やんでれメモリアル   作:餡 子太郎

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すみません...クオリティがクッソ低いかもしれません...。


幕間・最後の文化祭(なお、滅茶苦茶平和な模様)

 

遂に迎えた最後の文化祭...。

 

振り返れば、ほんと碌な時間しか過ごしてないんだなって思ってしまう。

 

でも、今日さえ乗り越えれば良いんだ。あとのクリスマスパーティーとか正月と比べれば何ともない。

 

「よし、行くぞ!」

 

俺は意を決して、俺は最初の目的地である文芸部の弁論大会が行われる体育館へと向かった。

 

 

 

〜体育館〜

 

さて、体育館に着いたものの、まだ弁論大会は始まっていないようだ。それにしても、周辺にはヤンデレ候補者が誰一人いない........。どうやら体育館には居ないらしい。

 

........ん?誰か体育館のステージに上がって来たぞ...って詩織!?

 

 

 

ーーー高校生活を振り返って 藤崎詩織

 

ーーー入学してから、早いもので三年の月日が流れようとしています。

 

ーーー勉強にスポーツ、クラブ活動等、とても充実した日々を送りました。

 

いやいやいやちょっと待て!?お前部活動入ってねぇだろ!?何で文芸部の弁論大会に参加してんだよ!?

 

ーーーしかし、一つだけ心残りな事があります。

 

ーーーそれは、初恋の人が私を振り向いてくれないからです。

 

詩織テメェェェェェェェ!!俺を公開処刑にする気か!?振り向いてくれない?振り向けるかよそんなバカみたいな重い愛なんて!!

 

ーーー卒業まであとわずか、きっとあの人が私を振り向いてくれる事を信じて、私も努力しようと思います。

 

ーーーそして、この学校に伝わる伝説を成し遂げようと思います。

 

成 し 遂 げ な い で

 

そしてステージから去る詩織を見届けて、俺は思わず頭を抱えてしまった。

 

やべぇやべぇよ........あいつマジでやろうとしてるよ...。下手したら既成事実作られそう...(小並感)

 

詩織の次にやって来たのは、何と如月さんだった。お、と言う事は好雄も居るって事だよな、後で声を掛けてみよう。

 

 

 

ーーー貧血と私 如月未緒

 

「........っ!?」

 

如月さんが読み上げたタイトルに少しビックリして身体が反応してしまった。いかんいかん、気を引き締めなければ........。

 

 

ーーー私は小さい頃から、身体が弱く、激しい運動をしたりすると、すぐに貧血で倒れてしまうのです。

 

ーーーですから、友達もあまり多くありません。

 

ーーー読書をすることが、私にとって唯一の趣味でした。

 

ーーーしかし、これからも、これに負ける事なく、

 

ーーー貧血と共に、歩んで行こうと思います。

 

「うおおお........なんて、なんて良い弁論なんだぁ........」

 

如月さんの発表が終わると、少し離れた所に男子の泣く声が聞こえてくる。声からして好雄だろうな........。

 

 

 

さて、お次は演劇部のロメオをジュリエッタの演劇だ。多分タイトル的にロミオとジュリエットだろうが、多分演劇部のオリジナルなシナリオにしたんだろ。元ネタがあまりにも悲しすぎるから、自分達で内容変えちゃえ!ってノリなんだろうな........。知らんけど

 

 

〜数分後〜

 

演劇終了後、俺は廊下を歩きながら先程の劇について考えていた。確かに内容的には元ネタであるロミオとジュリエットに近い内容だった。しかし、何でバルコニーが突然倒れたり、眠り薬を飲んだまま目覚めないジュリエッタ、あれ絶対に本物じゃん。「悲劇」というよりは「喜劇」に近かったぞ?ショートコントでやったら絶対に面白いんじゃないか?

 

「いや〜中々面白かったな」

 

「内容はあれだったけど、時間潰しにはなったわね」

 

.........おっと?何やら聞き覚えのある声がするぞ?

 

恐る恐る声がした方へ向くと、なんと清川さんと鏡さんがいた。しかし、二人は先程の演劇の感想を語り続けているので俺が居る事には気がついていないようだ。

 

そうと決まればさっさと別のところへ移動しよう。いくら声を掛けて来たらその人と一緒に回るって自分で言っておいたけど、今回ばかりは一人で回りたい...。

 

と言う事で、俺はなるべく足跡を立てずにその場から去る事にした。

 

 

 

 

「あ、〇〇くん!」

 

はい、平和だった時間はここまでです(白目)

 

「ハロー、こんちには」

 

「か、片桐さん........」

 

なんと片桐さんに捕まってしまった。恐らくこれから何処かへ連れ去られるんだろうな...待てよ?確か片桐さんって美術部に油絵の展示してたよな?それに今誘いに来たって事は........。

 

「今時間空いてるかしら?美術部で展示品出してるんだけど」

 

ビンゴォォォォォォ!!でも片桐さんはずっと美術部の展示に忙しいから俺に相手してる暇はない!

 

「それでね、これを受け取って欲しいの」

 

「?それは?」

 

そう言って片桐さんが俺に差し出したのは、俺をモデルにした油絵だった。

 

........なんだこのポーズ?

