まだ聞いて無い人は1度聞いてみて下さい
ウィリアムはアノスに眠っていた間の事を聞く、どうやらアークに吹き飛ばされてから丸一日が経過しているらしく今は地底世界に来てから2日目の朝の様だった
その後は魔王学院の生徒達と合流し食事を済ませ聖歌の祭礼と言うのを体験する、それは皆で大きなかがり火を囲み祈りを捧げると言うもの
それが終わると神へ捧げる歌として来聖捧歌が歌われる、しかし
???『ジオルダルの民よ、聞きなさい』
何処かで聞き覚えのある声が響く
???『この世界に我らが望む神はいません。神とはただの秩序であり我らを救う存在ではないのです。【全能なる煌輝エクエス】は初代教皇が作り出した虚構。それが存在しないと言うことを現教皇ゴルロアナは今も隠蔽し続けているのです』
ざわざわとした声が辺りに広がる
???『私はジオルダル枢機卿アヒデ・アロボ・アガーツェ。神託者として、その事実を知り貴殿方に真実を伝えに参りました。神はいません。全能なる煌輝エクエスは真っ赤な嘘。その証拠に二千年続いた来聖捧歌はここで途絶えます。神が本当にいるのでしたら、この歌が途絶える事は無い筈。それを持ってこの地底に神は居ないことの証明としましょう』
ウィリアム「あの時逃げたと思ったら今度は何言い出したんだ?あいつ」
アノス「ふむ、エレン、共に来い、聖歌隊の隊長に事情を聞いてこよう。ウィリアム場を繋いでおけ」
ウィリアム「俺かよ!?、まぁ良い、ちょっと裏に行って許可取ってくる」
そうして3人はその場を離れるとそれぞれ目的の場所に向かう
ウィリアム「あの~」
こっそりとウィリアムは祭壇の裏手に回ると聖歌隊のメンバーに場を繋ぐ許可を取る
聖歌隊員「ですが、大丈夫なのですか?」
ウィリアム「ええ、まぁ多分」
聖歌隊員達は互いに見合うが意を決死ウィリアムに頼む、ウィリアムは信徒達を来聖捧歌の前のゲストとして祭壇の上に上がりTrust・Lastを始めとした仮面ライダーの主題歌で場を繋げる
一方アノスとエレンは祭壇の裏の更に奥に進み様子を伺う、そこではアヒデと聖歌隊の隊長が言い合いになっていた
アノス「ふむ、少し見ない内に随分と様相が変わったな、アヒデ」
アヒデ「ふ、不適合者アノス・ヴォルディゴード!!、おのれ!!よくもぬけぬけと!!!!、この私にかけた魔法を解きなさい!!」
アノス「話が見えぬな」
アヒデ「白々しい!!、私は聞いたのです!!あの白い鎧の男に!!、貴様は私に呪いをかけた!!神を降臨させる力を!!」
アノス「成る程、ゼインに何か吹き込まれたか、アヒデ、そいつはもういない、この世から消えた、お前の信じるものも全てゼインの出鱈目だ」
アヒデ「騙されるものか!!不適合者!!」
アヒデはそう言いアノスに突撃するがあっさり返り討ちに会う
アノス「魔法で作った偽物か、本体は別の場所にいる」
それから来聖捧歌はウィリアムからエレン達魔王聖歌隊に引き継がれウィリアムは祭壇から降りる
ウィリアム「それで?」
アノス「現れたが偽物だった、恐らく囮だろう」
すると歩きながら話す2人の後ろから小さいながらも『ク・イック♪ク・イック♪』と歌とリズムが聞こえてくる、更に良く聞けばリズムに合わせ『せい!!』と正拳のリズムも聞こえる
アノス「エレン達はうまくやったようだな」
すると今度は前方から同じくリズムを刻みながら近付く渋い声が聞こえる
???「ク・イック♪ク・イック♪は~、こいつはたまらんぜ、なぁ。地上の歌は良いもんだな、今度うちにも歌いに来てはくれまいか?」
男が現れるとアルカナが警戒心全開で現れる
アルカナ「気を付けて、彼は八神選定者の一人、アガハの剣帝、預言者、ディードリッヒ・クレイツェン・アガハ」
アルカナがそう言うと男はニヤリと笑った