アルカナの後を追い中へ進むとそこにあったのは真っ白な一室、円形の空間に均等に8つの椅子が置かれそこへ天井から光が差しヴェールの様になっている、しかし1つだけ光の差してない椅子があり8つの椅子の後ろには階段状に並べられた席が設けられていた
アヒデ「ここは聖座の間です」
後ろから歩いてきたアヒデが続けて言う
アヒデ「聖座とは、神の代行者になり得る資格を持つ者、すなわち選定者の座する場所を意味します。この8つの席が、聖座と呼ばれるものです。選ばれし者が神と盟約を結ぶ時、その聖座に座する資格を得ることが出来ます。その空席は貴方の物です。不適合者アノス・ヴォルディゴード」
アヒデは光の差してない椅子を差しそう言う
アヒデ「まだ盟約を交わしていないとは言え、貴方も神に選ばれし者。そこに座し、選定審判への列席を全能なる煌輝エクエスに誓いなさい。大いなる光に聖座は照らされるでしょう」
アノスはゆっくりと歩き聖座へ向かうとそれを一瞥するとアヒデへ振り返る
アノス「生憎、俺はエクエス等信じてはいなくてな。選定審判にも神の代行者にも興味はない。聞きたいことを訊いたら帰らせてもらうぞ」
???「畏れを知らぬ異端者風情が」
何処からか声がした
???「神聖なる選定審判を貶めるつもりか」
怒りが強くなりその場にいる全員がそちらを見る、声の主は聖座に座った一人の男だった
アノス「そんなつもりはない。全能なる煌輝エクエスとやらが存在すると信じるのは自由だ、それを否定はせぬ。ただ、俺が信じるものは別にあると言うだけの事だ」
???「それが、我が神を貶めていると言うのだ、この異端者めが!!」
ウィリアム「うるっさ!?」
???「破壊者、貴様もだ!!、神を信じる者を愚弄し、ましてや神の身でありながら秩序を破壊する力を持つなど、この背理神め!!」
ウィリアム「何回も言うが、俺は神じゃない、何だったらその身で確かめてみるか?」
???「この!!、良いだろう!!貴様らに神の救済を与えてやる!!」
ウィリアム「はっ!!、やれるもんならやってみやがれ!!」
アノス「まずは名乗って姿を見せたらどうだ?、それとも神の代行者とは相手に姿も見せられない臆病者か?」
アノスの言葉に男は更に怒ったのか勢い良く立ち上がり手を横に振ると光のヴェールが消え姿が現れる
???「ワシの名はガゼル・アプト・アゲイラ。神竜の国ジオルダルの聖騎士にして八神選定者が一人、聖者の称号を持つ者なり!!不適合者アノス・ヴォルディゴード、ならびに破壊者ウィリアム・テイラー。貴様らに神の救済をくれてやろう」
アノス「ふむ、救いなら間に合っているが?」
ウィリアム「俺は仮面ライダーだ、次間違えたらそのツルツルの頭かち割るぞ」
ガゼル「異端者どもの言葉等聞く耳持たんわ!!」
ウィリアム「ならその耳もう要らないよな?」
ガゼル「な!?」
ズガン!!と音が響く、ウィリアムの手にはディエンドライバーが握られそこからエネルギー弾が発射されガゼルの耳目掛けて飛んでいくあわや当たるかと言う所で突然ガゼルの目の前に氷の結晶が生まれそれを弾きガゼルは無事だった
アルカナ「エーベラストアンゼッタでも、聖座の間においては不戦の盟約が結ばれている」
ガゼル「これは戦いではなく、救済なのだ!!」
アルカナ「竜の子よ。言い方を変えれば言いと言うものではない。神は正しく貴方を見ている。それにあのまま戦えば恐らく貴方は何も出来ず敗北していた、それとウィリアム・テイラー自身の希望で彼の名を改める、これからは仮面ライダーと呼ぶ事とする」
ガゼルは忌々しげにウィリアムを見る、それに対してウィリアムは舌を出しガゼルを挑発するが、ガゼルは無視しアルカナの方を見て言う
ガゼル「全能なる煌輝エクエスの御心のままに」
ガゼルはそう言うと椅子に座り直すのだった