ウィリアム「変身…………出来ない…………」
ゼイン「これから悪意の抹殺に入る、邪魔はするな、暴虐の魔王」
アノス「そうは行かぬ、貴様の力は全てウィリアムのものだ、返せ」
ゼイン「邪魔をすると言うなら貴様もここで抹殺する、貴様も抹殺に値する程の悪意を生み出してきた」
アノス「そうか、ならばやってみるが良い」
2人の間に緊張感が走る、しかしアノスのそれは自然体でとても構えと呼べるものではなかった、先に仕掛けたのはゼイン
蹴り、殴り、斬る、しかしそのどれもがアノスの命には届かず回避される
ゼイン「ならば」
ゼインはそう言ってリバイスの描かれたカードを取り出す、しかし
アノス「俺の前でカードゲームをしている暇は無いぞ」
気付くとリバイスのカードはゼインの手を離れいつの間にかアノスの手中にあった
ゼイン「な!?、返しなさい!!」
アノス「断る、獄炎殲滅砲」
その瞬間無数の黒い太陽がゼインに向かって放たれる
カブト 執行!! ジャスティスオーダー クロックアップ
ゼインはカブトのカードを使い攻撃を避ける
ゼイン「成る程、今の貴方には勝てない様だ、退散するとしましょう」
アノス「逃げきれると思うか?」
ゼイン「ええ、勿論」
ゼインはそう言うとオーロラカーテンを出したその中へ消える、ゼインが消えるとオーロラカーテンも消えそこにはまるで最初から何もなかったかの様にガランとした空間のみが広がっていた
アノス「……………………こいつらにはまだ会ったことが無いな」
アノスはゼインの手から奪ったリバイスのカードを見つめてそう言うとアルカナが降りてくる
アノス「まぁ、色々と面倒な事が起こったが全能者の答えは分かったか?」
アルカナ「分からない、ウィリアム・テイラーの出した答えは暴論、根源無き者が手にすれば消えることは無い、確かに理屈は通っていても理解し難い」
アノス「そうか、だが理屈が通っているなら良いではないか」
アルカナ「???」
アルカナは訳が分からないと言った様に首をかしげる
アノス「誰からも理解されなかったとしても、正しいのならば胸を張って正しいと言えば良い、どちらかしか救えないと言うのならどちらも救える理屈を見つければ良い、お前は神なのだからな、それくらいの強欲さがあっても良かろう、あいつの様にな」
アノスはウィリアムの方を見てそう言う
アルカナ「…………確かに、貴方の言うことが正しい。でもそれももう出来ない、貴方は聖戦に勝った、私を殺してその秩序を手にすると良い」
アルカナがそう言うとアヒデの盟珠の指輪がアノスの元へ飛んで来る
アノス「その前に1つ聞かせてくれ、勇者学院でお前はわざわざ聞いてきたな、全能者は誰にも抜けない剣を作れるか?とあれはアヒデの指示ではなかったのだろう?」
アルカナ「それは正しい」
アノス「何故答えを探していた?、戦う為の問いではあるまい」
アルカナ「神でありながら罪を犯したのが私、私は神の名を忘れた」
アルカナはまるで懺悔するように言った