魔王学院でライダーになったが……   作:寝心地

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一時の平穏

フクロウの決着宣言からしばらく経った、未だサーシャが目を覚まさない、やり過ぎたかも

 

 

 

サーシャ「う、う~ん」

 

 

 

あ、良かった

 

 

 

アノス「目覚めたか」

 

 

 

サーシャ「わ、私は」

 

 

 

ウィリアム「エジソンの電撃食らった後アノスに一撃食らったらしい」

 

 

 

サーシャ「そ、そうだわ!!、貴方あれ何よ!!、何か急に身体が痺れて」

 

 

 

ウィリアム「エジソン、電気…えっと雷の力を魔法を使わずに人々が使えるようにした異界の偉人の力、彼は偉大な発明家だった、らしい」

 

 

 

アノス「らしいなのか?」

 

 

 

ウィリアム「いや、異界の昔の人らしいからちゃんとした事は分かってない、ただ分かってるのはそういう発明をした人ってだけ」

 

 

 

アノス「ほう、面白い者だな、他にも居るのか?」

 

 

 

ウィリアム「うん、居るよ、最強の剣士宮本武蔵、死して尚忠義を貫いた武蔵坊弁慶、脱出王と呼ばれたマジシャンフーディーニ、他にも色々皆偉人と呼ばれる人達だ」

 

 

 

アノス「ふむ、中々面白い奴らだな、それはそうとサーシャ、約束は覚えているな」

 

 

 

あ、すっかり忘れてた、あ、サーシャも忘れてたっぽい

 

 

 

サーシャ「殺しなさい!!」

 

 

 

うわ、とんでもねぇ事言い始めた

 

 

 

アノス「断る、お前は見込みがある、殺すのは惜しい、俺の配下になれ」

 

 

 

サーシャ「死になさい!!!」

 

 

 

うわっ、急に破滅の魔眼使うなよ、反魔法張っててもビックリするんだよ

 

 

 

アノス「断る」

 

 

 

サーシャ「だったら殺しなさい!!」

 

 

 

まだ言うのかよ

 

 

 

ウィリアム「あんまり殺すだの死ねだの言うなよ、物騒な」

 

 

 

サーシャ「貴方に言われたくないわ!!、純血の誇りを捨てた貴方に!!」

 

 

 

ウィリアム「いや、知らねぇし、誇りだの純血だのは自分が無い奴の言い訳だろ」

 

 

 

俺も人の事言えないか?

 

 

 

アノス「ほう」

 

 

 

ウィリアム「まぁ約束は約束だからさ、諦めた方が良いよ?」

 

 

 

サーシャ「くっ!!、この屈辱は忘れないわよ」

 

 

 

やっとかよ

 

 

 

アノス「構わん、それにミーシャが仲直りしたいと言っていたからな」

 

 

 

サーシャ「私を誘ったのはあの子の為なの?」

 

 

 

アノス「そうだ」

 

 

 

ウィリアム「まぁ、兄弟姉妹は仲良くした方が良いしな、お前のためにも」

 

 

 

サーシャ「私?」

 

 

 

ウィリアム「いくら突っぱねたって心の声ってのは聞こえるもんだよ、それより腹へった、アノスお前ん家で飯食わしてくれよ、俺お前の母さんが作ったキノコグラタンもう一回食べたい」

 

 

 

アノス「ほう、お前もあの味の虜になったか」

 

 

 

こうして俺達はアノスの家に向かったが

 

 

 

サーシャ「何で私まで貴方達と一緒に行かないと行けないのよ」

 

 

 

ウィリアム「良いじゃん、同じ班になったんだから、親睦深めようぜ」

 

 

 

サーシャ「貴方達の班に入ったけれど、友人になる気は無いわ」

 

 

 

アノス「まぁ、無理にとは言わん、嫌なら帰って良いぞ」

 

 

 

サーシャ「あっそ、じゃあ帰るわ、ごきげんよう」

 

 

 

あ、まじで帰りそう

 

 

 

アノス「では向かうとしよう、転移(ガトム)を使う捕まれ」

 

 

 

あ、サーシャ戻ってきた、っていうか何かぶつかりそうで怖いんですけど!?

