関わるのは嫌でござる!!)」
「あのね、女子の騎馬戦で、どうも一人だけ抜けててね。代わりを探してるんだけど」
あれ?何か思ってたのと違う?もしかして、誰かしら一人探して代理に出て貰おうと?
「成る程、そう言う事か。分かった、それなら協力するよ」
「ほんと?ありがとう」
「なーに、幼馴染の頼みさ、断れないよ」
ほんとは嫌だよクソッタレ
「良かった、貴方が居てくれて...」
顔を赤くするなやめろアホ
「それじゃあ、代理、お願いね」
「おう、任され........え?代理?」
「うん、貴方が代理をやってくれるんでしょ?」
おいおいおいおいおいおい!?何勘違いしてんだこいつ!?
「ちょい待ち、代理って俺が他の子を探して埋めるんじゃないの?」
「私は誰も探して来てなんて言ってないわよ?」
は、嵌められたああああああああああああああああああ!!
「いや待って!?普通にダメでしょ!?女子の競技に男一人だけ参加っておかしすぎるって!?」
「大丈夫よ、ちゃんと先生から許可は貰ってあるわ」
何考えてんだよクソ教師がよ!一回馬に蹴られて地獄に堕ちろ!
「無理無理無理無理!俺に死ねって言ってるようなもんだぞ!?」
「幼馴染の頼みは断れないんでしょ?」
三分前の俺!もっと他に言葉が見つからなかったのか!
「え、だ、だからって........」
「........ぷっ、あはは!冗談よ冗談!あはは!」
じょ、冗談?
「詩織ぃ!お前なぁ!!」
「ごめんなさい、ちょっと揶揄いかったのよ」
お前の場合はちょっとどころが全然冗談に聞こえないんだよ!!
もう少ししたら胃がはち切れるわ!!
「あ、そろそろ二人三脚の番よ。見に行きましょう」
「お、おう........」
モウヤダオウチカエリタイ........。
余談だけど、好雄と如月さんペアはビリッけつでした。
『さぁ、次は騎馬戦です!選手の皆さんは入場して下さい!』
放送部のアナウンスの指示により、俺達騎馬戦参加者は其々の位置に着くと、四人組に集まった所から三人が馬を作り、一人がその上に乗る。ちなみに女子は二回戦目なので少し離れた所に待機している。
「〇〇、どうする?逃げるか?」
「うん、まぁ適当に頼む」
「適当にってお前な........」
馬側の生徒が俺に指示を出すが、俺は適当に頼むと言うと呆れてしまう。仕方ないじゃないか、さっさと終わらせてさっさと帰りたいんだよ。
『それでは!試合開始!』
放送委員の実況により、担当教師もスターターピストルを構えて発砲すると、男子全員が獲物を求めて走り出す。しかし、俺達は後ろから走ってると見せかけて距離を離していた。え?さっさと取られて来いって?戦わなければ生き残れないって言うじゃない?でもやるからには一つは取りたい、どさくさに紛れて奪ってやるとしよう。
「面舵いっぱーい!」
「「「面舵いっぱーい!」」」
俺が合図を出すと、馬側の男子達も声を揃えて右へと方向へ移動する。ネタに乗ってくれるのか、有難い。
「取舵いっぱーい!」
「「「取舵いっぱーい!」」」
「よしっ!」
「あっ」
「「「〇〇!!お前なぁ!!」」」
「すみません許してください何でも許してください」
ふざけてたら普通に取られました、そして馬側の男子に怒られました。いや君たちもふざけてたから俺だけの所為ではないからね?
『さぁ、お次は女子の部です!』
女子の部が始まろうとすると、生徒達はうおおおお!と騒ぎ出す。さっきの男子の部たは偉く違くないですか?主に男性陣よ。
ちなみに男子の部は紅組が勝ちました。
「〇〇くん、行ってくるね」
「うん、頑張って(はよいけ)」
そう言って詩織は開始の準備を始めると、隣の男子生徒に軽く肘打ちされた。
「なんだよそれしか言えないのかよ?冷たいなぁ」
「あははは...」
「あ、○○くん!」
乾いた声で返事に迷っていたら虹野さんがやって来た。白色の鉢巻きをしているので、どうやら今年は白組だそうだ。
「に、虹野さん...。騎馬戦だったんだね」
「うん、今年は白組が優勝するからね!」
「あ、うん。こっちも負けないよ」
優勝なんて興味ねぇよ!こっちはさっきからお腹痛いんだよ!
「それじゃあ、私行くね!」
「虹野さんも頑張ってね」
そう言って虹野さんは走っていくと、また隣の男子生徒に軽く肘打ちされた。
「お前、虹野さんと知り合いなのかよ!?」
「ま、まぁね...」
「あ、○○くん」
「」
今度は清川さんが声を掛けて来た。いや待って?一歩も動いてないのになんでエンカウントするの?人生はクソゲーって聞くけどクソゲーってレベルじゃないんだけど?明らかに泣かせに来てるよね?トラウマ刻みに来てるよね?
