少し遠くでノウスガリアの根源が消え去るのを見ながら俺はレイに話し掛ける
ウィリアム「向こうは終わったな」
レイ「うん、こっちも終わらせないとね」
再びアヴォス・ディルヘヴィアの方を向きレイは本物の霊神人剣を、俺は拳を構える
アヴォス「あははははは!!!!、貴方達がのんびり観戦している間に此方は掌握しましたわ!!」
とたんに室内に黒い粒子の様な物が充満しアヴォス・ディルヘヴィアの足元に集まり
アヴォス「いらっしゃいな、ヴェヌズドノア」
理滅剣が姿を表した
アヴォス「更に、根源再生(アグロネムト)」
魔方陣が現れ先程消滅した筈のノウスガリアが蘇る
ウィリアム「冗談きついぜ」
アヴォス「冗談等ではありません、これは現実」
ノウスガリア「そして、全ては神の計画通りだ、例え創世神が君達の味方に付こうと、神に傷を与える武器を持とうと、その運命を変えることは叶わない、神の言葉は絶対だ」
英寿「なら、俺が変えて見せる、いや、俺達、仮面ライダーが」
ノウスガリア「言った筈だ、君達がどれだけ奮起しようと神の計画に失敗はない」
ウィリアム「そんなこと、やってみなくちゃ、分からないだろうが!!!!」
アノス「その通りだ、神の計画通り?、絶対?、そんなものこの俺の前で意味は無い、神の計画とやらも神の奇跡とやらも皆俺の前に等しく跪かせる」
俺と英寿、そしてアノスとレイがアヴォス・ディルヘヴィアとノウスガリアと戦う、シンとレノはミサの元へ向かっている
ミサ「わ、私も」
シン「2人とも下がっていてください、今度こそ守り通して見せますので」
ミサ「父さん、私にも何か」
シン「今は我が君とその友に任せた方が良いでしょう」
ミサはそこまで言われ顔を伏せる、するとその目の前にはシンの巻いているドライバーが目に写った
ミサ「…………私に」
シン「???」
ミサ「私にそれを貸してください」
シン「………………」
ミサ「お願いします!!!!、あの人、アヴォス・ディルヘヴィアはもう一人の私です、だから、私は私の手であの人と」
シン「………………分かりました」
シンはバックルを抜き変身を解きミサにベルトを渡す
シン「これは元々貴女から生まれた力です。貴女がどう使おうと貴女の自由なのが道理でしょう、私はもう、私の理想の世界を叶えました、次は貴女の番です、貴女の理想の世界を守りなさい」
ミサ「…………はい!!!!」
2人のやり取りを見ていたレノも精霊達に願う
レノ「お願い、フラン、私にももう少しだけ力を貸して、せめて、この子の願いを叶えてあげたい、この子の理想の世界は私の理想の世界だから」
レノの体が光を発しその光はギャーゴIDコアに吸い込まれ変化する
ENTRY
SET
ミサ「変身!!」
FANTASY
READY? FIGHT!!
仮面ライダーナーゴファンタジーフォーム
ミサ「はああああああ!!!!」
ミサは勢い良く走り出す、その先にはウィリアムとレイ、そして2人と戦闘を行うアヴォス・ディルヘヴィアがいた
アヴォス「じっとしていれば良いものを」
アヴォスはミサに向け獄炎殲滅砲(ジオ・グレイズ)を放とうとした
ウィリアム「させるか!!」
レイ「はぁ!!」
アヴォス・ディルヘヴィアを妨害しようとしたが魔方陣が一気に出来上がりミサに向け魔法が飛んでいく
ウィリアム「ミサ!!」
レイ「逃げるんだ!!」
ミサは避けようともせずただアヴォス・ディルヘヴィアへ向けて走る、誰もがぶつかると思った時、不思議なことが起きた、確実に当たると思われたアヴォス・ディルヘヴィアの魔法がミサを通り抜け誰もいない地面に衝突したのだ
アヴォス「な!?」
ウィリアム「マジか」
ミサ「はああ!!」
アヴォス「がっはぁ!!」
呆気に取られるアヴォス・ディルヘヴィアに右ストレートを叩き込む
アヴォス「ぐっ!!、偽物の分際で!!」
アヴォス・ディルヘヴィアは激昂しミサにヴェヌズドノアを振り下ろすがまたしてもその刃は体をすり抜けミサの攻撃のみが理不尽な程にアヴォス・ディルヘヴィアに命中する
ウィリアム「ミサ!!!!、こいつで決めろ!!!!」
ウィリアムが投げ渡したのは鍵盤とディスクの付いたカラフルなバックル、ミサはそれをファンタジーレイズバックルの反対側に付けディスクを回した
DUAL ON
BEAT FANTASY
READY? FIGHT!!
仮面ライダーナーゴファンタジービートフォーム
ミサは再びファンタジー側を操作する
BEAT FANTASY STRIKE!!