 

 

 

サーシャ「ちょっと!!、今転移(ガトム)って言った!?」

 

 

 

アノス「何だ、帰るのでは無かったか?」

 

 

 

サーシャ「そんな事どうでも良いわ!!、それより答えなさい!!」

 

 

 

アノス「ああ、その方が早いからな」

 

 

 

サーシャ「……気が変わったわ、私も行く」

 

 

 

アノス「そうか?、別に構わんが、じゃあ捕まれ」

 

 

 

その後アノスの家で飯を食わしてもらいアノス達と遊んだ、やっぱりアノスの母さんが2人目の嫁~とかって騒いだ後今回は俺だけでサーシャとミーシャを送っていくことにした

 

 

 

ウィリアム「ちょっと準備してくるから待ってて」

 

 

 

サーシャ「何よ準備って、また転移(ガトム)で行くんじゃないの?」

 

 

 

ウィリアム「いや、俺は使えないから、後ちょっと試したい事があるから、転移(ガトム)よりは時間かかるけど多分こっちの方が楽しいぞ?」

 

 

 

そう言うと俺はアノスの家の中に入った

 

 

 

アノス「何か忘れ物か?」

 

 

 

ウィリアム「まぁ、忘れ物は俺ってよりあの二人かな?」

 

 

 

アノス「お前も気付いていたか」

 

 

 

ウィリアム「ああ、もう少し様子を見ようかと思ってね」

 

 

 

それから10分程で俺は二人のもとに戻った

 

 

 

ウィリアム「いや、悪い悪いやっと見つかった」

 

 

 

サーシャ「遅いわよ!!、何してたの?」

 

 

 

ウィリアム「いや、ちょっとこれが見つからなくて」

 

 

 

俺は懐からあるものを取り出した、それはギーツの使うバックルの中でも特に強力なもの ブーストバックル、それをドライバーにはめずグリップを回す、すると

 

 

 

ブーストライカー

 

 

 

サーシャ「きゃ!」

 

 

 

ミーシャ「狐?」

 

 

 

ウィリアム「こいつの名前はブーストライカー、まぁ高速で動くゴーレムってところかな?、2人とも乗れよ」

 

 

 

そう言って俺はブーストライカーに跨がりエンジンを吹かす

 

 

 

サーシャ「…………こうかしら?」

 

 

 

ミーシャ「狭い」

 

 

 

流石に3人はキツかったか、まぁ大丈夫だろ

 

 

 

ウィリアム「じゃあしっかり捕まってろよ?」

 

 

 

サーシャ「え?」

 

 

 

ミーシャ「??」

 

 

 

すると一気に速度を上げた事でミーシャとサーシャの身体が揺れる後サーシャが何か言ってるけど風の影響で聞こえない

 

 

 

サーシャ「ちょっと~!!もっとスピード落としなさいよ~!!」

 

 

 

5分程でネクロン家の前に付き2人を下ろした、意外だったのがサーシャよりミーシャの方が復帰が早かったこと、まぁサーシャは何か言ってたしそれで余計な体力使ったんだろう、ミーシャに俺が見てるから家の人に伝えてくれと頼み了承されたのでサーシャの介抱をする

 

 

 

サーシャ「あ、あんた、今度覚えてなさいよ」

 

 

 

ウィリアム「悪い、あれでも結構ゆっくり走ったつもりなんだけど」

 

 

 

因みに先ほどのスピードは時速60キロ、割と普通だ、あ、サーシャ復活した

 

 

 

サーシャ「ふぅ、まぁ早く着いたのは確かね、一応お礼は言っておくは、ありがと」

 

 

 

ウィリアム「おう、じゃあな」

 

 

 

俺はブーストライカーに跨がった時サーシャが話しかけてきた

 

 

 

サーシャ「そういえば、次の大魔法教練の講師、七魔皇老のアイヴィス・ネクロンなのよ」

 

 

 

ウィリアム「へぇ」

 

 

 

サーシャ「へぇ、ってもっと何か反応あるでしょ、まぁ良いわ、それじゃありがと」

 

 

 

サーシャが行っちまった、いや、ごめん嘘、戻ってきた

 

 

 

サーシャ「ねえ、ウィリアム」

 

 

 

ウィリアム「何?」

 

 

 

サーシャ「もしも、もしも運命が決まっていたら、貴方はどうする?」

 

 

 

これは確か原作でアノスに聞いた質問だったな、あの時アノスは即答してたけど俺は何て言おう

 

 

 

ウィリアム「運命なら変えられるよ」

 

 

 

サーシャ「え?」

 

 

 

ウィリアム「俺は知ってる、運命を変えた1人の医者を、絶望から希望を見出だした魔法使いを」

 

 

 

サーシャ「運命が変えられると思う?」

 

 

 

おっと、これもアノスにした質問と同じだ

 

 

 

ウィリアム「自分1人では難しいかもね、でもその時は周りを頼れば良い」

 

 

 

サーシャ「え?」

 

 

 

ウィリアム「ふっ、どうしようもない絶望が迫った時、俺とアノスを頼れば良い、その時は、俺達が最後の希望だ

 

 

 

サーシャ「…………」

 

 

 

ウィリアム「じゃあな」

 

 

 

俺はブーストライカーを跳ばし自宅まで走り抜けた、その時のサーシャの声はエンジン音のせいで聞き取れなかった

 

 

 

サーシャ「…………最後の希望」




と言うことで今回はここまで次回もよろしくお願いします
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