「き、清川さんも騎馬戦に参加してたんだ...」
「と言っても、代理なんだけどね。紅組同士、頑張りましょう?」
「ア、ハイ」
そう言って清川さんは走っていくと、また隣の男子生徒に軽く肘打ちされた。
「お前、清川さんまで仲いいとか交流関係どうなってんだよ?」
「一番知りたいのは俺なんだけど...」
するとスターターピストルの発砲音が響くと、女子の騎馬が一斉に飛び出してくる。
なんとなく詩織の騎馬を見つけると、虹野さんの騎馬と激突した。
「あら虹野さん、奇遇ね。貴女も騎馬戦に参加していたのね」
「藤崎さんこそ、今年は白組だけど、絶対に負けないんだからね!」
あーらら、ぶつかって欲しくないメンバーがぶつかちゃったよ...(白目)
ヤベッ、腹が......。
「ところで虹野さん、聞きたい事があるんだけど、良いかしら?」
「何?」
「もしかして、○○くんの事好きなの?(青春)」
「え!?」
「え?」
ちょ、ちょっと待って詩織さん?貴女何言ってんの?ってか馬側の生徒達よ!ニヤニヤしてんじゃねぇよ!
「........えぇ、そうよ」
「ちょ」
ニジノザァン!? ナニイッテルンディス!?
「やっぱり、彼の事が...」
「ごめんなさい藤崎さん、私、諦めるつもりはないわ!」
「やっぱり思ってた通りだわ、私も、譲る気はないわ!」
やめてぇ!?私の為に争わないでぇ!(願望)
「隙あり!」
「「!?」」
すると横から一つの騎馬がやって来た。それは清川さんだった。
「それっ!」
「きゃ!」
「くっ、無理だったか」
「清川さん!?」
「騎馬戦は二年生だけの競技なんでね、悪いけど勝たせて貰うよ!」
「もしかして清川さんも〇〇くんの事が!?」
ちょっと虹野さん!?パニクってるのか何訳分からない事言ってんの!?話し聞いてた!?
「え!?な、何で彼の名前が...」
何で赤くなってんだよ清川さん!!やめて!私のライフはゼロよ!
「清川さん........」
「い、いや!別に〇〇くんの事が気になってる訳じゃないからね!?」
「誰も言ってないわよ?」
「あっ」
墓穴掘ってんじゃねぇよこの脳筋がああああ!!
ってマジで言ってんのかよ!?清川さんの馬側もニヤニヤしてんじゃねぇよ!!他人の恋愛事情(?)に関わろうとするなよ!!
!?や、やべぇ!?かつてない程の激痛がぁ!?
「........そうだよ、少なからず気になってるよ」
「やっぱり清川さんも気になってたんだ.......」
(またライバルが増えちゃった........)
「でも今はそんなの後!悪いけど虹野さんの貰うよ!」
「え!?ちょ、ちょっと!?」
「おっと失礼」
「「「え?」」」
清川さんが虹野さんの鉢巻を目掛けて襲い掛かろうとするが、清川さんの横から誰かが清川さんの鉢巻を強奪した。
「あら、こんな所で集まってたら取ってくださいと言ってるようなものよ?」
「「「鏡さん!?」」」
何で鏡さんが出てくるんだよ!?そんなキャラじゃないだろ!?
「鏡さんが何で騎馬戦に参加してるの!?」
「偶然にも騎馬戦しか空いてなかったから、仕方なくよ」
嘘つけ!!(全力のツッコミ)
「くっ、まさか鏡さんが参加していたなんて...」
「まさかとは思うけど、鏡さんも彼を...?」
「彼?誰の事かしら?」
すると終了の合図が出ると、騎馬を作ってるメンバーは一度崩して、鉢巻が付いてるメンバーだけ立ち上がり、馬側と鉢巻を奪われた生徒はその場に座り込む。そして、アナウンサーが鉢巻の数を数えると、勝者を伝える。
【紅組 6 白組 4 勝者 紅組!】
どうやら紅組が勝ったようだ。でも俺はそんな事はどうでも良いし、知らなかった.......。何故なら........。
「おい〇〇!大丈夫か!?」
「し、しっかりして下さい!」
「アーヤーオッケー?お腹押さえてるけど大丈夫!?」
「大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫じゃねぇ........」
俺は試合終了の合図が出る直前に倒れた。その時に馬になってくれた男子生徒、近くに居た美樹原さん、相変わらずルー語を使ってくる片桐さん、そしてねっとりボイスの古式さんに心配されていた。
「これはいかん。すぐに、我が伊集院家の、私設医師団を呼ばねば」
何処から現れたのか伊集院までやってきた。そしたら直ぐに救助用のヘリがやって来た。いや呼んでくれたのは有難いがヘリじゃなくても救急車で良いだろ...。
その後、伊集院が言っていた私設医師団に診て貰ったところ、ストレス性胃腸炎と診断された。薬も処方されてして貰ったので暫くは安静にしろと言われた。
誰の所為だと思ってるんだが........。ちなみに優勝はまた紅組だそうだ。
藤崎詩織の好感度→95%
(変化なし。ライバル把握した、負けるつもりはない)
虹野沙希の好感度→92%
(ライバル把握、根性で彼を掴み取る!)
清川望の好感度→85%
(墓穴掘ってしまった...しかし勝負事なら負けない!)
鏡魅羅の好感度→55%
(変化なし。何の話ししてんだから分からん)
片桐彩子の好感度→83%
(倒れて心配した、大丈夫かな...)
美樹原愛の好感度→80%
(倒れて心配した、もし死んじゃったらどうしよう...)
古式ゆかりの好感度→86%
(変化なし。でも少し心配した)
ドンマイイッチー、あともう一回あるんだぜ(白目)
初代ときメモのヒロインで誰が好き?
-
藤崎詩織
-
如月未緒
-
紐緒結奈
-
片桐彩子
-
虹野沙希
-
古式ゆかり
-
清川望
-
鏡魅羅
-
朝日奈夕子
-
美樹原愛
-
早乙女優美
-
館林見晴
-
伊集院レイ
-
早乙女好雄
-
外井雪之丞