ウィリアムがハナの拳に悶絶している間にアノスはゴルロアナのいる部屋に入りディードリッヒは帰ってしまった、悶絶から復帰したウィリアムはやることが無くふとハナがいることに疑問を抱く
ウィリアム「そういえば何でハナさんいるの?」
ハナ「え⁉、もしかして迷惑だった?」
ウィリアム「あ!!、いや!!そう言うことじゃなくて、その、今まで仮面ライダー以外でこうして来てくれた人っていなかったから………………ん?、でもオーナーも来てくれたしそうなると別に初めてって訳じゃ無いのか?」
ハナ「あの人はちょっと事情が特殊だから、良いんじゃないかな?私も普通の人よりはちょっと特殊だから」
ウィリアム「そっか」
ハナ「理由もなく此方に来ちゃった人もいるんだけどね」
ウィリアム「え?」
ハナ「時の王様が言ってたでしょ、仮面ライダーに関わりのあった人達がこの世界に来るって、その中には戦えない人達もかなりいるの、だから早く見付けてあげて」
ウィリアム「で、でも見付けてどうしたら」
ハナ「…………分からない、兎に角やってみて!!、何かあったら私達も力を貸すから」
ハナはそう言って時計を見ると慌てて扉を開き中に入る
ウィリアム「え⁉あ!!ちょ!!」
ウィリアムも慌てて追いかけ扉を開けるがそこにハナの姿は無かった
ウィリアム「はぁ、そう言えばハナさんってそう言う感じだったな」
ウィリアムは仕方無くアノスが戻ってくるまで待った
しばらくして扉が開きアノスが戻ってくる
ウィリアム「聞きたいことは聞けたか?」
アノス「ああ、痕跡神はリーガロンドロルと言う地下遺跡にいるらしい」
ウィリアム「ふぅん、じゃあ今から探すか?」
アノス「いや、今日はもう遅い。明日にしよう」
2人はそう段取りを決めるとサーシャとミーシャに合流する
ウィリアム「おっす、2人共、って何食ってんだ」
2人と合流すると2人は手に箱を持ち手には細い針の様な物を持ちモグモグとピンポン球程のサイズの球を口にしていた
サーシャ「あ!!、遅いわよ2人共!!、あんた達の分も食べちゃう所だったわ」
ミーシャ「………………凄く美味しい」
ウィリアムは2人が持っている箱の中身に驚く
ウィリアム「た、たこ焼き⁉、お前これどうした⁉」
サーシャ「え?」
ミーシャ「屋台を引いてるおばあちゃんを助けたらくれた」
ウィリアム「くれたって、お前これ、全部で40個はあるぞ?」
箱の数と残っている中身の大きさからウィリアムはそう考える
ウィリアム「それに、この箱の名前」
ウィリアムは箱の名前を見ると深く考え込む
ウィリアム「なぁ、これくれたばあちゃんってどっちに行ったか分かるか?」
ミーシャ「あっち」
ミーシャの指差した方を見ると少し遠いがそこに人集りが出来ていた
ウィリアム「ちょっと行ってくる、ここで待っててくれ」
ウィリアムはそう言うと返事も待たず走って行く
人集りの前に着くと疑念は確信に代わった、人集りの出来た屋台には【フーミン】の名前の登りが上がっていた、仕事を邪魔するわけには行かず人集りが一段落した所でウィリアムは屋台の店主に話し掛ける
ウィリアム「こんな時でも変わらないんですね、フミ婆」
フミ「あら、お客さんかい、いらっしゃい!!あんたも1つ食べていくかい?」
フミ婆と呼ばれた老女は嬉しそうに笑った