 

「あ、ありがとう........」

 

「ユアウェルカム、喜んでくれて良かったわ」

 

「そ、それじゃあ、俺は行くよ」

 

「うん、またね」

 

そう言って片桐さんは美術室へと戻ると、俺は受け取った油絵を見る。

 

........これ、どうしよっか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜体育館〜

 

ふぅ........ようやく最後の吹奏楽部のクラシック演奏だな...。しかし、今日はやけに平和だな........最初から詩織とかヤンデレ候補者には一向に会ってない。

 

........なんか、嫌な予感がする。こんなにも平和過ぎて違和感しかない。

 

そう思ってると、吹奏楽部の演奏が始まった。

 

去年の演奏とは打って変わって、とても芸術的な演奏だった。詩織みたいにクラシックな音楽は聴かないが、偶に聞くクラシックも良いもんだな........。

 

気がついたら吹奏楽部の演奏は終わって、生徒達が拍手をしていた。

 

クラシック音楽で感動したのは初めてかもしれない...。

 

そんなこんなで最後の文化祭は終わりを告げた。

 

........なんでこういうのが毎年じゃないの?

 

 

 

 

 

50:名無しの三年生

 って事があったんだゾ

 

51:名無しの学生

 え

 

52:名無しの学生

 え

 

53:名無しの青髪根性女子推し学生

 うそやろ?

 

54:名無しの青髪根性女子推し信者その2

 無茶苦茶平和やんけ!?

 

55:名無しの学生

 何がどうなってるんだ!?

 

56:名無しの学生

 まるで意味が分からんぞ!?

 

57:名無しの煽り兄貴

 明日は槍かな?

 

58:名無しのクライマックス兄貴

 天変地異ですねコォレハ......

 

59:名無しの学生

 待って普通に怖いんだが(震え声)

 

60:名無しの学生

 俺マジで怖くなってきたゾ...

 

61:名無しの預言者(仮)

 スレ姉貴は何か分かるかな?

 

62:名無しの少女

 そうですね........。

イッチーさんがどんな姿かは分かりませんが、そのヤンデレ候補者さん達の様子なら一部知ってます

 

63:名無しの三年生

 おー!マジでか!?

 

64:名無しの煽り兄貴

 でかしたゾスレ姉貴!!

 

65:名無しの学生

 その事について是非kwsk!!

 

66:名無しの少女

 殆どのヤンデレ候補者は其々の部活動のお手伝いに行ってたんです。

なので、イッチーさんと一緒に回る確率が限りなく少なくなってたんだと思います。

 

67:名無しの学生

 何!?それは本当か!?

 

68:名無しの学生

 ここにきてスレ姉貴が仕事してくれてるなんて感動の嵐!

 

69:名無しの学生

 感謝感激雨霰や

 

70:名無しの三年生

 アリガテェ...アリガテェ...

 

71:名無しの預言者(仮)

 良かったなイッチー

 

72:名無しの少女

 でも、まだクリスマスパーティーがありますよ?

最後まで抜けませんね...

 

73:名無しの三年生

 そういや帰りにチケット貰ったんだったな...

 

74:名無しの煽り兄貴

 最後だし顔でも出してくれば?

 

75:名無しの学生

 捨 て ろ

 

76:名無しの学生

 捨てちまえそんなもん!!

 

77:名無しの青髪根性女子推し学生

 それはイッチーが決めてもいいんじゃない?

 

78:名無しの預言者(仮)

 行ってもいいけど、それなりのリスクが必要だぞ?

 

79:名無しの三年生

 そうだね........

そうだ、冷やかしに行こう(某旅番組)

 

80:名無しの学生

 「そうだ京都へ行こう」みたいな言い方やめーや

 

81:名無しの青髪根性女子推し信者その3

 まぁいいんじゃない?どうせ半年もすれば皆んなバラバラになっちゃうし

 

82:名無しの三年生

 それもそうやな(納得)

じゃあ冷やかしに行ってきますわ

 

83:名無しの学生

 結局冷やかしに行くのか...(困惑)

 

84:名無しの煽り兄貴

 んじゃ一年の時と同じく、メタルギアごっこ、やろう!

 

85:名無しの学生

 メタルギアごっこwwwwww

 

86:名無しの学生

 いや草

 

87:名無しの三年生

 する訳ないでしょ(語録無視)

今日はもう遅いし、ここまでだゾ

ほんじゃオツカーレ

 

88:名無しの学生

 お疲れ

 

89:名無しの預言者(仮)

 お疲れさん

 

90:名無しの少女

 お疲れ様です!

 

91:名無しの青髪根性女子推し学生

 にしても今日は平和ってどゆことや?

 

92:名無しの学生

 何かしら企んでますねぇ〜

 

93:名無しのクライマックス兄貴

 怖い事言うなよ...(震え声)

 

94:名無しの学生

 取り敢えず、今年も二ヶ月しかないんや

クリスマスパーティーさえ乗り越えれば大丈夫や(確証なし)

 

95:名無しの煽り兄貴

 絶対何かあるだろ(確信)

 

96:名無しの学生

 おいマジでやめろ

 

 

 

 

「フフ、やっぱりこの絵が一番良いわ...」

 

薄暗い部屋で一人、ゆっくりと筆を動かす少女........。

 

部屋の周りには、一人の男子生徒の絵がずらりと壁に貼られてあり、床には花やら夕日の絵が落ちてあった。

 

「もう、貴方の絵しか描けなくなってしまったわ........だから........」

 

ーーーモット、アナタノエヲカカセテネ




片桐彩子の好感度→90%
(ヤンデレ化 こう言うヤンデレタイプは初のキャラ(だと思う))

魔女旅の小説書こうとしてるんですけど、デレデレなイレイナ(デレイナ)ってありだと思いますかね?

もしイッチーがヒロインの中で結ばれるとしたら(好雄、如月さん、優美ちゃんは対象外)

  • 藤崎詩織
  • 紐緒結奈
  • 片桐彩子
  • 虹野沙希
  • 古式ゆかり
  • 清川望
  • 鏡魅羅
  • 朝日奈夕子
  • 美樹原愛
  • 伊集院レイ
  • 外井雪之丞(おまけ)
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