魔王学院でライダーになったが……   作:寝心地

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燻る残り火

その後、デルゾゲートの裏手にある森の中、アノスと生徒達はそこに集まると地底世界に行く為の訓練を始めた、アノスの目と魔法により理想的な成長を遂げた自分達、その魔法の名は【理創像】、彼らから戦い方や力の使い方を学ぶ、更に理想的な成長を遂げる事が出来れば理想の彼らもまた変化する、これの繰り返しだ

 

 

 

生徒達は最初は戸惑ったもののすぐに練習を開始した

 

 

 

アノス「さて、ミーシャとサーシャはアルカナが相手をしている、俺もレイとミサの相手をするが、お前はどうする?お前も【理創像】での訓練の段階をとうに越えているぞ」

 

 

 

アノスはウィリアムを見てそう告げた

 

 

 

ウィリアム「ちょっと試したい事があるからなんかあったら叩き起こして」

 

 

 

ウィリアムはそう言うとアノスから少し離れる、すると彼の腰の辺りにウネウネと黒い筋が纏まりつく、それは腰で固まり黒いベルトへと姿を変えた

 

 

 

アークドライバー

 

 

 

アノス「ふむ、お前の力は全てあのゼインと言う奴に持っていかれたのではなかったか?」

 

 

 

ウィリアム「ずっと感じてた、俺の中にあるものが消えた感覚、だから最初は俺もそう思ってた、けど時間が経つにつれてまだ燻ってる残り火の様な物があることに気付いたんだ、それに気付いたか?ゼインの奴俺のライダーの力奪ったとは言ったけど全部奪ったとは言ってなかったんだ」

 

 

 

アノス「ほう、それで?」

 

 

 

ウィリアム「今から俺の中の残り火と話してくる、何かあったらすぐ止めてくれ、変身」

 

 

 

アークライズ!!

 

 

 

オール・ゼロ

 

 

 

ウィリアムの意識は身体を離れ遠く遠く世界を超えて衛星の中に送られる

 

 

 

次に目を開けた時そこは人口衛星アークの中だった、暗い空間に滅や怨等の文字の羅列が至る所に並び不安定なのかその文字一つ一つが震えている

 

 

 

中を少し歩いていると背後に気配を感じ振り返る、そこには今肉体が変身しているであろう仮面ライダーアークゼロの姿があった

 

 

 

アーク「………………」

 

 

 

ウィリアム「俺はウィリアム・テイラー、お前の力を借りに来た」

 

 

 

アーク「………………何を言っている?、私が力を?」

 

 

 

ウィリアム「お前達の力が必要だ、力を貸してくれ」

 

 

 

アーク「断る」

 

 

 

アークは即答しその場を離れようとする

 

 

 

ウィリアム「待てよ!!、少しの間で良いんだ!!、じゃないとゼインに勝てない、頼む!!、奴を倒す事はお前にとっても悪い話じゃない筈だ」

 

 

 

アーク「お前は私が1人でゼインを倒せないと思っているのか?」

 

 

 

ウィリアム「思ってる!!」

 

 

 

アーク「……………………」

 

 

 

何故か自信満々にそう叫ぶウィリアムにアークはラーニングも忘れ唖然とするしか無かった

 

 

 

ウィリアム「奴は色んなライダーの力を使ってくる、その中にはお前の天敵のゼロワンの力もある、力を合わせなきゃ勝てない、それが俺の導きだした答え(結論)だ、お前は違うのか?」

 

 

 

ウィリアムはアークにそっと手を差し出す

 

 

 

アーク「………………いや、私も同じ答え(結論)だ」

 

 

 

アークはそう言うとウィリアムの手を掴み握手を交わす、するとアークの中からウィリアムは弾き出され元の肉体に戻っていった

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