数日後、アンクの言う通りウィリアムは元に戻った、根源も元の場所に再び現れ何事も無かったように生活している、ただ変わった事と言えば
ウィリアム「またか」
サーシャ「しょうがないでしょ、何かあったらアノスに知らせなきゃ、今度は本当に戻れなくなるわよ」
ウィリアム「そうは言うけど俺自身覚えてないし、病人じゃないんだからわざわざ迎えに来なくて良いって」
アノスの命で家以外ではサーシャが常に隣を歩くようになった事だ、因みに魔王再臨後アノスはミーシャとウィリアムはサーシャとそしてレイはミサと各々恋仲である等と真しやかに噂されたがいずれも否定も肯定もされてない、まぁ真実は火を見るより明らかなのだがそれはここでは語るまい
ウィリアム「そう言えばアノスの奴これからどうすんだ?」
サーシャ「何が?」
ウィリアム「いや、あいつが魔王だって事は周知されたからさ、やること無いとは言えどうやって学校来んのかな~と思って」
そう、アノスは魔王に復帰したがかといって統治は既に代役が大勢おりはっきり言えばやることが無い、かといって何時もの様に登校するのも周りが萎縮してしまいこれまた彼はそれを良くは思わない、彼はあくまで楽しい平和な学校生活を送りたいのだ
サーシャ「知らないけど、アノスの事だから何か手があるんじゃない?」
ウィリアム「まぁそうだな」
授業時間となり場所はデルゾゲードの第2教練場
そこではノウスガリアから体と神の力を奪った熾死王エールドメードが教壇に立つ
エールドメード「おはよう、俺の生徒達、この熾死王がお前達に魔王の何足るかを教えるため、教壇に戻ってきたぞ!!」
最初の印象との違いに他の生徒達は戸惑いを表すがそれも次第に勝手に沈静化していった
エールドメード「それではお前達、今日の授業の前に転入生を紹介しようではないか、入ってきたまえ」
そう言われ現れたのは普通の生徒の半分程の身長の何やら見覚えのある子供
ウィリアム「そう来たか」
エレオノール「わーお、びっくりだぞ」
ミサ「レイさん知ってましたか?」
レイ「僕も聞いてなかったよ」
周りもその小ささに驚きを露にしていた
???「俺の名はアノシュ・ポルティコーロ、6歳だ」
それからはアノシュに質問する質問する時間があったり、アノシュがアノスの席に座り少し騒然としたが、まぁ、些細な問題だろう
エールドメード「さて、今日は新たにもう一人、剣術の講師を紹介しよう」
今度は自分達と余り大差無い男性が入ってくる、本人にそのつもりは無いのだろうが気配が鋭く威圧的だ、彼もまた周りを騒然とさせた
シン「シン・レグリアです。本日よりこの魔王学院にて剣術の講師をすることになりました」
まぁその後一番騒がしかったのはエールドメードだがそこは割愛で良いだろう
闘技場
今回の授業は剣術の授業と言うことで闘技場にやってきた、2人1組を作り打ち合えとそれだけを言ったエールドメードだがウィリアムはアノシュと打ち合う事になった
ウィリアム「こうして打ち合うのは魔剣大会以来だな」
アノシュ「そうだな、折角だ全力で相手してやろう」
ウィリアム「良いね、剣術ならこれだろ」
ウィリアムはそう言い聖剣ソードライバーを取り出す
因みにいつの間にか周りは手を止めその試合を見入っていたが声援はアノシュ優勢だ、これは仕方無い事だろう
ブレイブドラゴン
かつて全てを滅ぼす程の偉大な力を手にした神獣がいた
烈火抜刀!!
ウィリアム「変身!!」
ブレイブドラゴン!!
烈火一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く!
セイバー「物語の結末は俺が決める!!」
彼は力強くそう叫ぶ、自身の背後でそれを心配そうに見つめる人がいると知ってか知らずかアノシュへ走り出し剣を振る、すると大地が割れ斬撃が飛び遥か前方まで真っ二つにした
セイバー「は?」
闘技場の客席の1つ、誰にも知られずセイバーの振るった剣を見ながらアイスを齧る人影が1つ、そうアンクだ、彼は予想以上の力が出て固まっているセイバーを見ながら呟く
アンク「それが力を得るって事だ、これからじっくり見させて貰うぞ、お前がこいつらを渡すに相応しいかどうか」
アンクは右腕を異形の形に変えるとそこから3枚の紫色のメダルが現れた