ウィリアムとアノスの前に現れた預言者ディードリッヒにウィリアムは眉を潜める
ウィリアム「預言者~?、何だよ未来予知の神にでも選ばれたのか?」
アルカナ「間違いでは無い」
ウィリアム「え?マジで?」
ディードリッヒ「分かってるのならば話しは早かろう、同じ八神選定者だ。聖戦にて戦う事もあろうが、恨みっこ無しで行くとしようや、地上の魔王さん方」
アノス「アノス・ヴォルディゴードだ」
ウィリアム「ウィリアム・テイラーだ」
軽く自己紹介をするとディードリッヒはニヤリと笑う
アノス「選定審判をやりに来たのなら間が悪かったな。生憎今はある男を追ってる途中だ。挑んで来ても相手をしてやれんぞ」
ディードリッヒ「なぁに、今日はお前さん達とやりあいに来たわけではない。用があるのはジオルダルの教皇とお前さん達の追ってるアヒデと言う男よ、うちの王竜を勝手に持ち出されてな、ジオルダルの教皇にゃ1つ落とし前を付けて貰わねばなるまいて」
ウィリアム「じゃあこんなところにいるより早く教皇に会いに行った方が良いんじゃ」
ディードリッヒ「そうしたいところだがジオルダルの教皇は祈祷に夢中でな、会うにはお前さん達に挨拶しておくのが最善になろうと言うものなのだ」
ウィリアム「???、何で教皇に会う最善の道が俺達に会う事なんだ?」
???「預言者ディードリッヒは数多の未来を知る者。常人の目には映らぬ遠く離れた未来への因子を、彼は見通し、正しき未来を歩む事が出来るのです」
ディードリッヒの背後の空間が歪みローブを纏った女性の姿があった現れる
ディードリッヒ「おっと、忘れていた、こいつは未来神ナフタ、俺を選んだ選定神だ。預言者と呼ばれているのも、ま、ナフタがいるおかげでなぁ」
アノス「ふむ、つまりここで俺達に挨拶しておけば回り回ってお前は教皇のもとへ辿り着く事が出来る。と言うことか?」
ディードリッヒ「おうよ。もう1つ予言するならアヒデと言う男は神竜の霊地に姿を現すことになるだろうよ」
アノス「現れる時間は?」
ディードリッヒ「もう頃合いと言った所だろう」
アノス「では確かめてみよう」
そう言ってアノスは皆を転移で飛ばすと人混みに紛れてコソコソと動く者がいた、アヒデだ
そのアヒデの前にディードリッヒは堂々と姿を表しあっという間に捕まえる
一行は更に成り行きでディードリッヒに案内されジオルダル教皇のいる場所に向かう、途中アヒデを餌に司教のミラノを捕まえ案内させる
ミラノ「教皇ゴルロアナ様、ディルヘイドの魔王アノス様、仮面ライダーウィリアム様、アガハの剣帝ディードリッヒ様をお連れしました、ジオルダルの戒律を乱す愚者アヒデもここに」
???『ご苦労でした、司教ミラノ』
何処からか声が響くとミラノは去っていった
???『ディルヘイドの魔王アノス、仮面ライダーウィリアム、アガハの剣帝ディードリッヒ。私は教皇ゴルロアナ・デロ・ジオルダル。選定の神より救済者の称号を賜りし八神選定者の1人です』
ひたすらに声だけが響く
ゴルロアナ『会談をご所望と伺いましたが、目的をお聞かせ願えますか?』
ウィリアム「俺は成り行きで来ただけです!!」
ディードリッヒ「アガハの剣帝ディードリッヒ・クレイツェン・アガハだ。教皇ゴルロアナ。ジオルダルの元枢機卿アヒデがアガハの王竜を盗んだのは既に承知であろう?」
ゴルロアナ『存じております』
ディードリッヒ「ならば、落とし前を付けて貰わねばなるまいて。この件にジオルダルが関わっていない事を示して貰おう。王竜を盗んだのはアヒデの独断でありアガハがこの男をどう裁こうと、お前さんはなんら関与しない………………とな、でなけりゃこいつは戦争もんだぜ」
ゴルロアナ『その男から洗礼名を剥奪しております。教団が保護すべき聖職者ではありません。この場で神に宣誓しましょう』
ディードリッヒ「そいつは重畳」
その時アヒデが高笑いを上げ神などいないと喚いたがそこはウィリアムに一撃受けあえなく意識を失った。しかし
ウィリアム『さっきから黙って聞いてりゃ、かみだの何だの言いやがって、紙がどうしたって?ええ?』
その髪の1部と目が赤く光りウィリアムともう1人別の声が重なって聞こえていた、そして
『俺、参上!!』
ウィリアム(何でこのタイミング⁉)
2人の気持ちは全く噛み合っていなかった