ウィリアム「……………………試しにやってみたけど、やっぱり本職の奴らと違って飛びにくいな、はぁ~」
ウィリアム達はあの後地底の空を飛び再び地底世界の国へと向かっていた、ウィリアムはアークワンに変身し引力と斥力を操る力を使い飛行する、しかし本人的にはしっくりきていない様で空を飛んでからため息ばかりついていた、因みに彼が空を飛んでため息をつくのはこれが9回目だ
サーシャ「もう!!、さっきからため息ばっかりつかないで!!、此方の気まで滅入っちゃうわ!!」
すると、流石にサーシャから苦情が入る、しかし
ウィリアム「だってよぉ、はぁ~」
ミーシャ「10回目」
サーシャ「ミーシャも!!、そんな陰気なカウントしない!!」
もっともウィリアムがため息ばかりなのはウィリアムの変身しているアークワンに原因があるのだがサーシャ達が知る良しも無い事だった
そんなこんなありながらしばらく地底の空を飛んでいるとファンユニオンのメンバーが音楽が聞こえると言い始めた、耳を済ませてみると確かに今まで聞いたことの無い音楽の様なものが聞こえてくる
アルカナ「地底世界の三大国、ジオルダル・ガデイシオラ・アガハでは、それぞれ竜を神の使いとして祀る。ジオルダルが祀るのは神竜。神竜は音の竜であり、その歌声はジオルダル建国以来絶えることなく国中に響いている」
ミーシャ「何処かで竜が歌ってる?」
アルカナ「そう言われている。神竜の姿は歴代の教皇と盟約を交わした神以外は見ることが出来ない。私も知らない」
アルカナがそう口にするとゆっくり下降を始める、下を見てみると大きな町の様な物が見えていた
アルカナ「ここが首都ジオルヘイゼ。竜着き場に降りる」
アルカナがそう言い地に足着けたのは町の中の拾い平原、周囲にはその名の通り何匹か竜がいた
そんな中で生徒達も次々と到着し竜から降りていく、すると突然地割れの様なけたたましい音が頭上から響いた
サーシャ「何よこの音?」
ミーシャ「見て」
ミーシャが上を指差す上を見るがウィリアムには良く分からない
ウィリアム「何か変わってる?」
サーシャ「さあ?、私もミーシャ程魔眼は良くないから」
ミーシャ「天蓋が落ちてきてる」
サーシャ「はぁ!?」
確かに良く見るとゆっくりゆっくりではあるが天蓋が落ちてきている事が分かる
ウィリアム「おいおいおいおいおいマジかよ!?」
しかし空が落ちてくる事は無くある程度の所で止まる
アルカナ「地底の空は震え鳴く、これを震天という」
ウィリアム「そう言うのがあるなら先に言っといて欲しかったな」
アルカナ「次は善処しよう」
アノス「では、行くか」
そうして一行は町を見て歩く事になり特に賑わう場所へと向かう
アルカナ「この国は教皇、すなわち、ジオルダル教団が神の名の元に治めている。あの法衣を纏った者達は皆教会の聖職者、鎧をきているのは聖騎士」
歩きながらアルカナが生徒達に説明する
すると今度は人間の歌う歌が聞こえてファンユニオンが聞きに行こうとアノスの許可を求める
アノスはアルカナを見る
アルカナ「ジオルヘイゼは治安は良い。ここに住む者には厳しい戒律が課せられるが、旅人には比較的緩い、いたずらに神を否定することが無ければ戒律に反しても教団に身柄を拘束されるだけ。異端審問にかけられるまでには猶予がある」
と治安について説明しアノスの許可で3時間程自由行動することになった
アーク「……………………ラーニング完了」
その裏でアークが何をラーニングしたのか、一行はまだ気付いていなかった