ウィリアム「…………何が起こった?、何でアンクが?」
アノス「お前はさっきまであの爆発した奴に取り込まれていた、その正体はあのメダルの様だがな」
アノスは引き摺り出されたウィリアムに状況を説明する、その間にアンクはゴーダのメダルを取る
アンク「………………邪魔者は消えた、さぁ、俺の望みを叶えて貰うぞ」
アンクはウィリアムにそう言う
ウィリアム「望みって?」
アンク「映司を生き返らせろ、この世界ならそれが出来る」
ウィリアム「………………そう言われても」
ウィリアムは困ったようにアノスの方を見る
アノス「そのエイジとやらを蘇らせるのがお前の目的か?」
アンク「そうだ、だからなんだ?さっさと映司を生き返らせろ」
アノス「蘇生の事を言っているならそれは無理だ」
アンク「何?」
アノス「蘇生をリスク無しで使うには死んでから3秒以内と言う制限がある」
アンク「知ったことか!!、さっさと映司を蘇らせろ!!出来ないとは言わせないぞ、俺達はお前達が不可能を可能にしていく所を見てきた、出来ないと言うなら力ずくで……グッ!!」
その時アンクは腕を抑える
ウィリアム「お、おい、プトティラにやられたって、まさかお前コアメダルを」
アンク「黙れ!!!!」
ウィリアム「………………アンク」
アンク「俺の事はどうでも良いこのバカが蘇りさえすればな、ただのメダルの塊がでも他人の事を考える事があるんだ、俺が満たされるのはこいつと生きていた時だけだ!!!!」
ウィリアム「………………分かった」
ウィリアムはそう言うと立ち上がり1枚のカードを取り出しペンを取ると書き始める
火野 映司とアンクがずっと一緒に生きていける世界
書かれたデザイアカードが光となって消えるとその光は輝きを増しアンクと映司を包み込む
次に光が消えるとそこには鳥の体を持つグリードアンクと髪が元に戻った人がいた
アンク「…………映司」
アンクはその人物の顔を見るとそう名前を呼ぶ
映司「…………アンク…………」
アンクは体を人間のものに戻し少し戸惑った様子を見せる、すると映司がアンクに1歩歩み寄るとあるものを渡す
映司「…………アンク…………これ」
その手には若干の冷気を放つソーダ味のアイスが握られていた
映司「助けてくれたお礼」
アンクは映司の手からアイスを取ると一口舐める
アンク「助けた礼がアイス1本とはな」
映司「分かってるよ、足りないだろ」
アンク「ふん、一生かけて返して貰うぞ、じゃないと割に合わないからな」
映司「もぉ~分かってるって」
アノス「良かったな、しかし、あまり仲が良く無さそうだな」
ウィリアム「何言ってんだよ、あの二人はあれが似合ってるだろ」
ウィリアムに言われアノスはもう一度2人を見る
アノス「………………フッ、そうだな」
そう言うと映司とアンクは2人に礼を言う
映司「ありがとう、君達のお陰でアンクのいる明日に行くことが出来たよ」
ウィリアム「いえ、2人が手にした明日です、俺達は何も……」
映司「君達も行けると良いね、君達の求める明日に」
映司がそう言うと2人は光始める
アンク「時間だ、俺達は帰る」
ウィリアム「あ!!、アンク、コアメダル治さなくて良いの?、そのままじゃ」
アンク「良いんだよ、俺は今が一番満たされている」
ウィリアム「………………そっか」
映司「じゃあ、またね」
映司が最後にそう言うと2人は完全に見えなくなった
アノス「行ったな、なかなかどうして騒がしい奴らだった」
ウィリアム「あれで良いんだよ、あの2人は………………グッ!!」
と突然ウィリアムは苦しみだし立っていられなくなったのか膝を着く
ウィリアム「ガッ!!…………グア…………グアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
ウィリアムが苦痛のあまり叫ぶなか体から光の玉がウィリアムから飛び出す
光はアヒデの前に止まると人の形を取る
ウィリアム「はぁ……はぁ……はぁ……あれは……仮面ライダー?」
現れたのは白い仮面ライダー
???「悪意を感知した」
OOO!! 執行!! ジャスティスオーダー スキャニングチャージ!!
白い仮面ライダーはオーズの絵が書かれたディケイドが使う様なカードをベルトに差すとベルトに着いていたレバーを引く、するとカードはまるでシュレッダーにかけられた様にバラバラになる、するとその仮面ライダーはそのまま飛び上がりまるでオーズの様に3つの輪をくぐりながらライダーキックをアヒデに放った
アヒデ「へ?」
アヒデは訳も分からず回避すら出来ずに巻き込まれた
ライダーが着地しアヒデの方を見る、煙が晴れそこにいたのは無傷のアヒデとそれを守るように張られた結界だった
アノス「いきなり現れて攻撃とは常識を知らぬようだな」
???「貴様の仕業か暴虐の魔王」
アノス「ほう、俺を知っているか、何者だ貴様は?」
???「私の名はゼイン、これよりウィリアム・テイラーに代わり全ての悪意を駆逐する」
アノス「こいつの代わりに?」
ゼイン「今までウィリアム・テイラーの意識を通して見ていた彼のやり方では悪意を駆逐できない、よってこれからは私が仮面ライダーを執行する」
ウィリアム「寝ぼけた事言ってんじゃねぇ、変身」
ウィリアムはギーツに変身するためデザイアドライバーとマグナムバックルを出しセットする
ウィリアム「………………何!?」
しかしバックルを回し変身の手順を繰り返すも一向に変身されない
ゼイン「無駄だ、貴様の力はこの私の中にある、今のお前は単なる魔族、ウィリアム・テイラーに他ならない」
ウィリアム「そんな…………もう…………変身…………出来ない…………」
その真実だけがウィリアムの心にいつまでも残り続けた