魔王再臨の祭典、その最中ウィリアム・テイラーは気を失い倒れた、幸いすぐに目を覚ましたが
ウィリアム「………………」
アノス「………………やはり駄目だな、ウィリアムの根源が見えぬ、、レイお前はどうだ?」
レイ「僕にも見当たらないね、体の何処にも、まるで最初から無かった様みたいだ」
サーシャ「そんな!?」
ミーシャ「危険?」
アノス「まだはっきりとは分からぬ、サーシャ、こいつが倒れた時一緒に居たのはお前だったな、こいつに何があった?」
サーシャ「えっと、確か家がどうとか、ここが自分の家じゃないとか言ってたけど」
アノス「ふむ、時間操作(レバイド)、追憶(エヴィ)」
アノスはウィリアムの記憶を探り何があったのかを見ようとした、しかし
アノス「消えているな、最初にあったアイヴィスと同じ様な状態だが、奴はレイが自身の根源の1つとアイヴィスの根源を混ぜたことで起こった事だ、こいつは違う」
エレオノール「つまりどう言うこと事だ?、全然分かんないぞ」
アノス「恐らく今のこいつは人形同然と言う事だ」
???「人形の方がマシかもな~」
振り向くとそこには氷菓子を頬張りながらテーブルに座りふんぞり返っている黒髪に赤メッシュの入った青年が1人いた
アノス「何者だ?」
青年は氷菓子を1口食べると皆を一瞥する
???「俺の名はアンク、ただのメダルの塊だ、こいつは英司、世界中を旅するただの馬鹿だ、あ?、何だ?、知るか、どうでも良いだろう俺達の事何か、どうせそれどころじゃなくなる」
アンクと名乗った青年は突然誰も居ない筈の虚空に向かって話す
アノス「それでアンクよ、俺達に何の用だ?」
アノスを睨むように見るアンクは
アンク「そいつに今起こってることについて教えてやろうと思ってな、そいつが動けないとなると、他の奴は知らんが俺個人としても困る」
アノス「何を企んでいる?」
アンク「ふっ、暴虐の魔王も随分疑い深い様だ、ウヴァみたいな力任せの馬鹿かと思っていたが、案外カザリ見たいに臆病らしいな」
アノス「どちらも聞き覚えが無い名だが慎重と言え」
アンク「まあ良い、話を進めるがこいつは今力に飲まれるかどうかぎりぎりの状態だ」
アノス「詳しく話せ」
アンク「そもそも人間、まぁ魔族もだろうがこれがまた厄介な存在でな、これがこいつ自身、そしてその中に色々詰め込んで生き物ってのは出来上がる、記憶、感覚、命、欲望、そして力」
アンクはそう言いながらテーブルに置いてあったコップを持ち
そこに様々な液体を入れていく
アンク「だがこいつの力は器に不釣り合いでな、器の成長を越えて力が増していく、これからも永遠に、そうなるとどうなるか、力を受け入れるために要らないものを排除するしか無くなる、最初は生きる上で優先順位が低いものからな、最初は記憶、次に感覚、欲望、で、力を得るために要らないものを排除していくが捨てるものが無くなると遂に器は命に手を出しそして」
アンクは水の入ったコップをひっくり返し中身が全て溢れ落ちそして
アンク「死ぬ、つまりこいつが今回倒れたのは何かを完全に忘れたって事だ、この世界の事か、或いは前世の事か」
アンクはそう言った
アノス「成る程」
サーシャ「じゃあどうすれば良いの!?」
アンク「簡単だ、こいつにこれ以上新しく変身させるな、今こいつの中にはジオウ・ウィザード・ギーツ・ゴースト・セイバー・エボル・エターナル・タイクーン・ゼロワン、少なくともこれだけの力がこいつの中に入った、只でさえジオウとギーツは力の桁が違う、これ以上力を使えば、まぁ最善でも死ぬだろうな」
サーシャ「そんな!?、何か手は無いの!?」
アンク「まぁ、今まで変身した奴に限定するなら、ぎりぎり器の成長と足並みを揃えられる、じゃあな、俺達は帰る、そいつもその内元に戻るだろうが、くれぐれも俺が言ったことは守らせろ、俺の目的の為にもな」
アンクはそう言うと何処かへ消えた
本編とは別に彼らを異世界に連れていこうと思います、さて何処に行った?
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