2本の青白い炎を伸ばしながらミサはアヴォス・ディルヘヴィアにキックを叩き込む
ミサ「さよなら、もう一人の私」
アヴォス「ぁ」
大きな爆発音を立てアヴォス・ディルヘヴィアは2度と蘇る事は無くその場には理滅剣のみが残された
少し離れた場所、そこではアノスと英寿が甦ったノウスガリアと対峙していた
ノウスガリア「蒙昧な君達に神の知恵を授ける。神々の計画は絶対なり。アヴォス・ディルヘヴィアは定められた運命に従い神の子となりそして理滅剣を手中に納めた。かつてこの地に堕とされた滅びの秩序、破壊神アベルニユーを」
ノウスガリアは更に続ける
ノウスガリア「かつて暴虐の魔王が破壊の秩序で照らしていた破壊神をこの地に堕とした。アベルニユーは魔王城デルゾゲードと名を上書きされ、そしてその権能、破壊の秩序を凝縮した奇跡は理滅剣ヴェヌズドノアと名を変えられた、だが神の秩序を永遠に形を変えたままにしておくことは不可能、破壊神アベルニユーは今目覚める!!」
理滅剣が動きノウスガリアが倒れる、にも拘らずノウスガリアの声が響く
ノウスガリア「さぁ、天を仰ぎ見よ、愚かなる者達よあらゆる死と破壊をもたらす破壊神の奇跡、破滅の太陽サージエルドナーヴェがここに蘇る!!」
しかし、何も起こらない、理滅剣はただただその場にあるのみで一切その後の動きが無いのだ
ノウスガリア「な、なぜだ!!、何故破滅の太陽が蘇らない!?」
そこで英寿は口を開いた
英寿「なあ、破壊の秩序ってのは世界に2つも存在出来るかな?」
ノウスガリア「何を言って、………………まさか!!」
ノウスガリアは魔眼を英寿に向ける、深淵の更に深淵まで、そして
ノウスガリア「ば、馬鹿な!?、貴様は創世神の筈だ!!、何故、何故破壊神の力まで有している!!!!」
英寿「狐に化かされたな」
英寿は右手で狐マークを作りノウスガリアに言う
MARK IX
創世の力を持った英寿が作り出した全く新しい創世のバックル、しかしそれだけがこの力の全貌ではない
BOOST MARK Ⅲ
MARK IXのもう一つの顔と呼ぶべき力、その力は全てを破壊すると言う恐ろしい代物
英寿「言った筈だ、俺が何者か試してみるか?、ってな」
アノス「ノウスガリア、自らは関係無いと傍観者を気取り、安全な所から必死に生きる者を嘲笑っては虐げる。あまつさえ、この2000年の間に起きた悲劇の責任を、他者に擦り付けるか、そんな神ならばこの世にいらぬ」
ノウスガリア「な、こんなこと、こんなことあってはならない!!神の秩序は絶対だ。絶対なのだ!!!!」
英寿「この世界の行方を決めるのは神じゃない、この世界を必死に生きる人達だ」
アノス「どうやら、分かっている神もいるようだぞノウスガリア」
ノウスガリア「君達が私を滅ぼすことは出来ない。秩序を生む秩序、天父神を滅ぼせば、世界は崩壊の一途を辿るのみだ!!」
アノス「確かにな、等と言うと思ったか?」
アノスはノウスガリアに手刀を突き刺すと何かを話し始める
アノス「聞こえているだろう熾死王、お前が俺に逆らわぬなら望みのものをくれてやろう」
ノウスガリア「何をしている、何を!!!!」
アノス「お前の秩序を熾死王に渡すだけだ」
ノウスガリア「愚かな!!、神の秩序を矮小な魔族ごときに!!」
アノス「そうだ、お前は、転生するなら虫けらにでも変えてやろう、何度転生しようと虫けらにな」
アノスが止まらないと知るとノウスガリアは今度は英寿にすがり寄る
ノウスガリア「何をしている創世神!!、この男を殺せ!!、神の秩序が渡る前に!!」
英寿「………………」
DYNAMITE BOOST TIME!!
BOOST IX VICTORY
英寿は高く飛び上がるとそのまま飛び蹴りの要領で足を付き出す、それを見たノウスガリアは愚かにも自分を助けるためだとでも思ったのか
ノウスガリア「ハハ、ハハハ、ハハハハハハ!!!!、去らばだ暴虐の魔王!!やはり神の秩序は絶対だ!!」
などとのたまったが
アノス「これで完了だ」
ノウスガリア「は?」
それと同時に英寿の蹴りが飛んできた
英寿「はああああああ!!!!」
アノス「哀れな奴だ、自身に飛んでくる攻撃すら気付かんとは」
そうしてノウスガリアの根源は完全に消滅した
本編とは別に彼らを異世界に連れていこうと思います、さて何処に行った?
-
現代日本
-
全く関係ない完全オリジナルの別世界
-
宇宙に最も近い学校 天ノ川学園高校
-
風の町 風都
-
様々な思惑が渦巻く場所 沢芽市