ウィリアム「…………またここか」
ウィリアムが目を覚ますとそこはただただ真っ暗な空間だった、いくら先に進めども景色が変わることは無くそれでもひたすら前に進む、そうしてどれ程そうしていたか分からない程進むと突如目の前に明るい光が現れその光を遮る様に1人の人物が立っていた
オーマジオウ「………………良くライダー達の力を取り戻した」
ウィリアム「…………あれはあんたの差し金か?」
オーマジオウ「フハハハハ!!、まさか、そんな無粋な真似はしない、今回はあの一件で少し厄介な事になってな、それを伝えに来た」
ウィリアム「厄介な事?」
オーマジオウ「いくつかあるがまず1つはゼインがお前から仮面ライダーの力を殆ど持っていった事でお前と言う器に隙間が生じた」
ウィリアム「……………………つまり?」
オーマジオウ「故に暫くはお前への反動も無いだろう、好きに戦え」
ウィリアム「そっか、また色んなライダーに変身出来るのか」
オーマジオウ「勘違いするな、あくまで猶予が生まれたに過ぎん、己を過信し見誤れば待っているのは破滅だけだ」
ウィリアム「……………………」
オーマジオウ「そしてもう1つ、今度はゴーダの件だ」
ウィリアム「ゴーダ?ってあの見たこともないコアメダルのグリードの?」
オーマジオウ「そうだ、奴が飛び出した影響でこれまでのライダー達の記憶の1部が具現化しお前達の前に現れるようになった」
ウィリアム「ん?つまりどう言うことだ?」
オーマジオウ「つまり一言で言えばこれからお前の前に現れるのは仮面ライダーだけではない、と言うことだ、他にも幾つか変化したものもあるが詳しくは己の目で見ると良い、む」
その時オーマジオウにノイズの様なものが走る
オーマジオウ「これは、どうやら貴様の愛する者が焼き餅を焼いているようだ、そろそろ目を覚ますと良い、ふん!!」
オーマジオウはそう言うと手を翳しその先に光のゲートが出来る
オーマジオウ「さぁ、行け!!、魔王に並び立つ者よ!!」
オーマジオウがそう言うとウィリアムは1度頷きゲートを潜った
ウィリアム「………………ハッ!!」
目を覚ますとそこは見慣れない部屋、隣を見れば何故かサーシャが寝ていた、しかしその身には一糸すら纏っていなかった
ウィリアム「なんで?」
更に自身の体を見てみれば同じく一糸纏わぬ姿をしていた、つまり互いに裸だ
サーシャ「ん…………んん…………ハッ!!……ウィリアム?」
ウィリアム「おはようございます」
サーシャ「なんでそんな固いあいさ…………つ」
サーシャは自身の状態を認識し次第に真っ赤になっていく
サーシャ「…………きゃああああああああああ!?」
アノス「………………なかなか男前になったではないかウィリアム」
ウィリアム「アノス、俺なにもしてないのにただぶん殴られたんだが」
アノス「そうか、災難だったな」
ウィリアム「それだけかよ、ってかサーシャはなんで俺の布団に潜り込んでたんだ?しかも全裸で」
アルカナ「それは貴方の過去を見るため」
ウィリアム「俺の?」
アルカナ「貴方はアノスと同じ様に過去の記憶を失っている、だから私の持つ夢の番神リエノ・ガ・ロアズの秩序を使って過去を見せようとした」
ウィリアム「へぇ~、でもなんで裸?」
アルカナ「分け隔てなく、境を挟まず。そうして神と人が触れ合う時秩序の恩恵を最も受ける」
ウィリアム「へぇ~、……………………ん?神と人って事は」
アルカナ「私も一緒に寝た」
サーシャ「言い方!?」
ウィリアム「まあ、それは良いとして俺が起きた時アルカナは居なかった筈だけど」
アルカナ「貴方の夢に入ろうとした、その時、不思議な事が起こった」
ウィリアム(RX?)
アルカナ「貴方の中にある力に弾かれ私だけ目を覚ました、黒と金の鎧を着た玉座に座る男が見えた」
ウィリアム「オーマジオウか」
アノス「ふむ、つまりウィリアムの記憶は見られなかったと言うことか」
アルカナ「そう、そして私が貴方から離れた事で万神の力も上手く使えずただの睡眠となった」
ウィリアム「もしかしてあの時オーマジオウにノイズが走ったのはアルカナが干渉しようとしたからか?」
そんな風に思いながらウィリアムはアノスと寝ている間の事を聞いたのだった