翌日
結局、その日その時直ぐに、とは行かず迎える準備があるためまた日を改めてと言うことになった
エールドメード「さて、竜の力は昨日お前らが肌身をもって知った通りだ。逃げることは今のお前らでも何とかなるが、討伐するとなると有効な攻撃手段に欠ける。弱点の首を狙う技術も鱗を貫く魔法もない。勇者学院の生徒達は尚更な」
エールドメードはそう言うと魔方陣を書きダンッと杖を突く
エールドメード「ならばどうする?エミリア先生」
エミリア「え?、ええっと」
突然の質問にエミリアは言い淀む
エールドメード「勇者の得意魔法は何だ?。力も魔力も劣る勇者がどのような手段を講じて我ら魔族と戦った?」
エミリア「……聖域……あ、いえ、結界魔法の方ですか?」
エールドメード「そう、そうだ、その通り!!、結界魔法だ!!、そしてこの魔法術式こそ人間が竜に対抗する手段の1つ、二千年前勇者達が竜討伐の際に使った結界魔法、
勇者学院の生徒達は何故魔族がそんな事を知っているのかと思う
エールドメード「カッカッカ、そう不審がるな。魔王がその魔眼で盗んだだけのことだ、まず見本を見せて貰おうではないか、勇者カノン、それとミサ。教壇へ上がれ」
そう言われ2人は教壇へ向かう、するとエールドメードが魔方陣を描きそこから緑色の炎が現れる
エールドメード「この緑炎は竜の魔力の波長を模した物だ、竜縛結界封の効果を試すものでな。簡単に言えば炎が弱まる程結界が聞いていると言うことになる」
ミサ「あの、レイさん1人で良いような気がするんですけど」
エールドメード「竜縛結界封は
ミサ「あ、あ~、…………そう言うあれでしたか」
ミサも察しが付いたのか少し恥ずかしそうに2人で手を取り合う、すると光が無数の魔力の糸となり炎を瞬く間に囲むと消し去る、それをみたウィリアムは少し心がザワザワとするのを感じた
ウィリアム「なぁ、何かあの魔法嫌な感じしないか?」
サーシャ「え?、………………別にしないけど?」
ウィリアム「う~ん、何か俺はあの魔法食らいたくないな」
サーシャ「馬鹿ね、竜に使うための魔法何だからあんたに使う理由も必要も無いでしょ」
ウィリアム「いやそうなんだけどさ~」
エールドメード「カッカッカ、流石は勇者カノン、炎を完全に消すとは素晴らしいではないか!!、あの魔法と幾度と無く戦い生き延びただけのことはある!!」
この後その後もエールドメードの授業は続きエミリアの魔法失敗があったものの順調に進んでいたのだが
ザミラ「お迎えに上がりました、勇者カノン様、ミサ様、表に馬車を用意しております。本日は王宮での晩餐会を。数日後には式典を行う準備も整うでしょう。それまでどうかご滞在くだいさいますよう。飽きることの無いよう英雄として真の勇者として最大限おもてなしさせていただきます」
ウィリアム「うん、俺やっぱりアイツ嫌いかも」
レイ「ハハハ、彼らの近く程面白い事も無いだろうけど、王に謁見は出来そうかい?、王族の人達にも会ってみたいんだけど」
ザミラ「勿論でございます。王もカノン様にお会いしたいようでございます。王族の者に関しましては、あ、いえささ、此方にどうぞ」
ウィリアム「レイ送っていこうか?」
レイ「いや、大丈夫だよ」
レイとミサはそう言って出ていくとガンガンと殴り付けるような音が響く
ウィリアム「……おお、馬鹿力」
そこには八つ当たりするように扉をラオスが扉を蹴り付けていた
その後エミリアと勇者学院生達との何時も通りの喧嘩が勃発、勇者学院側に残る者は誰一人いなかった