アヒデ「神如きとおっしゃいましたか?」
アノス「それが何だ?」
アヒデ「いかなる場所、いかなる国であれ、生きとし生ける者は皆、神を信仰するものです。神を畏れ、敬い祈りを捧ぐ。故に神は我らに救済をもたらし賜うでしょう」
アノス「ジオルダルとやらの宗教なのだろうがな。ディルヘイドはもとより、アゼシオンでも、それほど熱心に神を崇拝する者は多くない。お前が神を信じるのは勝手だがな。それを望まぬ者や、国にまで押し付けるな」
アヒデ「いいえ、アゼシオンは神を信仰しています。霊神人剣エヴァンスマナを抜ける者を、勇者と信仰すること、すなわちそれは、神を崇め奉る事に他なりません」
ウィザード「無理矢理こじつけただけだろ」
アノス「ウィリアムの言う通りだ、お前の国の神はその小娘か。彼女とエヴァンスマナの根源は別物だろう。神と言う名を使ったとて、信じるものが違う事には変わるまい」
アヒデ「神とはやがて訪れる救済の概念。この世のあらゆる神は、全能なる煌輝エクエスの差し伸べた救いの手なのです。エヴァンスマナも我が神アルカナも、無限にあると称される全能なる煌輝エクエスの手。別のものを信仰していると言うのは、浅はかな人の思い込みと言うものでしょう」
アノス「くはは。成る程、あれも神これも神。全ては全能なる煌輝エクエスの手である、と言いたい訳か」
ウィザード「付き合いきれるか、来いドラゴン!!」
フレイム ドラゴン
ボーボー ボーボーボー!!
仮面ライダーウィザードフレイムドラゴンスタイル
ウィザード「フィナーレだ」
ルパッチマジックタッチゴー
ルパッチマジックタッチゴー
チョウイイネ!! スペシャル サイコー!!
ウィザードの胸辺りにウィザードラゴンの頭部が現れアヒデに向けてその口から火炎放射が放たれる、がアルカナによって現れた氷塊により防がれてしまった
ウィザード「ッチ」
アヒデ「成る程、竜の力を使いましたか、少々驚きはしましたがこれが神の力、どうです不適合者アノス・ヴォルディゴード貴方の神と竜の力は我々には通ない様ですね」
アノス「ふん、だからどうした、本番はこれからだ」
ウィザード「こうもコケにされたらな、俺も流石に本気で行くぞ」
インフィニティ!! プリーズ!!
ヒースイフードー!ボーザバビュードゴーーン!!
アヒデ「な!?、これはアルカナを越える魔法の力!?」
ウィザード「気が動転して我が神をつけ忘れてるぜ!!」
ウィザードはアヒデに高速で近づきその体を蹴りを放つ
アヒデ「がっは!!」
アノスはアルカナと対峙し廃れた教会の上空で魔法を撃ち合っている
アノス「そら、よそ見をするな」
アルカナ「………………」
上空で戦うアノスとアルカナはかなりレベルの高い戦いと呼べるがアヒデとウィザードに関しては完全にウィザードのワンサイドゲームとなっている、その為アルカナは1度アノスと距離を取りアヒデの援護へと向かう、アノスもそれを分かってかアルカナへの攻撃を止めウィザードの横に降りる
アルカナ「アヒデ、ここは1度引きなさい、今の貴方では不適合者、にもあの竜を纏う者にも勝てない、ここは私が引き受ける、その傷を癒す時間が必要だろう」
アルカナの援護が遅れた事もあり既にアヒデはかなりボロボロであった
アヒデ「わ、我が選定の神アルカナの御心のままに」
アヒデはそう言うと転移(ガトム)で何処かへ飛び去った
ウィザード「追うか?」
アノス「いや、必要あるまい、それでアルカナよ、
お前一人で、俺達に勝てるつもりか?」
アルカナ「不可能、貴方達は強い選定審判の歴史を見ても貴方程の選定者と選定審判を脅かす者はいなかった」
アノス「先程から口にしている選定審判とは何だ?」
アルカナ「貴方は自分が不適合者だと言う事は知っている?」
アノス「どこぞの天父神が俺をそう呼んだのでな」
アルカナ「エーベラストアンゼッタに行ったことは?」
アノス「無いな、それが関係あるのか?」
アルカナ「3つの国が争う地底世界の聖地、不戦の盟約が結ばれた神の都ガエラヘスタにある神代の学府。不適合者アノス・ヴォルディゴード。貴方が本当に知らないと言うのなら、私は選定神として貴方に説明する義務がある」
アノス「是非聞かせて貰おう」
それからアルカナは語り始めた
曰く選定審判とは人が神に至る道、神の代理となる代行者8人が
自分を選んだ神と共に審判を受け、より相応しい代行者が選ばれる、この8人を8神選定者と呼び最後まで残った代行者は神として相応しい力を得る、そして選定者同士が争う事を聖戦と呼ぶ、他にも聖戦以外でも審判は成立する
アルカナ「以上が選定審判」
アノス「成る程」
アルカナ「詳しい説明はエーベラストアンゼッタにて行う事になっている。その学府は先に述べた通り、今は地底世界、神の都ガエラヘスタにある」
アノス「ふむ、ではそこまで案内してくれるか?」
アルカナ「それは出来ない」
アルカナはそう言うと戦いを続けるかとアノスに問うたがアノスはそれを見逃すと言った
アノス「1つ訪ねたい、昼間の質問は何だ?」
ウィザード「ああ、あの全能者のパラドックス」
アルカナ「答えを探している」
アルカナはそう言うと静かに何処かへ消えた